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どの仕事でもそうだろうと思うのだが、フリーランスというのはその人によって全くやり方や考え方が違うものであって、しかも同じやり方は決してまね出来ないものである、ということを前提にして読みたい。
いろんな条件や制約、生来持っているものや経験値で本当それぞれ。
しかし、共通して言えるのは「行動すること」。それも「徹底的にこだわって動く」ことが道をひらく鍵である、ということ。というよりも「最初に」行動ありきなのだ、ということを改めて気付かされる。
あるひとりのフリーライターとしての生活を覗き見ることができた、ということで楽しめた。
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ここ最近、身体の調子が良くない。
なんだか、何もやる気がしないのだ。
あまりにも何もしなさ過ぎるから、
部屋はどんどんと散らかっていき、
それを眺めてはまた、余計にやる気を無くす。
読んだ本の感想を全部書く必要は無いのだけれど、
やっぱどんな時でも、書く癖を付けとかないとね。
この本はフリーライターになる秘訣などを書いているわけではなく、
著者自身のライター生活を面白く書いてある。
なのでライター入門書とは言いがたいが、
ライターを志す者なら、読んで損はないと思う。
エッセイとしては、面白く読ませていただいた。
以上・・・。
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10人ライターがいれば、10とおりのやり方やキャリアがあります。
私とはまったく違う分野のライターさんが書かれた本ですが、「なるほど、こういう仕事をしたいなら、こういうやり方があるのだな」と思うことがたくさんあり、参考になりました。
印象に残った言葉:
「継続は力なり」という言葉があるが、ライターの仕事はまさにこれにあたる。苦しくてもしがみついて、ライターとしてやっていくこと――それがライターとして生き残る最低の条件といえるのだ。(P70)
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フリーライターの仕事、収入、生活、適性など、この仕事のことがよく分かる。自分のペースで生活できたり、自分が掘り下げたい分野に関わることができる反面、生活は不安定で、実力や自己管理能力を問われるシビアな世界だ。1つの記事や1冊の本を仕上げる労力と情熱に、感服した。
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一応私も記事を納品したりしているので、もう「フリーWebライター」ではある。
しかし、お小遣いにもならない程度の稼ぎ。
こちらは2012年出版の本で、コロナ前の話だし、基本的に紙媒体のライターの話だった。
私は本当は紙媒体のライターになりたい。
でも今は紙媒体は本当に厳しい。
Webライターの仕事も、私の得意分野である伝統音楽に関するものなんてひとつもない。和モノのWebサイトにも片っ端から連絡をしてみたが、
「需要がないので(見てくれる人が少ないので)閉鎖予定」
「予算をこちらに回せないので、ボランティアでやってもらっている」
など。
もはや担当もいないのかサイトが残っているだけで、返信がないところも数しれず。
なので紙媒体でやれた時代はいいなぁと、思うばかりの本であった。
でもライターってこういう感じ、というのはよくわかる本だった。
私もそうありたいと思っている。