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北海道に関わるなら読んでおかねばと思い読了。スタートアップの情報だけでなく、公共交通網、ホテル、観光協会、地下歩道などなど、これ一冊で外観をつかむことができる。深入りすると怖そうな内容もあるが、良い勉強になりました。さて、これを活かせるかどうか。
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書評で知る。
日経新聞北海道版に掲載されていた記事の再編集版。
200万都市で5mも降雪がある世界でもほぼ唯一の街「札幌」
その将来像を「教育」「コロナ」「観光」「交通」「オリンピック」の切り口で考察している。
首都圏や本州の大都市に行かなければわからないが、札幌の交通網の連携不足には閉口する。
JR、地下鉄、市電、バスがもう好き勝手に走り、ほぼ連携していない。
観光についても「大通」「すすきの」「定山渓」と三つの観光協会があり、それぞれ連携することなくバラバラで動いている。
スタンドアローンコンプレックスでもあるまいし、少しは連携しようよ。
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日本経済新聞の2020年夏からスタートした、北海道の未来に関する連載記事を再構成した一冊。
2019年末から流行したコロナを逆バネにして、北海道・札幌が持っている現実のメリットとデメリットを丁寧に洗いだしている。
また過去も振り返りながら、現在北海道内外で活躍する政治家や財界人といったキーパーソンにインタビューをし、北海道・札幌の未来に対する提言をまとめている。
教育から開発、観光、2030札幌オリンピックまで現状を踏まえ、日本経済新聞らしく北海道内の有力企業にも取材し、これからの開発計画も含めた前向きで夢のある一冊になっている。
最近札幌市がオリンピックの招致活動に急ブレーキをかけた事が心配ではあるが、 北海道民が前向きになれる一冊である。
北海道民には、是非読んでほしい。