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ショートケーキをめぐるハートフル短編集ですね。
倒れないようにケーキを持ち運ぶとき人間はわずかに天使
岡野大嗣
『玄関の除き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』
(ナナロク社刊、木下龍也氏との共著)収録
この短歌にインスピレーションを受けて、出来上がった物語だそうです。
五作の連作短編集が、坂木さんの名調子で綴られています。
私もショートケーキは大好きで、家族の誕生日は必ずケーキ屋さんを訪れて、あれこれ悩んで結局はショートケーキにしてしまいます。
何歳になろうと、実はショートケーキを食べたい一途な想いからケーキ屋さんに佇む私は、この小説に限りない愛着を覚えました。
坂木さんのスイーツ小説は良いですね。読んでいると、またまたショートケーキが欲しくなりましたが、糖尿の予備軍でもあるので、誕生日だけにします。(三人家族なので年三回ですが、寂しいので亡き父の誕生日と家族の記念日も……)
今年初めて、ショートケーキの小さなホールを買って食べました。この小説にもその話が(ショートケーキのホール)出てきて、思わず感動を共有してしまいました。
赤ちゃんの子育ての話も出てきます。私は赤ちゃんも好きなので楽しい時間を持てました。
小説の感想が、後回しになっています。
とにかく面白いです。人情感あふれるやさしい涙も誘う、心穏やかになれる物語です。
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坂木司に溢れた一冊だった…
本当に好きだなぁ。
いい感じにそれぞれの話が繋がっていて、この話の主人公はあの話だとどの人なんだろうと思いながら読んでた。
めちゃくちゃ感動する訳でもないけど、どこか安心する感じとか、くすりと笑えるところは坂木司さんの小説だなぁ、って思った。
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ショートケーキが売れ残ることはない。だから
バイト割引で買って帰れるのはもっぱら安めの
ケーキだ…。表題作など、誰からも愛される
ケーキをめぐる5つの物語を収録。
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購入本。著者の作品が好きなので。
ハードな作品や長編、古典ものを読んだ後に読んだからか、いつにも増して文体がライトになっているイメージ。
あまり普段本を読まない人が、より楽しく読めるかも。そう思うと今作は、それぞれの主人公が10〜40代くらいの広きにわたっているので、各世代の視点からものごとを見つめられる機会になって良いと思う。
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安心できる坂木さんの作品。
主人公がつながっていくのが楽しかったです。
でも、もう少し長めのお話も読みたいなと思いました。
とにかく、ショートケーキが食べたくなりました!
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短編が5本。ほどよくそれぞれの話がつながっている。辛い時や嬉しい時にケーキは身近にある魔法の食べ物なのかもと思った。ショートケーキ食べたい。カットじゃなくて小さいホールで
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コージーコーナーに今すぐ行きたい(深夜ですが)。と読んだ人の2人に1人は思ったでしょう。
ショートケーキに纏わる短編集。
経理さんとその弟がとても良い関係だったんだなとそれぞれの短編集を通してしみじみ伝わってきました。
疲れた時に無表情でコージーコナーに寄ってくる人達の気持ち、働く人なら激しく分かる。高いケーキ屋さんでもコンビニスイーツでもない良い塩梅のケーキが疲れてる時に求めたくなるんですよね。
ホールのケーキを食べる機会は減ったなぁ…私の地元にはコージーコナーないんだよなぁ…ケーキの紹介の文章が出てきて思わずホームページ検索しましたよ…美味しそう…
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発売前から、読もうと思っていた本!たしかにショートケーキは他のケーキよりお祝い感があって、ケーキといえば思い浮かぶ。どのお話もショートケーキにまつわるお話だったが、日常のちょっとしたお話で一気に読んでしまった。甘くて少し酸っぱい。ぴったりの言葉だと思いした!
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ケーキにまつわる連作短編集。
微笑ましいストーリーにほっこりするので何度も読み返したくなる。
特に「ままならない」が良かった。
仕事で疲れて帰る途中に見かけて衝動買いしたことも頑張った自分へのご褒美にしたこともある。
確かにケーキに救われているなあ、としみじみ思った。
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これはこの本の感想ではないかもだけど。
登場人物と私は境遇も違うし「その人」ではないんだけど、共感できるというか…人は皆同じではなく、でもそれぞれが悩みを持ち、重いも軽いもなく、それぞれが乗り越え方を探したり見ないふりをしたり距離を置いたりして自分なりのつきあい方を模索して生きてるんだなって思う。
本の感想は…とにかくかわいい!!登場人物をぎゅーっとしたくなる。
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「和菓子のアン」の坂木司さんの作品。
どの短編も主人公の日々と気持ちを穏やかに、さりげなく描いていてとても読みやすい。
日常だから劇的なことは起こらない。でもちょっとしたことで前向きになったり、希望が見えたり、読んでいてほっこりするお話でした。
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独立しているがゆるやかに繋がる各話。どれも大きな事件は起こらず穏やかで、悪い人も出てこなくてみんな(時々勘違いやすれ違いもあるが)思いやりがあって優しい。
何か小さな努力を怠らないようにしようと前向きな気持ちになる一冊だった。
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描写がリアルで複雑、ショートケーキを買いたくなった。
もうすぐ、私も失われたホールケーキの会に入会かなぁ...
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それこそ、ショートケーキがケーキの中で一番好きな私は、大好きな坂木さんだし、タイトルだけで即買いしてしまいました。
坂木さんらしく、甘々だけじゃない展開だけど、でも、読後感はほんわかで。満足でした。
追い苺は、ちょっとやってみたい。
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昔読んだ「和菓子のアン」がそんなに合わないと感じてから、読んでこなかった坂木司さん。でも私のグルメ小説ブームにおいて、避けるわけにはいかず読んでみました。大好きな「ショートケーキ」にまつわるお話…。
どうして合わないって思ったんだろう?というくらい読みやすくていい小説でした!一番好きなのは「ホール」って本かなあ。「ままならない」は、お母さんって本当に大変なんだ…。と勉強になった。
ワンホールのケーキを定期的に一緒に買って、つっつくの楽しそうだなあ…。
死ぬまでにワンホールケーキを1人で食べてみたいです!いやあタルトも食べたいなあ…。でもタルトをワンホールとなると、結構顎の持久力が試されそうなので顎を鍛えておこうと思います笑笑