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紙の本
絶句!
2022/01/10 09:01
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投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を読んで(本を書いて)、こんなに色んなことを考えなければならないなんて、作家は(批評家は)本当につまらない職業だなと思う。
本を読んで素直に、「面白かった」「つまらなかった」と、そう思えないなんて、本当に可愛そうなお仕事である。
文章の裏側、斜め上なんて、何で読み取ろうと思うのか、まったく訳が分からない。
仕事とは言え、挑戦という意味で、他の(自分も含め)作家に対する対決姿勢がなくては、職業としての作家(批評家)はうやっていけないのだなと感心してしまった。
この評論集を読んで、年末年始を利用して、もう一度読み直そうと思った本があるのも事実。
飛さんの、「自生の夢」「廃園の天使シリーズ」、野尻抱介「太陽の簒奪者」、そして「シン・ゴジラ」はすでに、観返してしまった。確かに、青空は「なかった」!
以前観た時は、政治・経済・社会的なことばかりに目を向けてしまっていたが、今回は脚本以外の点に目を向けてみたところ、今まで以上に面白く観ることができた。
これこそが、批評家が必要な理由なのだと、よくわかりました。
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