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マーケティングに必要な技法(テクニカルな面)と、マーケティングにあたってユーザー側の理解(ハート)について書かれていた。
定性分析→定量分析の順番で分析する、ランチェスター戦略につながる話もあり、このあたりはどんな局面でも一緒なんだなと思った。
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株主総会で知らないが大丈夫か?は褒め言葉
ターゲットユーザーにだけ届いてるってこと
ABXテスト
求めるCPAを超えてなかったら、マシな方を選んでも意味ない、Xを考えないといけない
てのは気づき
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WHO/WHAT/HOWのフレームワークを基本としながらそこからどう深掘りするかを教えてくれる本。そしてマーケターは目の前に消費者がいて、尋ねられることを想定して、商品を理解する必要があるやクリエイティブの案は100個出すなど心構え的なことも。折を見て読み返したい名作。
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WEBマーケティングの、技術というよりは考え方に近いハウツー。
著者の持論として強めの論調ではあるが、違和感はなく真っ当で基本的なことを明確に解いていると感じた。読んで自身で納得する上では良いが、誰かを説得する材料には使えなさそう。信念を持ってマーケティングしていきたい。
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ファンダメンタルズ部分に書いてあることがすべてよ
誰に
何を
どのように伝えるか
これしかないね
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会社員、マーケティング初心者の感想です。
WEBマーケティングが主体ではあるが、製品を売る、サービスを売る、全ての人が知っておくべき内容だと思う。
だれに
なにを
どのように売るのか。
当たり前のようなキーワードであるが
そこをどこまで深掘りできるか。
また、都合の良いデータではなく、悪いデータにも向き合っていけるか、それを繰り返していけるかの重要性を考えさせられる。
個人的には他の人にも薦めたい。
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独自のデジタルマーケティングで
業績を伸ばす北の達人コーポレーション社長の著作。
恐れ入りました。
大上段に構えるマーケティング理論ではなく
現場の隅の隅までやり上げたからこそ
生まれる筆圧です。
デジタルマーケティングとかITベンチャーとか
聞こえはいいけど、現場は熾烈かつ強烈。
それをやり遂げたからこそのお話です。
1000円を1300円にできる努力をしよう。
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株式投資の用語である。ファンダメンタルズとテクニカルと言う用語を使ってウェブマーケティングのやり方について解説してある。
適切なターゲティングをし利益が出ることを考える。とにかくクリックしてもらえばいいと思って、たくさんお金をかければ広告による売り上げは上がるかもしれないが、コストもその分かかってしまい、結局会社のためにならない。
大切なのは、適切に必要な人に刺さる広告を出すことで、利益の上がるマーケティングをすることだ。
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今の私にはすごく必要かと言われるとそうでもなかった。 マーケッターからの視点がたくさんあったので参考にはなりました。見てもらえる視点、言葉選びは自社製品をよく知ることが必須ですね
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木下さんの会社、北の達人コーポレーションのマーケティング業務マニュアル的な本。決して目新しいことが書かれているわけではない。強いて言えば、ファンダメンタルズという投資家用語でマーケティングや戦略論をWordingしている点が新鮮だった。
