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スマホ以降、コミュニケーション環境はどう劇変したか
私たちの購買心理:進化心理学からのアプローチ
SNSが変える情報の広がり方―その変遷と現在
インフルエンサーの隆盛がもたらすもの
SNSによるマーケティングのコペルニクス的転回
コミュニケーションの主戦場は動画(ムービー)へ
TikTokインパクト
ユーザーが夢中になるTikTokの3つの価値
TikTokが革新するエンタテインメントのかたち
TikTokクリエイターがこっそり明かすバズ動画のコツ
TikTokを活用したブランドコミュニケーション―あるいは、「TikTok売れ」の解明
ショートムービー時代の見取り図と羅針盤―そしてSNSのネクストフェーズへ
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現役電通研究員によるSNSマーケティング。
非常に面白いです。
様々な図説から読み解く提案がここかしこに。
「GDPに計測されない~~モノを買わない消費」
「受動的(AIDMA)でも能動的(AISAS)でもない、
中動的な情報との出会い(ALSAS)」
「人々が情報を探す時代から情報が人々を探す時代」
などなど。
デジタルマーケティング上でSNSの在り方、
UGCとの向き合い方など
体系的に学ぶことができる。
多少表現が拙い箇所もあるが
初めての著作(おそらく)なので
今後も新作が発行された際には読んでみたいと
思います。
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マーケティングの世界が変わってきている。テレビ離れが話題になってずいぶんたつ。
日本の情報接触は世代別に見ると3つのブロックに分かれると著者は指摘している。
50代、60代ではテレビやラジオといった従来型のメディアが主流だが、40代以下になると変化が出る。ネット・デジタル、動画・音声、SNS・ブログなどの割合が大きくなる。
しかし、10代が示す傾向はどの世代とも異なると述べている。
SNS・動画の占める割合が一番多く、動画のシェアが他世代に比べて大きい。
商品やサービスを提供する側もそれに合わせて変化する必要がある。
どうせ若者の間だけの話だろうと思っていると大変なことになる。この傾向が続けば、情報源がSNS主体になり、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌は場合によっては絶滅危惧種になる可能性だって考えられる。
「世の中は適応度の見せびらかしでできている」と述べている。
SNSは自分がいいと思ったものを自由に載せることができる。
「インスタ映え」なんていう言葉が定着するには理由があった。
SNSと言っても、それぞれ個性がある。著者は次のように例えている。
Instagramは、その人の家や部屋に遊びに行く
Twitterは、みんなが何をしてるかを見に広場へ
Facebookは、パーティー会場での社交
Tiktokは、自分の長所・特技を披露するステージ
このように違いがはっきりしている。
アフターコロナ社会はビデオコミュニケーションの重要性がいま以上に高まると述べている。
これからSNSがどのように発展していき、人のコミュケーションのとり方や情報の受け取り方がどうなっていくのか気になる。
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エコーチェンバー的な弊害もあるかもしれないが、現代人、特に若者世代は良くも悪くも生活の中心がスマホで、尚且つリコメンド機能により個人に最適化された情報を元に、所属するコミュニティを決めたり購入するものを決めたり価値観を醸成したりする。その判断に大いに影響するのが動画でありひいてはTikTokだよという話。TikToKにはとりあえず踊ってる動画を投稿すればいいと思ってる人にこそ読んで欲しい。
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タイトルだけ見るとTikTokなどショートムービーでフォロワーを増やしたい人のための攻略本かと思ってしまうが、そんな薄っぺらい一過性の本ではなかった。
マーケティングの歴史、SNSの歴史、行動心理学、デジタル化とコミュニケーション方法の変遷など、過去の研究を基礎から体系的に紐解き、現在起きているショートムービー隆盛という状況の意味を読み解く内容。
ショートムービーに限らず、デジタル上で消費者とコミュニケーションを取る上で必要なものの見方・考え方を教えてくれる研究書だと感じた。
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ビジネスはもちろん、学術的な議論も出てくる。これが読めるかどうかが、知的体力が備わってるかどうかの試金石になり得ると感じました。ぜひお試しください。
SNSマーケティングの動向についてたっぷり概観できる1冊でした。
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SNSなどネットで副業してまたい人はとりあえず読んでみるとざっくりわかる本。成功している人のバズに関する体験談が良かった。
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インフルエンサー影響層が一般層より、購入決定までの検討回数が多いというのはなるほどだった。
そして、今TikTokのおかげで書籍が売れたりしているというのは、すごいと思った。