紙の本
科学の教科書に推薦
2015/12/26 23:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ottoさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな風に物理、化学、生物や歴史も教えてくれていたら、学校嫌いになることもなかったろうにと思う。
同じことを習っても、教科書に載るとつまらなくなるのか、文科省に偉い人、少しは考えてほしい。
数学者のガロアが20歳のときに決闘で死んだと若い肖像画とともに数学の教科書に載っていたのを思い出したが、それだけである。教師はガロアの短い生涯のうちに、数学的功績以外になにがあったのか無視である。ニュートンが錬金術に夢中になっていたとか、DNA二重らせんモデルのワトソン博士がノーベル賞メダルを競売にかけたとか逸話を交えて教えてくれたら、無味乾燥な科学が目の前に活きて立ち上がってくるような気がする。
「へー!」、「ふーん」一気に読める上下巻1000頁である。
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宇宙がどうやって出来上がったか、地球は今どういう状態なのかについて、その謎に対して過去から様々な人々が挑戦されてきました。その歴史を通じて、その謎に出来るだけ迫ろうという意欲的な著書だと思います。
上巻は、宇宙のでき方から現在の姿まで、地球について(大きさや年齢など)、原子、地球の内部のこと、など興味深い内容になっています。それぞれに対して、どんな人がどんな研究を行って何が分かったのか、非常に具体的に分かり易く書かれており、飽きることなく通読出来ました。宇宙や地球、原子について、その研究を知ることが出来ます。
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天文学も物理学も化学も地学も…とにかく色んなものがぎゅっと詰まった本。題の大きさ通りです。
フェルマーの最終定理からScience&history(新潮文庫)に惹かれたのですが、著者は違うもののやっぱり面白いです。(黄色のスピンも素敵です!)訳者もいいな〜と思う所もあり。(冗談をうまーく日本語的に訳している気がする)
私は何を専攻してるとか、むしろ文理とかもそんなの関係なく何でも面白い所は取り込みたいのでそれぞれおいしい所をかじるにはすごくいいと思います。難しいことは書いてないのでおすすめ。
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ロマンがある。面白い。すごい。もしサイモンシンのフェルマーの最終定理がお好みであればこれも気に入るであろう。
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科学の本なのにまったく眠くならない。
宇宙の構造や地球の構造、現代物理学の成り立ちなど今まで不思議に思っていたことをユーモアを持って科学者達に焦点を合わせながら説明してくれた本。
この事象に関しては現在ここまでしかわかっていないということもはっきりしているのも興味深い。
今まで読んだこういった本の中では一番おもしろかった。
著者が読者の知りたいこと、どうでもいいこと、何が難しいのかを熟慮して構成を考えてくれたことがとてもよくわかる。
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ときに驚き、ときに笑える(比喩ではなく一部のエピソードでは本読みながら本当にニヤニヤしてしまった)知っておきたい科学知識を様々なエピソードをちりばめることで面白おかしく読ませてくれる名著。
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タイトルの通り、内容は科学史全般である。
宇宙の始まりから地球の内部まで多岐にわたる。
特に目新しいトピックは見当たらないが、浅いけれど網羅的に内容を理解することができる。
数式もまったく出てこないので、読みやすい。
が、どうしても中途半端な感じが否めない。したがって、本書にて興味がわいたところがあれば、その分野の入門書を読むのが正しい使い方かと思う。
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時折、挟み込まれる科学者のエピソードがとても面白い。最終章では、地球が活きていることがよくわかります。
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科学者による様々な法則や発見、そして科学者どうしのいがみ合いの歴史。帯にある「137億年→1000ページで!」どうりの本。上巻は、宇宙創世、地球の大きさ、恐竜発見、物理学、プレートテクトニクス、地震、火山、etc.
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人類が知っている知恵が短編集のような感じでまとめられた一冊。分野も宇宙論・量子論・地球物理学・進化論・生命科学と、他分野に別れているので飽きずに読み進められ非常に面白かった。さらに、筆者は文系の人間らしいので、かみ砕いて描かれており分かりやすかった。
宇宙論から始まり、量子論に移り、自然な感じで地球の話に移り、その流れから自然・生命・人間の進化等々の話。
科学の話を完全に理解できないにしても、科学者一人一人のエピソードや科学の概略は理解できるので、入門書や自分の興味を探す本としては非常に良い一冊だった。これを片手に、もっと難しい科学の世界に足を踏み入れるのもいいのかもしれない。
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宇宙、量子、地球、生物、人類の成り立ちなど、科学のエッセンスをまとめたような読み物。
科学でこんなことがわかるんだよ!逆に、こんな身近なこともまだわかってないんだよ!と、読みやすく知的好奇心を刺激する名著だと思います。
翻訳も読みやすくていいね!
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科学に興味がない人も是非読んで欲しい。著者が科学畑ではない人なので、知識がない人向けの分かりやすい説明になっている。そして、最初から最後まで好奇心を刺激される発見が満載だ。
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ギョエーーーーーーーー難しいよーーーーーーーーーー
外国語訳独特の難しい言い回しというかになんどとなく苦しめられつつも上巻無事読破
愉快な科学者とロックな科学のお話
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高校生の時分、生物学は20世紀の科学で、化学物理学は19世紀の内容を教えていると言われた。この本を読むと、そもそも最近になるまで人類は多くのことを知らないままだったのだと気づかされる。
登場人物が多くて一度では全ては把握しきれないだろう。それでも、ある程度自然科学の進化と体系について俯瞰図を与えてくれるような気がした。
著者のフランクな語り口も素敵。
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今を生きている人は必読だと思います。自分と、生命と、宇宙の関係がそれなりに理解できると思いますよ。
難解な言葉や概念が出てきます。でも、科学と歴史の旅をする感じで、読み進めていくといいでしょう。
有名な科学者の人柄やスキャンダル的なことも適度に交えています。
科学者とは友達になりたくないですね。著名な作家もそうですが、どうも「普通」ではない。奇人、変人ですね。それがまた面白いのですが。