紙の本
春にぴったり
2024/03/08 14:18
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校一年生の最初の教科書に出てくるような、春にぴったり、音読にもぴったりの絵本。えがしらみちこさんのかわいい絵と優しい言葉が心地よく、何度でも読みたくなります。
紙の本
はるかぜさんぽ
2019/04/23 11:01
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
さわやかな絵本です。女の子が、とっても可愛くて癒されますね。娘と一緒に、お散歩に行きたくなってきます。
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春見つけのおさんぽ。淡い色のイラストが可愛い。
おさんぽシリーズとして、あめふり、ゆきみち、さんさん(夏?)さんぽがある。
未就学児むけかな
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はるかぜさんぽ。
かわいい女の子が春のお花の中を
一人でおさんぽしています。
でも、帰る時は…。
はるのうきうき感が感じられます。
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まるで、春の初心者のこどもたちに、春の楽しみ方を伝える一冊。春を感じる目や耳や肌というもの、春の色、春を表現する言葉、感覚、、、。春という季節で散歩を楽しむということを、みずみずしい絵と言葉とともに教えてくれます。
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ちょんちょんちょん てくてく オノマトペが心地よく響く一冊。
絵がとにかく可愛らしくて、綿毛を追いかけた少女を上からの視点で描いてるページは特にお気に入り。
最後に猫ちゃんと帰るのも、また良い。
男の子も楽しんでみてくれた。
3歳以上 4月 2分30秒
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全てが友達。
敵はいない。
怖いものもない。
安心して草原で眠れるのって素敵です。
大きくなると色々考えすぎてしまうのかもしれない。
全部友達ではなくなってしまうのかもしれない。
貴重な時間。
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【母セレクト】
ほんわかしたやさしい絵と
読みやすい字体と文字数なので
自然と子どもが自分で読み始めた◎
ひらがな覚えた頃にオススメ☆
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楽しいおさんぽ.子どもの目線で出会う花やシャボン玉やダンゴムシ,ちょんちょんちょんとさわるところがとてもかわいい.
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えがらしみちこさんのかわいらしい絵、大好きです。
こちらはおさんぽシリーズ第4弾。
他に『あめふりさんぽ』『さんさんさんぽ』『ゆきみちさんぽ』があります。
3月下旬から5月初旬頃の雰囲気がする、お花がいっぱいの絵本です。
ふんわりふわふわ、そよそよさわさわ…
ああ、この空気感、春が待ち遠しい~と思う私。
その傍らで「あかん、鼻がむずむずしそう」と言う花粉症の長女。
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3y0m
度々この本を出してきては、表紙のタイトルをなぞりながら「は、る、か、ぜ、さ、ん、ぽ、て書いてる」と言う。「はるかぜさんぽ」という言葉が気に入ったよう。
ちょうど桜のシーズンだったのでお花見に行ったり街中に咲いてる桜を見つけたりすると、「はるかぜさんぽみたいにちょんちょんしたいー!」と絵本を真似て花を優しくちょんちょんと触る姿にほっこり。
春の訪れをほっこり実感して楽しめる絵本。
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えがしらみちこさんの描く子どもの絵は、何度見ても、思わず微笑んでしまうような、淡い水彩の素朴さもあって、心をほっと和ませてくれる、そんな安心感に満ち溢れていて、教科書の挿絵を多く手がけているのも納得の親しみやすさです。
それは本書に於いても、女の子の柔らかく丸っとした頬や、赤みがかったひざ小僧の愛らしさに加えて、体全体でめいいっぱい表現する健気さには、思わず絵本の世界に入り込んでしまいそうな一体感を覚えます。
お気に入りのワンピースを着て、新しい靴をはく様子から、女の子の散歩に対する大きな期待感を抱かせられて、それは、何も無い殺風景な玄関から一変して、目にも鮮やかな緑が一面に広がる自然の世界へと踏み出す、場面転換からも窺わせる、今日はどんな素敵な驚きが待っているのだろうという、そんな期待感でいっぱい。
絵を邪魔しない短く簡潔な文章と、リズミカルなオノマトペにのせて、ひとつひとつの発見に対する自然な反応をとても丁寧に描いており、読み聞かせは2歳頃から、一人読みは5歳頃からの表記のとおり、女の子の等身大の眼差しを通した、いろんなものとの出会いを楽しむ様子を瑞々しく描いています。
それから、「はるさんぽ」ではなく、「はるかぜさんぽ」というタイトルに込められた意味、それは扉絵の、開け放った窓から吹き込む風に誘われるように、女の子が思わず出掛けたくなる、そんな爽やかな心地好い雰囲気の風と一緒に散歩をするイメージを、表したかったのかもしれません。
そして、本編に於いては、風を目に見える形で描写している場面と、目に見えなくてもそれを感じられる描写の場面と使い分けていて、前者は、それが女の子に話しかけているような心の声を、後者は、ふわふわと穏やかなのんびりした感じを表している、そうした心地好いムードが、女の子の散歩をさらに楽しいものにしているように思われたのが、なんとも印象深く、そんなのどかな雰囲気に、思わず寝転がりたくなるのも分かるような、その絵の、風や自然の動植物たちと女の子が一体化した様には、いつまでも世界がこのような形であればいいなと感じさせる、決して誰にも邪魔させない幸福感に充ち満ちています。
また、始まりと終わりで見事に繋がった、物語としての面白さも、しっかりと考えられている、そんな本書(2017年作)は、「おさんぽシリーズ」の4作目であり、前の3作品も是非読みたくなりました。