本書に記されているわけでは無いが、特に印象的だったのは、木下さんがこの本を出版した目的をPIVOT(Youtube番組)インタビューで「採用のため」と語っていたことだった。引く手数多な優秀な人材に興味を持ってもらうために惜しげもなくノウハウを共有している。まさにオープン・イノベーション。ダルビッシュ投手も同じ視点でYoutubeでノウハウを公開しているのは有名。木下さんが築いてきたスキルを「(これから入社する)あなたの力でより洗練してほしい!」というメッセージに共鳴した人たちが同社の扉を叩くのだろう。新卒でリクルートに入社し、採用広告の現場で一流企業や成長途中の企業の採用担当者らと知恵を絞ってきた経験が生かされている。
北の達人コーポレーションは、北海道新興市場アンビシャスから始まり、東証一部上場まで史上初となる4年連続上場を果たしてきた地方発の有望株だ。大企業の歯車ではなく、自分の力で切り開きたい若者は木下さんの会社の扉を叩くと良いと思う。
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◆「誰に」「何を」は車の両輪
→コンセプトワークがきっちりしており、この2つが明確に決まっていれば、ストレートな表現でもユーザーのこころにきっちり刺さる。
→ターゲット外の人にはなぜ当たっているかがわからないため、競合会社に模倣されるリスクが極端に少なくなる。
◆広告は作品でなく、あくまでも事業戦略の一部
→認知度と好感度に対して、売上はそこまで連動しない。さらに言うと、利益はほば無関係だ。
◆顧客インタビュー
→インサイト(真に購買へ突き動かしている要因、深層心理)を理解しながらキーワードを確認する
◆ユーザーニーズの9段階分類
1 対策の必要性に気づいていない。
2 対策の必要性に気づいてはいるが、「悩みや痛みは一時的なもの」だと思っている。
3 対策の必要性を自覚しているし、悩みや痛みは一時的なものではないと思っているが、何も手を打っていない(探してもいない)。
4 対策をいろいろ検討し始めている。
5 対策をいろいろ検討して、かなり詳しい状態。
6 対策の手を打ち始めた(何らかの商品を買った)。
7 既にお気に入りの対策のための商品があり、満足している。
8 お気に入りの商品はあるが、「他にもっと良いものはないか」と思っている。
9 いろいろ使ったが、結局満足するものはなかった。
◆商品起点の10段階分類
1 (そのジャンルの商品自体を)知らない。
2 知っているが、そこまで興味はわかず、使ったことはない。
3 知っているが、使いたくないと思っている。
4 いつかは使いたいと思っているが、使ったことはない。
5 以前は使っていたが、今は使っていない(また使うかもしれない)。
6 以前は使っていたが、今はやめており、今後も使う気はない。
7 今も使っているが、良いものがあれば乗り換えてもよい。
8 今も使っているが、可もなく不可もなく、今のところ替える気もない。
9 今も使っており、満足しているので替える気がない。
10 そのジャンルの商品が好きで、いろいろ試したい。
◆ペルソナ設定の誤解
→強みや利益を起点に、最大公約数的に設定すべき
→細かなペルソナ設定はプロダクト用ではなくメディア用
→メディアは条件にひとつでも当てはまればターゲットになる
→プロダクトは条件が多いほどターゲットが狭くなる
◆USP(Unique Selling Proposition/独自の強み)
①他社商品にはないor今までになかった便益を与えられる
② 他社商品よりも高い便益を与えられる
③実績、権威性などの付加価値がある
④金銭的お得感がある
→ブルーオーシャンは①から順に(ex.iPhone)
◆王道の文章構成フォーム
①結論
「今日はセールのお知らせです」
②否定(会話文)
「でも、それっていつもの商品と同じじゃないの?」
③肯定
「これが、今までの商品とは全く違うんです」
④自分の意見
「使ってみると、しっくり手になじむんです」
⑤煽り
「セール終了まで、あと72時間です」
◆マイクロコピー
・「お1人様2個まで」→2個買うように
・「注文する」→「試してみる」→「試してみる」クリック率がそれぞれ1.2倍
◆他社広告の分析方法
・なぜこの広告に目が留まったのか(画像?コピー?)
・なぜこの広告を読もうと思ったのか (画像の正体が知りたい?コピーの続きが気になる?)
・なぜこの広告をクリックしようと思ったのか (文章で興味を持った?結論が書いてなかった?)
