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【新型コロナは文明社会をどう変えたのか?】ノーベル賞学者2人を含む世界の頭脳が新型コロナの出口戦略と、人類文明への影響を分析。コロナ後の未来を見通すために必携の一冊。
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とくに、カタリン・カリコさんへのインタビュー(第2章m RNAワクチンが切り拓く可能性)が、一番印象的だった。
その次は、ポール・ナースさんの、「第3章生命とは何か?ウイルスとは何か?」が、興味深かった。
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mRNAワクチン開発に多大な貢献をしたカリコ氏の章が印象深かった。
一つの仮説を信じてひたすら研究を続けるのは、結果が出てる今だからこそ素晴らしいと言えるけど、苦労も多かっただろうと思う。
全体通して、コロナはもはや収束することはなさそうだが、テクノロジーの発展とともに社会様式や生活を変えて適応していくしかないと感じた。
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第1章 デジタル独裁主義の悪夢を阻むには―ユヴァル・ノア・ハラリ
第2章 mRNAワクチンが切り拓く可能性―カタリン・カリコ
第3章 生命とは何か?ウイルスとは何か?―ポール・ナース
第4章 コロナ後の働き方はハイブリッドワーク―リンダ・グラットン
第5章 未来の都市は「第三の場所」を求める―リチャード・フロリダ
第6章 GAFAの勝者アマゾンは医療を目指す―スコット・ギャロウェイ
第7章 コロナ後の「Gゼロの世界」―イアン・ブレマー
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日本の生きる道はアメリカにつくしかない。
切なすぎます。
自分で道が開けるようにコロナ後の未来を考えさせられる一冊でした。
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コロナ媧が社会に与えた影響を、複数の角度から考える切っ掛けを与えてくれる、とても興味深い本だった。掲載された先生方のそれぞれの本も読んでみたい。
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コロナ後の世界ついて、世界の著名な識者にインタビューしたもの。
私でも名前を知っているような人たちのインタビューです。そういう意味では興味深いですが、中で語られていることについては、それほど深いところまで語られてはいません。
それは、識者自身の著書ではなくて、本書の編者によるインタビューであったという事もあるのかもしれません。
ただ、最後のイアン・ブレマーのパートで、ロシアによるウクライナ侵攻が触れられているように、つい先ごろのインタビューをまとめたものの様です。そういう意味では、新鮮さという意味もあると思います。
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雑誌で見て少し気にはなっていたところ、図書館で見つけたので借りて読了。
雑学というか、プチ教養という感じに読み物として楽しませていただきました。
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権威主義体制と民主主義体制との比較及び中国覇権への対応、リモートと対面の比較及びライフスタイルの変化がメインテーマという印象。あとは、ワクチンとGAFA。
「未来」というより現状分析的で、日々の報道等に触れていれば内容的に目新しさはあまりないが、コロナがもたらした変化や課題を整理するには手頃な一冊。ただし、カリコ氏の自伝的話はアチコチでやってるので不要だったかな。
ちなみに前作ではトランプ再選を懸念している人が数名いたが、その懸念は払拭され、バイデンへの評価は概ね高い。という意味では、このシリーズは文春新書にしてはリベラル系に偏ってインタビューしているのではないかという印象もある。
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ユヴァルもカタリン・カリコもリンダ・グラットンもそれぞれの著書で読んだ内容と同一、さらには別著『未来を読む』でもオムニバス形式で同内容のインタビュー記事があったから、それらを読んでいる私にとっては、本著は重複内容だった。
勿論、中身がつまらないという事ではないが、そこに関しても、200ページ強の本に7人の知識人だから、1人30ページほど。インタビューも主著に対しての切り口なので、んー、浅い。リモート面談による取材?あるいは、台本があるような全世界で販売できるような完パケ?いずれも、ちょっと残念。
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コロナ後の未来に関する識者へのインタビュー集。幅広い分野を扱っており、内容は浅め。ただ、各分野での論点を手軽に把握するには有用。他の本との重複は多い点は注意。
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ユヴァル・ノア・ハラリは富の源泉がデータへと移り、これを支配する企業と国家がかつてない権力を持つことに警鐘を鳴らす。カタリン・カリコのmENA開発エピソードとタンパク質を自由に生成できることが人類にもたらす恩恵の可能性、ポール・ナースの生物の定義と生物学が実世界の多様性と格闘している学問であるという話、リンダ・グラットンの人生100年時代における個人と企業のあり方、リチャード・フロリダの労働の場ではなくコミュニケーションの場としての都市の再定義、スコット・ギャロウェイが看破するGAFAのうちの更なる勝者としてのAmazon(コストセクターを収益源に変えるビジネス力)とApple(垂直統合モデルと圧倒的なブランド力)の存在と結婚マッチング市場でも少数の高スペック男性の勝者総取り現象、イアン・ブレマーの説く絶対的パワーを持ってコントロールする勢力がいなくなったGゼロの世界(SNSによるアメリカ社会の分断深刻化がアメリカの内政へのリソース配分圧力となり対外関与を減少させる一方、中国は国際情勢をコントロールする存在になり得ていない)、いずれも興味深く面白く、一冊で多様な種類の知見と話題に触れることができた。
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歴史学者、ワクチン開発者、ノーベル賞受賞者、ビジネススクール教授、都市経済学者、大学院教授、国際政治学者(本物の)らへの、コロナに関するインタビューを集めた本だ。難しそうに思えたが、読んでみれば納得の中身。面白く、スラスラ読めた。理解できた気がするが、身についたかと言われれば、、、さてどうかな。
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2020年刊行した「コロナ後の世界」の続編。2022年刊行。コロナ後について、7人の専門家にインタビューした内容。中でもカタリン・カリコさんのmRNAワクチンを開発した話がおもしろかった。大発明だというものでも奇跡と偶然の上になりたっているのがよくわかった。
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<目次>
はじめに
第1章デジタル独裁主義の悪夢を阻むにはユヴァル・ノア・ハラリ
第2章mRNAワクチンが切り開く可能性カタリン・カリコ
第3章生命とはなにか?ワイルスとは何か?ポール・ナイス
第4章コロナ後の働き方はハイブリットワークリンダ・グラットン
第5章未来の都市は債3の場所を求めるリチャード・フロリダ
第6章GAFAの勝者アマゾンは医療を目指すスコット・ギャロウェイ
第7章コロナ後のGゼロの世界イアン・ブレマー
おありに
2020/7発行の”コロナ後の世界”の続編のインタビュー本。
2022/3発行。
リンダ・グラットン
P125 ~その人の人生が幸せであるか否かを左右する
最も大きな要素とは、(お金ではなく)温かい人間関係
だったのです。
リチャード・フロリダ
P134 ~都市は人と人がつながるための場所として機能
している~
P140 ~日本の工場は肉体労働だけでなく、一人ひとり
の知識や能力をフルに活用すること、~単に働く場所
ではなく、労働者を一人の人間として扱う新しい工場
だった。
P147 ~第3の場所とは、人と人がつながる場所
(以前はバーは教会、いまは再定義されつつある)
イアン・ブレマー
P185 ~中国はオミクロン株に勝てない
(その通りだった)
P197 米中冷戦になれば、~日本は米中の板挟みになり
日本経済は中国への依存度が高いので、身動きが
とれなくなる~日本はアメリカにつくしかない。
歴史的、民族的~日本と中国はお互いに信用できない。
P209 力の空白が生じた地域で紛争が多発する。
P214 日本こそが米中協調を促していく役割を担う
べきではないでしょうか。