紙の本
最初から最後まで一気に読む
2022/06/06 09:46
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミワ@東京 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後まで一気に読みました、緻密な極太
紙の本
軍事用語多め
2022/06/29 22:13
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オヌ - この投稿者のレビュー一覧を見る
時事ネタでおろしろそうと思って購入。ただ、あまり背景がきちんと描写されてなくて、ロシアが攻めてきている世界でいきなり話が始まっている。頑張って1/3くらいまで読み進めたが、それでも背景は明確には説明されてなく(自分が理解できてないだけか?)、もう少し辛抱して読み進める必要あり。
あと、確かに軍事用語が注釈なしに出てくるので、その辺りもテンポよく読み進められない原因かも
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
読むのが疲れました。小隊は終わりましたが後が続きません。このような感じは久しぶりです。玄人好みの表現なんでしょうか。ロシヤ軍の北海道侵攻です。ウクライナの現状でタイムリーなのでしょうが、もう少し読みやすくもらいたい。
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とにかく鬱!内容はロシア軍が北海道に攻めて来るという、タイムリーな内容。ロシア軍の圧倒的な兵器の前に日本軍はなす術無くジリジリと敗北していく様が描かれている。グロい表現が今でも頭にこびりついてるほど生々しくて気持ち悪かった。作者が元自衛隊という事もあって、戦争描写もリアルで読み応えがあった。
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この小説が雑誌に掲載された2020年、書籍として出版された2021年、ロシアが2022年にウクライナに侵攻すると、一体誰が思っただろうか。してみると、ロシア軍が北海道の道東に上陸し、局地的に戦争が始まるというこの小説が、全くあり得ない話ではないと思えてくる。いきなり戦争の最前線に押し出されることになった時、日本の自衛隊員は、本当に戦えるのか。「不撓不屈の精神でも高邁な使命感でも崇高な愛国心でもなく、ただ一個の義務」だという主人公、恐怖で震える自衛隊員たちが、決して職業軍人ではない自衛隊員の姿としてリアル。
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題名:「小隊」他二編の短編集。
「小隊」は北海道にロシア軍が上陸し、釧路付近で地上戦になる話。
この話が全編続くと思っていたら、すんなりあっけなく終わる。
土地勘があるので、物語は生々しく思える。
「戦場のレビヤタン」、「市街戦」はKが一人称で登場する。
「市街戦」からの「戦場のレビヤタン」 なのかと邪推してしまう。
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ある程度以上の自衛隊をはじめとした組織の編成、装備品に関する知識を有する読者向け。
まぁ、他の小説の様に事あるごとに、登場人物を借りて説明させるという手法は、この「小隊」には不要であるとともに、無いことにより、より緊迫感を生み出している。
ここには英断を下す政治家も、敵をなぎ倒すヒーローも存在しない。
生起して欲しくはないが、今の日本の現実から最もあり得るシナリオに感じられる、これまでの自衛隊のリアルをうたった小説とは、圧倒的に次元の異なる小説。
☆5 (小隊のみの評価なら)
「戦場のレビヤタン」は、レビヤタンという概念に共感出来るか、がポイントか。個人的には難解。
☆3
「市街戦」は経験者にしかわからない、記憶と現実の入り交じった感覚。過去と空間と現実、そして空想の同時進行。
☆3
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【ロシア軍が北海道に上陸! 元自衛官が書く現代戦のリアル】迫りくるロシア軍。若き小隊長の視点から戦場の恐るべき現実を描く表題作など、元自衛官の新芥川賞作家が克明に描く戦争小説3篇。
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ロシア軍が日本に突然攻めてきて北海道で自衛隊と衝突 その最前線の小隊長視点でのお話
まず専門用語が多すぎて何言ってるのかわからない なのでリアルなのかもどうかも判断できない なんか大変だなー で最後まで終わった
最後の見せ場はまさかの小熊さんバックれてたのかよくらいでなんだかなぁと
多分作者の言いたいことは「自衛隊は実際の戦闘したら弱いですよ あの連中形だけですわwww」なのかなぁと
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軍事専門用語のオンパレードなのに説明がないため、自衛隊経験者か軍事オタクしか楽しめないひとりよがりの作品。
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表題作の小隊は、良かった。前半の心理描写のようなところは、冗長と感じたが、戦闘シーンの迫力は大変良くドンドン読める。残りの2作は小隊の前半が前編に渡り続く感じ。せっかくあれだけの戦闘シーンが描けるのだからそれを駆使すれば良いのに。小隊が星4つ、残りが1つで全体で2つとしました。
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戦争って綺麗事じゃないよなということを、まざまざと感じた。軍備に詳しい人なら、読後感が違ったものになるかもしれない。
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芥川賞を取った作家の戦争小説でした。
元幹部自衛官という経験を活かし、味方と敵、日常と非日常、生と死、そしてそれらの狭間について、専門的な用語をとことんを使って物語を書いていました。
読者に忖度せず、自衛官という主人公の視点で語ることで、今までの小説にない臨場感と緊張感が伝わってきました。
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ふつうの感性の人間が、自分ではどうにもならない極限状態に置かれたときに、瞬時瞬時の経験をどのように感じ、どう行動するのかを小説として表現したのだと思う。戦闘する自衛隊が舞台となっていることは、著者が説得力に満ちたリアリティを与えやすいということで選ばれているに過ぎないのではないか。この小説をもって国防や外交を考えるというものでもない。
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実に生々しくて、読んでると鬱屈した感情になってしまう場面もありましたが、この作品こそが、著者の思ったままの生身の表現なんだと感じました。
元自衛官の著者だからこそ描ける、訓練の過酷な
部分など、戦地のリアルさを伝えていると思います。