◆売れるLP=文字が多く、長いLP
→「文字が多く、長いLP」は最後まで見られることは少ないが、最後まで見られると購入率が高い
◆ABテスト
前提 : 「どれが良いかわからないからユーザーに選んでもらう」のではない。「仮説が正しいか、複数の仮説の中でどれが最も正解に近いか」を判断するためのもの。
①「何を言うか?」
→100ネタから厳選した3〜5でテストする
②「どう言うか?」
→10個作り、自信のあるものからテスト
◆データはあくまでもデータ。なぜそのようなデータになったのか?という人間の気持ちを理解しなければ、独りよがりの解にたどり着く。
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デジタルマーケティングだけをやっている人間は単なるデジタルオペレーターだと言ってバッサリ切り捨てる著者。北の達人という人気ECを運営しているが、元々はリクルート出身である。
タイトルのファンダメンタルズとテクニカルは、元々投資の世界で銘柄分析をする際に使われる用語を当てはめたという。ネットトレーディングが普及して以降、投資先の企業がどんなビジネスをしているかを知らなくても短期取引を繰り返す事で莫大な利益を上げる投資家は珍しくなくなっている。同じく、マーケティングの世界でも消費者を理解する事なくデータだけを見てマーケティングを行うのが著者の言うテクニカルマーケティングである。投資とは異なり、対象となる消費者を理解せずして行うマーケティングの危うさを指摘している。それを補完する意味で、従来より存在するマーケティングの考え方をしっかりと理解した上でデジタルマーケティングを行わなければ、それはただのデジタルオペレーターという事だ。実際、評者も世の中のデジタルマーケティング関連の人たちと話をすることがあるが、常々その薄っぺらさを感じていたし、著者の提示する問題意識には同感である。
【ABテスト】
デジタマーケティングではABテストが頻繁に行われるが、これは答えが分からないのでユーザーにそれを選んで貰うという意味ではない。少なくとも自分自身が仮説を持ち、それを検証するというプロセスではなければやはりそれは単なるデジタルオペレーターである。ユーザーが望むものは何か、それをどの様に伝達するのかという仮説無しに、ただ闇雲にビジュアルやコピーを作成してABテストをしてもそれはマーケティングとは言えない。A有名なオバマの選挙キャンペーンのABテストに関する著者の洞察は示唆に富む。他の情報ソースから、Learn Moreのボタンが最もクリクされたという話は知っていたが、それを以て全てのバナーにLearn Moreのボタンを設置すれば良いという話しにはならない。実際そのように理解しているマーケッターも少なくないと思われる。写真もオバマが家族と一緒のもの、コピーは「Change」の組み合わせが最もクリックされたというが、これは米国民が大統領に「愛情」と「変革」を求めているという解釈になる。”バナーはどんな写真がいいか”という低次元な話ではなく、ABテストは”大統領選はどう戦うべきか”という戦略レベルでの話が本質なのである。
【お一人様2個まで】
著者の経験談の中で興味深いのが、商品名に立った数文字「お一人様2個まで」と加えただけで、ほとんどの購入者が2個購入する様になり売上は1.5倍になったという事例。購入者はそもそも何個必要なのかとう事は購入時には考えていない。提示される事で、数量が限定されているのであれば2個買っておこうとなる。
【注文ボタン】
また、申込みボタンを「注文する」から「試してみる」に変えるだけでCTRが1.2倍に、「試してみる→」に変えると更に1.2倍になったという。たった1,2文字を変えるだけでもこれだけの成果がある。マーケッターは常に、本当にそれで良いのか、もっと心を動かせる表現���無いのかと突き詰め続けなければならない。
【ビールとおむつ】P216
アメリカのあるショッピングセンターで顧客の購買データを分析すると、缶ビールを買う人は一緒におむつを買っている傾向がわかった。理由を探るために担当者は1週間店のレジに張り付いたという。そこでわかったのは、「普段は持てないような重いものやかさばるものを週末に車で夫についてこさせて一緒に買物する夫婦が多い」という事だった。その後、そのショッピングセンターでは「週末まとめ買いコーナー」を設置して、おむつや缶ビール以外にも、ミネラルウォーター、粉ミルク、トイレットペーパー、洗剤、ドッグフード、猫砂などを一箇所に集めて陳列し、週末の売上を伸ばしたという。
