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紙の本
自由と多様性のために
2012/02/01 09:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうか - この投稿者のレビュー一覧を見る
大串夏身さんは、東京都立図書館に長く勤務され、多くの図書館・
レファレンスサービスなどについて、著作があります。「どのように
調べるか」と、「どのような情報が提供されると、どのような社会が
可能になるか」という、技術・情報についてと、社会論・構想の
両方の部分を含んだ本です。
特に公共・県立図書館の役割について、これまで・現状・これからを
考えさせられます。公的議事録を残す、ということについて感覚の
薄い日本において、官民ともにそのような意識を持っていくことで、
何が変わるのか。
公共図書館でどのような調べものができて、「プロ」がそれを専門的に
することで、どれだけ利用者の「時間や手間」というコストが省け、
その労力を他に振り向けることができるのか。
こういう考えが共有されていけば、「知」というものを楽しみ生産する
人が増えて、他人との違いに寛容な社会につながって行くのではないか、
と思わせる本。
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