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投稿者:狂ったチワワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
良くも悪くも本人を連想させて、芸能界ってこんなとこだぞ
と言ってくれているようでとても良かった。
人を選ぶ作品であり、経営者(個人事業主)の目線を持っていれば
楽しめる作品でもある。
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図書館で借りて読んだ!
なんかTwitterのタイムラインに急に出てきて、気になってたんだよね~
でも読んだらマジで性交の話ばっかりだった
ラストめちゃくちゃ「どうなるの!?どうなるの!?」って読んでたのに夢の中みたいな感じで終わっちゃった
自伝的小説っぽい話だから、「せっかくいっぱいセクースしたし忘れないように書いとくか!!」って感じなのかなぁ。
読み終わった時は頭の中で
目に見えるものが真実とは限らない。
なにが本当でなにが嘘か。
成功者Kは存在するのか。彼の体験は事実だったのか虚構だったのか。私たちが読んでいたものは果たして?
真実は作者だけが知っている。コンフィデンスマンの世界へようこそ。
って流れてましたね。
でもP51の「尻の谷間、アヌスに触れるか触れないかの箇所から金玉袋の裏筋あたりまでをどうやっているのかわからない舌さばきで舐められ、Kはマットレスの上に崩れ落ちた。」という文章は非常に良かった。
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描かれていた内容が現実だったのか、妄想だったのか。
最後、終わり方が曖昧で中途半端だったかな。
この物語とはノンフィクションなのではないかと思うくらいリアルで生々しい有名人の実態が描かれている。
後半で、「小説はありのままのことを書こう」という編集者の言葉もあって、さらに現実的な感じがした。
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主人公の自己認識が狂っていって、何が現実で何が妄想なのかわからなくなって終わる作品。
P.332の編集者の言葉
『(前略)というか、もうひょっとして、Kくんの現実は書き換えられてしまっているんじゃないか?』
というのが答えなんじゃないかと思っている。
自分が書いた小説世界に現実が飲み込まれてしまう男の話。
違うかな。あとでみんなの感想をチェックしてみよっと。
内容自体は同じことを繰り返し読んでいるような感じなんだけど、妙に読みやすいのでそのまま読み続けてしまう。
執拗に繰り返される女漁り・セックス描写とか、読んでて虚無の時間なんだけど。
でもそれが作中に頻出する「成功者K」という呼び名と合わさって、皮肉というか、虚しさというか、なんとも薄ら寒い気持ちにさせてくれるので、これは……わざとやってるのかな?
主人公=羽田圭介と思わせていることで、キャラクターの描写・説明をメディアで認識されている自分と同一視させて済ますというのは上手いけどズルくもある(笑
けど、突然、主人公のイニシャルがK.Kであると明かされて違和感を一つ仕込まれる。
そこから徐々に物語にきな臭さが加わってきて、主人公=羽田圭介という読者の認識にも疑問符が付くようになり、ゆっくりゆっくり物語が進む、と、そんな感じのお話でした。
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内容や描写に好き嫌いはあるでしょうが、ユーモア(文体)と途中からの展開が面白く、時折ズーンとなりながらもするする読んでしまう 中原昌也みのあるダジャレなの‥?ってタイトルも面白
業界に勤める人はどう感じて読んだのか、感想を聞いてみたい
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最後数ページで一気に面白さが込み上げ、総体的に面白かったなと感じだけれど、読後数日たってまったく心に残っていない。
自己の内省にばかり話が向けられていて、それを読者に見せつけただけで終わる、といった印象。
マチズモ的な表現も多く、成功していない女性からすると、うーんって感じ。
2015年に芥川賞を受賞されて、本作が2017年に刊行とのことなので、リアルタイムで読んでいたらまた違った感想だったのかもしれない。
2024年に読了したうえに、普段テレビも見ないし芸能ニュースも読まない私には「芥川賞をとった人だよ」と本を読まない人にも認知させるテレビの力に驚き。
ここまで知名度あがる? とちょっと懐疑的。
ただ、そんな私の疑問と本作の筋とは関係のないことなので一旦おいておくとしても。
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芥川賞を取った小説家Kがテレビに出て有名になり何人の女性と付き合ったりした。最後の終わり方はインパクトが弱いが!実話なのか?小説なのか?作者は割とイケメンだから、実話だと思おうwww