紙の本
良かった
2022/05/08 23:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たなっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎度、料理と人の気持ちに感動します。
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失踪した父にどうしても伝えたいことがある
「焼鳥」、亡き妻に秘めた想いの「駅弁」…。
鴨川食堂には、今日も人生の迷い人が訪れる。
美味しいミステリー第9弾。
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今回は純粋なこいしちゃんがぷりぷりしてしまうような依頼が数件あった。もちろん依頼人なのだから、流さんがいうように仕事をするだけなのだけど。想い出がどのように作用するかは人それぞれだな。
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いつものごとく流さんの作るご飯はおいしそう。今回の食の探偵の依頼人たちは、心温まるエピソードの人もいたけど、いつも以上にどこかダークな人が多かったような…
コロナ禍を表す言葉もちらほらと。
やっぱりこのシリーズ好きです。
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シリーズ第九作。もはや定番と言えるグルメ人情、ちょっとミステリー小説。いつも美味しそうなランチとともに出てくるアルコールが魅力的でしたが、今回はアルコール分控えめでした。気になったのは、芋焼酎『だいやめ』。ネコのひるねがレアキャラになってます。
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シリーズ第9作。
いつもながら美味しそうな料理と人生の機微に触れるエピソード。
今作ではお店は簡単に見つかっている感じ。
こいしの人生に進展はない。
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これまでもいろんな人が鴨川食堂に訪れたが
今回は少し年齢が高め?でちょっと
クセが強めの依頼人が多かったかな?
予約もなしに突然訪れても依頼人が驚く
京料理をあっという間に作ってしまう流、
凄い以前に人間かっ!そして毎回読んでて
思うのが私も食べてみたい。今回の作品で
「すき焼き」や「巻き寿司」などまだまだ
メジャーな食べ物が残ってるということは
当分鴨川食堂は続きそうですね。
今回の話ではわたしも食べたことがある
「イタリアン」の話や食べることによって
初心に戻れた「巻き寿司」の話、
ちょっとしたすれ違いからおこるが
何だかんだといい感じのラストになった
「すき焼き」の話がよかったかな?
次巻は第10巻!どんな料理が出てくるか
今からとても楽しみです。
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人は何かに頼る、悩みのない人はいないと思う、食 宗教友達 職場関係などいずれかに頼る 自分のはけ口としてそれもできなくなると精神的に辛くなる、自分に合った居場所を作りたい人生の思い出食、迷いの人たちが来る食堂、読んでいて飽きない本。
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シリーズ第9弾。
さすがにマンネリ…と思いきやさにあらず。
最後の2編が特によかった。
[図書館·初読·8月8日読了]
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(2022/8/9読了)
"水戸黄門"だと分かっていても(この例えでわかる人も少なくなっているだろうけど)シリーズが出るとつい、読んでしまう。
二作目から、今作まで安定の星3つ。
今回は、2話目に画家が出てきたので、最終話の絵の上手な双子の弟と繋がるんじゃないか?鴨川食堂初めての伏線か!と思ったのに、残念ながら違ってた。
たしかに食探しが出来たらお終いかもしれないけど、最後に読者を放りっぱなし。これも、シリーズ、ずっとこの形。作者的にはオチをつける必要がないから楽なのかも?。。。"水戸黄門" なのも楽っちゃ楽。
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今回は、いつもよりも料理より人物の方に偏っているかな。それでもストーリーの構築の仕方には感心するのだけれど。
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シリーズ物と知らずに読み出したけど問題なかった。
京都にある食の探偵、鴨川食堂。
人ではなく食を探すというのが面白い。
依頼人は食につながる人や人との思い出を見つけてもらうことになる。
京都弁がいいなぁ。
ちょうど秋に入ったことだし、京都行きたいなぁ。
料理担当の父、流がつくる京料理が食べてみたい。
でも料金は決まっておらず、依頼人の気持ちに見合った金額を支払うのが、ちと恐ろしい。
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鴨川食堂第9弾。
焼鳥、駅弁、イタリアン、巻き寿司、フィッシュアンドチップス、すき焼きの6編。
このシリーズあるあるの浮気男が今回も。
自分を正当化しつつ後ろめたさがあるから言い訳がましいのがイラっとさせる。
何十年と夫婦だったのに妻がぼけた途端、旅先で会った初対面の女の人の肖像画を描くのが画家人生の集大成だって?妻の肖像画は一度も描いたことないのに?自分だったら怒り通り越して虚無になるわ…と妻側に同情してしまった。
後半の2話が良かった。
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約1年振りの第9作。安定の6編です。焼鳥、駅弁、イタリアン、巻き寿司、フィッシュアンドチップス、すき焼き。腹減ります
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父の鴨川流(かもがわ ながれ)が食堂の担当、娘の鴨川こいしが探偵の担当、鴨川食堂シリーズ第九弾。
このシリーズ、たまに腹の立つ男が出てきますが、今回もかなり突出した奴が出てきます。
そして、まるで口直しのように真逆の人物も登場するのは作者の優しさか。
貧しい子供にもたくさん食べさせてやりたい、そういう動機で料理を作る人を天使だと思いました。
さまざまなお客さんたちに、こいしがいちいち感情むき出しで(もちろん、お客さんの前では少し押さえていますが)怒ったり涙したりするのを、最初の頃は大人げないなあと思っていましたが、これはもしかすると読者目線なのかなと気づきました。
お父ちゃんの、忘れたふりしてわざと言わんのも優しさ。
そして、うちは人探しはしないんですと言いつつ、相変わらず掟破りの父娘でした。
流さんの「おまかせ」料理は季節感たっぷり。
毎回頭の中で一生懸命想像しています。
第一話 焼鳥
離れて暮らしていた父と最後に食べた焼鳥を、婚約者にも食べさせてあげたいというけれど・・・
第二話 駅弁
老画家が妻に秘めた、スケッチ旅行中の思い出の駅弁
第三話 イタリアン
癌で逝った夫が残したノートに心乱れる
第四話 巻き寿司
食探しで金儲け!?こいし怒る
第五話 フィッシュアンドチップス
志を継ぐことは彼が望むことなのか
第六話 すき焼き
もしも自分が入れ替わっていたら・・・という、双子の兄の涙。
著者の他の作品「京都スタアホテル」の中で、自分は鴨川食堂の役に立っていないのではないかと悩んでいたこいしだが、今回はいい仕事をしました。