【ネクタイ】P218
百貨店のある店舗ではネクタイの売上がいつも悪かった。品揃えを見直したり、流行の柄を仕入れたりと改善を試みたがウマく行かなかったという。その地域ではネクタイをしない人が多いのかとも考えたが、街を歩く人を見る限りそうでもない。担当者は売り場に張り付いて観察。そこで分かったのは、ネクタイ売り場が靴下売り場と隣合わせとなっており、いつも通路が靴下を買いたい人で溢れていたたため、ネクタイを買いたい人が近づきにくい状況だったという。そこで棚の位置をずらして通路を広げると売上が急激に伸びたという。問題の本質は品揃えではなく売り場の場所だったのである。
【キーエンス】
書中最後に著者のリクルート時代のエピソードがいくつか載っているのがとてもおもしろい。先輩と一緒にキーエンスの採用広告を担当していたというが、彼らは必ず入社した新入社員達にインタビューをしていたという。そこで気づいたのが、それまでは彼らは「キーエンスに入ったら何をしたい」という事を言っていたのが、ある時点から「キーエンスは何をすべきだ」という評論家目線の事を言うようになった事に気がついたという。これを以て、キーエンスが学生から大企業として見られており商社や銀行などを志望する人たちと同じ様な人たちから応募されるようになっているという課題を同社に提案。ベンチャーのようなメッセージを打ち出す事でやる気のある社員を採用する事になりその後のキーエンスの成長を支えたという。
【吉本興業】
難攻不落といわれた吉本興業のエピソードも興味深い。知名度の高い同社はそれまで採用広告にお金を掛けなくても志望者が集まったという。しかし、採用出来た人達というと、元々芸人志望だった若者やテレビ局マスコミが第一志望でそれらを落ちた人たちが集まっていたのが実態だった。吉本はその頃から総合エンターテイメント企業を標榜しており、そのような人材ではその戦略も達成する事は危うい。それを提案にしたため吉本から初の採用広告を受注したという。どちらのエピソードもしっかりと顧客を観察し仮説を立て顧客の成功につながる提案をしているという事である。よくある「ウチのメディアを使えば〇〇人にリーチできます」といった自社視点の鬱陶しい営業は一線を画するものであり、著者の非凡さを感じさせるエピソードである。
マーケティングの本質を理解するための良本である。
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誰に何をどう伝えるか
ターゲットユーザー
商品の伝えるべき特徴
適切な表現方法
買わない選択肢を潰す
四段階セールスコピーで競合排除
ユーザーニーズの9段階分類
商品起点の10段階分類
USPと男女の違いからメインメッセージを導出
ユーザー起点で伝わる広告を作成
メディアの特性を見極める
LPは王道の文章構成フォーム
エモーションリレー
LPは最後まで見られるように工夫をすべき
ランチェスター戦略
KPIから逆算して優先順位を判断する
企業は利益額の最大化が責務
データから傾向を見て人間行動の仮説を立て、
施策の手を打つのがWebマーケッター
入札方式の違いによって理想の形が異なる
最初の一行で全てがわかる
視点のゼロリセットスキル
100万分の1理論
誰に何をが1番大切
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今後webマーケに注力したい人には必読の書籍だと思います。
筆者の徹底した顧客視点が貫かれており、世の中の方が抱えているニーズを聞くためにどれだけ消費者に寄り添ったヒアリングが出来るかが鍵だと学べました。
デジタルが進んだ時代だからこそアナログな徹底した現場主義。泥臭く仕事に臨んでいきます。
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面白かった....!!!マーケティングのバイブル。世の起業家やマーケター、広告マンは必読の書。ビジネス本でこんなに感動したのは久しぶりだ。すごい、、、!