紙の本
夏樹くん。
2022/04/24 09:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:showan - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の章で、まさかの夏樹くん登場。ということは、これから、彰良がコスプレしたドラキュラの本物作家が登場することもあり?ということ。異界との接点はますます大きくなり、もう一人の彰良の登場も増えて、彰良の身体はどうなっていくのでしょう。そして深町くんの存在意義も深まっていくのかと考えると、この先の展開への期待度が増します。まだまだ、彰良失踪の事実解明にも至っていませんし、それが解明されたときに、何をみせてくれるのか…。異界というものが一つとは限らないし、そこに少しの歪みがあれば、何重にも折り重なる異界も存在するのではないかと思うと、人間が作りだした偽の怪異とは対照的な本物の異界へあざなうストーリーを待ってしまいます。今回の夏樹の登場を見て、まだドラキュラ3部作を知らない方は、次の推察8が出る間にまず読んでみてください。
電子書籍
失踪事件
2024/04/23 06:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
大体が失踪事件というと、世間では神隠し、なんて言い方で、人間の仕業とはされないまま、事件化されないこともありますが、真相は殺人がらみであったりとか。と、思いながら読みました。深町くんが高槻准教授をサポート。
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いやー面白かった。
一気に読んでしまった。ただ最後の人魚の肉のお話はちょっと突飛なような気がするけど、別作品とのリンクは嬉しいし、沙絵の一生孤独という面ではこのお話のつながりは良かったかもしれない。
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彰良と尚哉の絆の強さが素晴らしい。
でも、今回は健司が活躍しなくて残念。
その代わり、あの人が登場したのにはびっくり。
健司が知ったら怒りそうだけど。
案外彰良とはうまくいく感じ?w
彰良の中の存在、その正体が気になる。
だんだん、登場頻度が増えてる気がして心配。
1章、2章ともに切ない。あの後、いい方向に進みますように。
3章は、ねぇ。なんというか。
合言葉は素敵なのになぁ。
さて、彰良の件の解決も近いのか。
完結は寂しいけど、彰良のために解決を願う。
それにしても、難波ってば、羨ましいぞw
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高槻彰良シリーズ7冊目にして、二人を捉えている物の正体がはっきりするか⁉️と思ったが、ビミョーでした。でも少しずつ近づいているような。次回はどんな展開になるのか、楽しみです。
ところで、最後は二人で鍋したのかなぁ?
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怪異色が更に強くなってきたが、それに伴い怪異と思われる事象の結末も重たくなってきた。彰良と尚弥の2人がちゃんと「此方側」に留まっていてくれてよかった。ただ、健ちゃんが出てくると安心する自分がいるので、今回はちょっと後半やや不安が募った。
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第一章「違う世界へ行く方法」第二章「沼のヌシ」第三章「人魚の肉」が収録されています。今回はすべての話でかつて怪異に巻き込まれてしまった高槻の内面や新たな力を身に着けてしまった深町の内面に踏み込まれた描き方がされており、人間であり続けてこの世界で生きていこうとする彼らの決意が示されていたと思います。第一章と第二章は現状から逃れたい、悲惨な出来事や秘密を夢物語にしたいという人の願いからの救済が描かれていた展開に対し、第三章では本物の怪異について触れられており展開の内容も若干他二編より異質な面が強調されていて面白かったです。
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尚哉くんの事で新たな事がわかると共に、その事で優しい彼が哀しい思いをしなければいいな、と思った7巻。
まだまだ核心部分は先のようでわからないけれど、少しづつ引き出されてくる部分にハラハラする。
けれど高槻先生との事も、難波くんや遠山さんなど、より確かに根付く温かな関係性もあるわけで。
やっぱり辛い思いをしてきた分、幸せになってほしい二人。
沙絵さんは相変わらず無敵だった(笑)。怖さも見せながら、あのお茶目な部分が魅力。
三章の事件はこれまでと違い、凄すぎ内容でしかもあっという間で理解が追いつかなかったんですが…いやもう…嫌過ぎる。うん。
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最初に同類に出会ったのが高槻ではなく、遠山だったら尚哉はどうなっていたんだろう?と思う場面と、遠山が猫に救われていると知るところは救いだったなぁと感じた。これまでも出てきた沙英が再び登場。えっ本当に!?っていう感じ。夏樹もまた出てきそうだし、登場人物がまた増えたなぁ。
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ついに夏樹くんが本編にがっつり(要は高槻先生や尚哉に)関わる展開に。
ますます「偽物」の怪異より「本物」色が強くなっていく本編である。
三編とも関わる謎は犯罪性のあるもので、前回のように怪異の「本物」がオチになるものはない。
ただ登場しない訳でもない。
「人魚」の話があり、かつ夏樹くんが出てくるのだから、あの人の再登場である。
しかも、あの人の語る話は何一つ尚哉くんの耳には歪みなく通る訳で。
その衝撃的な内容とともに、嘘でないことにも驚かされた。
やはり、あの人は「本物」だ。
人魚のもつ「境界性」
乗り物の閉鎖性から想像させる、その外の「異界」
そして、「ヌシ様」の謎に隠された悲しい過去。
今回も先生の講義を楽しく拝聴しつつ、それでいて軽くは読ませてはくれない、胸にずんっとくる話が印象的だった。
考えさせられることが多かったというか。
ただ怪異の謎に迫るだけでなく、大学生が抱える悩みや再開発時の地元民との軋轢など、リアルの世界でも通じる話題も出てきたからだろう。
本当に奥深い話である。
一方で、先生の中にいる「もう一人の先生」については、再登場のあの人を持ってしても正体が分からず。
それでいて登場頻度が上がっているのが不穏。
これ以上、夏樹くんの絡む案件にはなって欲しくないが、どうなっていくのだろう。
ますます尚哉くんに頑張ってもらわなくてはいけなくなる気がする。
彼が更に抱えてしまった能力も、どうやら「本物」のようなので。
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悲しい出来事と「怪異」の相性が良い。そのプラットフォームに、「真実の怪異」が絡む展開。これからどうなっていくのか。「真実の怪異」に関する物語が発するメッセージはなんなのか。今後の展開に期待したい。
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やっぱりおもしろいわ…
今回は人間の弱さ、怖さかな…
もうひとりの高槻先生は気になりますが、怪異は…ほとんど感じなかったかな…
思わせぶりもまぁ良しとしましょう!
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以前の登場人物と絡みながらその登場人物に会ったときとはまた違った会話、関係性になっていることが感じるようなストーリーで面白かった。
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今回は3つのお話。沙絵さんが第3章にしっかり出てきて、ということは当然、怪異もあり、現実を怪異に寄せてる事件もあり、どっちも楽しめます。2章では人生の先輩、遠山もしっかり登場。あと、Exで気になっていた林原刑事も登場し、今後の展開に期待です。
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タイトルでピンときたけど、さえさん出てきました!なかなかグロテスクな物語もこの作品になるとグロさ緩和されてちょうど良いです。
2022.5.25
76