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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリアスです。
真剣に女子高生に殺されたいと願う男性教師が願いを叶えるために行動?
ターゲットの女子高生は女子高生で悩みを抱え、いったいどうなるやら気になる。
電子書籍
パズルのような作品
2017/07/15 21:01
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投稿者:休暇旅行 - この投稿者のレビュー一覧を見る
星3つ「わりと好き」
古屋さんの名前はなんとなく知っていたものの、読んだのは初めて。
思春期男子的なねじれた性欲をモチーフにする背徳的な作風の方なのかな、と思っていたら、これはよくできたパズルのような作品でした(といっても「結末に意外な絵柄が出来上がる」という意味ではない)。
主人公の性癖も、その他キャラクターの抱える精神的問題も、狂的・変態的な描写には一切向かわず、作品全体のために奉仕する道具として冷徹に使い切られます。
本来ならどう転んでも狂気でしかないような主人公の偏執的計画性も、その方向での演出がないこととあいまって、むしろ無機質性、パズル性を高める方向に働いています(この主人公の計画性はほんとうにすごい。最終話冒頭の元彼女宛て郵便とかびっくりだわ)。これは意図的なものでしょう。
本書を読み終えて思ったのは、「背徳性」と「冒涜性」の違いということ。
同じ聖性を損なう行為でも、「背徳」はその聖性を十分に(ときに過剰に)信じているからこその裏返しの行為ですが、「冒涜」は聖性を微塵も感じていないからこそそれを破壊する行為なのではないかと思います。
主人公の背徳的な欲求を描く作品かと思わせる本書ですが、読み終えたとき印象に残るのは、キャラクターもその性癖・障害も、全てを道具のように使いこなす作者の冒涜的な手つき。
その意味ではややミスリーディングで、背徳性を求めているなら注意が必要ですが、本書の冷ややかな冒涜性もなかなか忘れがたい。他の作品もこんな風味なのかな?
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そんなまだ面白さがわからない、着目点は好き、二重人格ってのがありがち、絵があまり好きでない、2巻から期待。
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むっちゃ面白い……。女子高生に殺されたい欲望を"現実にしよう"とする狂気。想像くらいなら誰だってするけど……
濃い深いプロットだけでなくテンポや空気感もむちゃくちゃいい。いいですね……
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男性視点からの女子高生に対するいやらしい性癖のお話かと思っていましたが、ただ本当に殺されたいと思っているところがあっさりしていて好感がもてました。
時間発売が2016年とあったのでもっと早まってくれないかなと思うほど続きが楽しみです。
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久々、コミック新刊購入。
イイ意味でやってもぅた!
続きは来年か……。
正直、完結してから購入。一気読み向き。
次巻待つのが、焦れったくなる作り。
サスガは古屋兎丸。
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なかなかなタイトルですよ!
思わず買ってしまいました!
東山春人は高校教師で、
その高校のJKは佐々木真帆でお友だちが後藤あおい。
で、
佐々木真帆に恋してるDKは川原雪生君で、その高校にやってきた臨床心理士は深川五月さん。
深川五月は東山春人の元恋人なんです!
もちろん、
東山春人はオートアサシノフィリアなんでJK佐々木真帆に殺されたいのです!
と、
言うお話しなんですが、隠れキャラのカオリの存在がさぁ。。。
つか、
2巻出るの2016年だとう!
しかも完結するのかい!
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装丁が素敵だったので衝動買いしてみたところ古屋先生の作品で、主人公の異常性癖から次の展開がとても気になります。
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にぶい銀がベースとなって抑えられた色彩に、血の赤が差されている装丁がかっこいい。
ぶじ(?)殺されることができるのか、どういう結末になるのか予想がつかず楽しみです。
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少ない登場人物なのに、いっけんありがちぽい関係性なのに、ものすっごい広がり(ある意味、閉塞)を予感させる!
「自殺サークル」のもっと前、ダ・ヴィンチで投稿をネタにシュールな四コマのころから、描くものはかわらないけど、時代が兎丸に追い付いちゃったってかんじ?学校の人間関係と個の距離感、そかから派生する不道徳の定義。
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古屋先生の本領である死と性がねっとり絡まり合う題材を、きっと上下でライトにまとめようと。
しかしねとねとが本の隅から零れだしていると。
願わくはもっともっと。
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1巻読了。衝撃的なタイトルから変態主人公の妄想話かなーと想像して読み始めたのだけれど、主人公のみならず脇を固める女子高生達もみなクセモノで、ハラハラしながら読み進める感じ。引きこまれた。
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そういう性癖の方も居るということ。
ただのロリコンとかとはちょっと違う。
美しいものにあるいは汚いものに
汚して欲しいという、
こういった狂気を描写する
兎丸先生の画力は素晴らしい。
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ごく普通の高校教師にしか見えない主人公の女子高生に殺されたいという異常性癖と心に抱える闇がとてもリアルで恐怖を煽られました。僕にとって吉良吉影以来のゾクゾクとした恐怖を感じる事が出来ました。2016年に2巻が出るということなので今から楽しみにしています。久し振りのブラックな古屋兎丸の世界をとことん楽しみたいです。
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んー…まあ、フェチのお話でしたねぇ…。僕もJKは好きですけれども、さすがに殺されたくはないです(笑)
こういう作品のスタイルを何というんでしょうか…それぞれの登場人物の視点から物語が綴られていきます…群像劇? といった方が良いんでしょうか…。
まあ、二巻で完結みたいなので続きを待ちましょう…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー