麻雀の入門のための最適な一冊
2023/07/16 19:43
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:幸三 - この投稿者のレビュー一覧を見る
麻雀本の歴史に新たな1ページが加わりました。
著者がVtuberであり共著ではない単独の作品であることと、
これまで本に書かれた麻雀のルール説明が、杓子定規な仕様書でしかなかった時代から、実際にゲームとしてプレイするにあたり、どういうことをすればいいのか、手牌の組み立て方が折り紙の折り方の図解ぐらい分かりやすく書かれいます。
これは革新的なことで、下手なりに勝てる打ち方をするにはどうすればいいのか、という初心者の疑問が「即リーベタオリ」「5ブロック理論」という言葉で括られて、初心者なりに読んで強くなれる本がありませんでした。ドリル形式の良い本は何冊もあるんですけれど、解き方が分からないのに解いて学べでは無理があります。
リーチや役牌が大事だと強調している本は多かったのですが、それを知った上で初心者がさらに詳しく知りたい勝つための方法が、言葉で説明されず、慣れた人たちの共通理解のまま、打ち慣れた人たちが、クセを直してより強くなるための応用と解説に終始していました。
これ一冊で麻雀でアガる入口に立てますし、より強くなりたいなら、続いて「千羽黒乃の強くなる麻雀」を読むと良いです。
孤立牌を孤立している牌と表記したり、ダブ東ダブ南やタンヤオを説明するまでの
90pほどを麻雀で最も重要なリーチについての解説に割いているところも好きですね。まさに一年目の教科書と呼べる内容でした。
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友人とネット麻雀しかやったことがなくまともなルールや基本的な立ち回りを学ぶのにはすごくいい本だった。何より女の子に教わってる気持ちになれた。
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最近、vtuberさんの影響で麻雀を始めた。
最初はただただテキトーに打っていただけだったが、少しレベルアップしたいなと思い、こちらの本を購入。
わかりやすかったし、この本と共に強くなっていこう!と思える1冊だった。
ぜひ2年目の教科書も出してください!!!!
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千羽ししょーの麻雀入門書
構成は下記の通り
第1章:リーチ編
→麻雀の攻撃の基本となるリーチを打つまでのプロセスについて解説した章
第2章:鳴き編
→面前以外のアガリの方法である鳴きについて解説した章(役牌、断么、ドラを含む鳴き)
第3章:守備編
→基本的な押し引きの基準、ベタオリのランク・切り順について解説した章
第4章:心構え編
→麻雀を長く楽しむための心構えについて解説した章
個人的にためになったのはリーチ編と心構え編です。
「弱い形は分厚く持つ」や「くっつき聴牌」については解説を聞いたら確かにと思うことはあるのですが、実践だと気付かぬうちに別の打牌をしてしまいそうな感じです。
本書であらためて意識できたので、今後は改善できるかも、、、?
心構え編の対戦相手をリスペクトするということも趣味で永く愉しむには大事ですね。(対戦相手ではないですが、某○リーグのコメ欄は本当にひどい。。。)
勝っても負けても相手をリスペクトするししょーのようなメンタルで麻雀を愉しみたいものです。
本の内容の話ではないですが幅広い読者を想定してなのか、ししょーらしさがかなり抑えられているのは少々残念な気持ちです(別にそんな変なキャラじゃないと思います、少なくとも麻雀に関しては)。
それでも取り扱っている内容、問題数とも入門者にとって多過ぎず少なすぎずのバランスで難易度も程よく麻雀の入門書として自分には最適でした。
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1年目と言わず、この一冊を全て実践出来れば胸を張って上級者を名乗れる。
過不足なく重要な知識だけに絞ってまとめられた一冊。
ゲームの初心者向け解説書と言うと、詰め込みすぎていてむしろ分かりづらかったり、重要な部分が周知のものとして見過ごされていたりすることもしばしばある。その点、本書は正に"過不足なく"分かりやすく解説されていたと言えるだろう。新しいテクニックに触れる度に練習問題が挿まれていたのも良かった。さらにその問題はおさらいのものと実戦で迷う頻出形がバランスよく収められていたと感じる。
著者、千羽黒乃師匠(師匠の愛称でも親しまれている)が配信者なだけあって「彼女の配信を楽しんで観れる。けどどうやれば強くなれるのか分からない。」程度の人を想定読者としたレベルの内容。全くの初心者でも理解できる内容ではあるが、基本的な用語などは解説なく登場するので調べながら読むことになるかもしれない。場風、自風、ドラなどが何か分かるくらいは知っておいてから読みたい。
上級者でも「第4章 心構え編」は一読の価値が十分あるかと思う。彼女の配信を観ていると記憶に残るのが「いつでも楽しそうに麻雀を打っている」「理不尽な放銃でも「お見事なのじゃ!」と相手を称える」場面。そんな彼女の根底にある考えについて語っている。
彼女いわく、麻雀は「心を育むゲーム」なのだそう。
私自身ネット麻雀でやっと500半荘程度の打ち手だが、正直知らないテクニックというものはほとんど載っていなかった。しかし、日頃あまり意識出来ていなかったことや分かったつもりになっていた部分を再認識する非常に良い機会だった。ネット上、特にYouTubeには様々な解説があるが、あまり突き詰めたテクニックはしょせん微差であり、本書を確実に実践することこそがまずはするべきことだと理解した。
今後も師匠のように楽しく麻雀を打ち続け、いつか彼女のように強くなりたいと思う。
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数年適当に打ってました
経験と理論から大体の内容は自分の考えと合っていた
ただこれを本著を通して言語化できたのがよかった
困った時に自分の選択を肯定する材料になるので無駄に悩まずに済む
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麻雀1年目の教科書
lesson5
なるほどいつも手牌から何切るか考える時、
どこに何が入れば、、、
って考えてたけど、
どこに何が(二つ入り得る)から、、、
って考えたほうがどっちの牌持ってたほうが牌効率良いか分かるってことか。
役一覧も載っててめちゃくちゃみやすい。
これ本番中にもみながらやろ。
正味ピンフが鳴いたら役にならないの初めて知りました。笑
lesson6
なるほど。
リャンメン>カンチャン>ペンチャン
の優先度で残していくのが一般的らしい。
つまりだ。端っこにあるペンチャンは即ギリです。
リャンメン、、、2つで待てる
カンチャン、、、間で待つ
ペンチャン、、、端っこで1つ待ち
でも確かに考えてみたらそうだよな。
カンチャンは1個隣が入ればリャンメンに進化できるけど、ペンチャンは1つ入るまで永遠待たないといけないからな。
lesson7
5ブロック打法。
なるほどな〜。俺だったらこの手牌、まずチーソウを切ってしまう所だが違うらしい。
パーピンキューピンを落とすのか。
その後手がどこに伸びるのかまでは考えが及ばないから、とりあえず迷ったらペンチャン捨てとけってことだけ覚えておこ。
練習問題が優秀すぎる。
まさかこの手牌から俺が5萬を捨てることになるとは、、、
5ブロック打法を知らなかったら恐らく別の牌切ってる。
lesson8
うわやべ難しくなってきた。
なにを捨てれば待ちの数が増えるのか。
これを考えながら打とうって書いてあるけど、そんなんやってたら日暮れちゃうよ先生!
揃った所はもうガン無視してまだ揃ってない部分にだけ焦点を当てれば、、、
とか思うけど雀頭をどれにするかは最後まで決まらんし、、、
やっぱ麻雀難しいわ。
役考えないでとりあえず立直まで1直線って考えても難しい。
lesson9[弱い形は分厚く待とう]
イーシャンテまで来たら立直した時の待ちの数を意識して打牌しないといけない。
なるほどな〜。
単騎待ちばっかになってしまうのは俺のよくない所だがここの部分がクリティカルに効いてそう。
つまりはリャンメンが作れそうなのはとっとと作って、カンチャンやペンチャンになりそうなやつは気長に待ってちょっとでもシュンツや刻子になる確率を上げてやろうってこと。
lesson10[リャンメンで立直しよう]
リャンメンで立直をかけるためにイーシャンテからできること。
これを教えてくれる章だった。
なんか今後繋がりやすそうだな〜ってやつ(つまりは順子になりやすそうなターツ)を速攻切ってリャンメンにして、頑張ってもカンチャンとかペンチャンにしかならないやつはなるべくその形のまま残しておこう。って話やな。
lesson11[リャンメンより強い多面張]
この章が理解できたら相当強くなる気がする。
じっくり5分くらい観察すればまあ答えには辿り着けるけどそんなことしてられないしな。
待ちが多くなる形を頭に刷り込んでおく必要がありそうだ。
���にかく同じ種類の牌を横に広げること。これが待ちの数を広げる1番手っ取り早い方法
lesson12[くっつき聴牌は3〜7を残そう]
孤立牌をどんどん切っていく癖と、
手牌を整理するために手を戻してまで自分の見やすい形にする
ってゆー最悪の癖がこの章のおかげで見つかった。
なにがあっても手は戻すな!!!!
lesson13[横の繋がりでパワーアップ]
順子の近くにある牌の優先順位が高いことをここで学んだ。
確かに順子の近く持っておけば、その後の展開で待ちを広くできる確率が高い。
孤立牌は隣に来ても良くてリャンメンだからな。
lesson14[1人でできる立直練習法]
え知らなかった。雀魂ってCPU相手に練習するモードあるのか。
これで18巡目までに立直する練習か〜。
ありだな。ちょっとやってみるか。
第二章
lesson5[タンヤオの手代わりを意識しよう]
順子の組み替えを行う時。
1.9を捨てることでタンヤオの役に手を伸ばすって思考も大切だよってここでは述べられてる。
lesson6[ドラを使って点数を倍にしよう]
待ちの数は同じでもドラを噛ませられる方に寄せていく。これをここでは述べてた。
つまり2萬ドラとした時に、456で3萬を引いたら6萬捨てて2を受け入れられるようにしとけって話ね。
まあ俺だったら3萬来たら6萬捨てないで他の部分切るけどな。
3章守備編
lesson2[聴牌してなければ立直には引きで対応]
自分が立直していない状況で他家から立直が入った場合ベタおりする。
このルールを自分の中に持っておくこと。これが重要。
イーシャンテでも危ない。麻雀は上がっても振り込んだらプラマイゼロ。運ゲーにしたくないなら立直には引きで対応すること。
lesson6[スジについて知ろう]
スジがどういうもんかってのは知ってたんだけど。123789がスジにならないのは知らなかった。笑
ってかよく考えたら確かに123789って筋にならないわ。だって例えば3が出たとするやん。45の待ちは無いから7はスジだ!!
ってなっても89で待たれてたら1発撃沈だからな。
lesson7[片スジ・中スジで安全牌を増やそう]
これすげーーー!!!!!
123789がスジ読めないって話だったけど。
17とか28とか39が出てれば中にある456はスジ切りできるって話ね。
グンと安全牌の見方が広がった。
lesson8[壁について知ろう]
これすごい、、、笑
場と手牌合わせて4枚見えてればそこから消去法でシャン本待ち以外の待ちは考慮から外すことができるようになるんだな。
3が壁なら1.2はシャンポン待ち以外無視していいってのが個人的にかなり衝撃的なだった。確かに考えてみたらそうだわ。
lesson8[お守りの牌を持とう]
6ブロックになってる時、いらない牌で字牌を引いたら字牌は持っておこうねって話。
結局いらない孤立牌ってのは繋がってもリャンメン待ちにしかならないから、孤立牌のリャンメンよりも強いリャンメンが手札にあるなら、わざわざリャンメンを多く抱える必要はない。
なら余った牌で安全牌を所持しておくのが無難。
↑
入ったらその時に安全牌切ればいい。
lesson10[安牌がない時は端っこの牌の暗刻落とし]
これは本当に奥の奥の手。
まじでどれも切れないってなった時はこれやる。
第4章心構え編
lesson1[平均順位2.5位以下を目指そう]
麻雀は4人で行うゲーム。1対1のゲームと比較して勝率を5割と思うのはもったいない。
要は2位と3位の間に勝敗のラインを引くべきなのだ。
つまり2.5位だ。2.5位以内に平均が収まっていればそれは勝ちなのだ。
lesson2[勝っても負けても麻雀が楽しくなるコツ]
総評
非常に参考になった。
まさに麻雀1年目の教科書と呼ぶに相応しい。
そもそも自分が何ができてないのかも分からない雀士には是非読んでもらいたい(自分はその1人だった)
牌効率を学ぶのはもちろんだが、
[なんで今の切りがミスになるのか]
この是非を自分で判断できるように誘導してくれるこの本に感服。
特に最後の麻雀をする上での心構えってのに感動した。
麻雀をこよなく愛する黒乃の
自分の好きを他人にも継続して感じて欲しい。
って想いが存分に伝わってきた。
これから麻雀を始めるって時にこういう勝敗じゃなくて麻雀自体を好きでいれる人に出会えてよかった。
勝敗は確率で決まるけど。
麻雀の好き嫌いは自分で決められるのだ。
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麻雀を始めたいけどルールが全く分からない。そんな人が最初に読む麻雀の本としてとてもいい。さくっと読めるしとりあえず打てるようになる。
ルール、役の一覧、基本的な立ち回りなどが学べる。
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演習問題を解く際の隠し方が思いつくまで長く積んでしまった。紙の本なら、左のページに対して右ページを垂直に立てるとちょうど見えなくなるので、そうして考えてから右のページを倒すと回答が見られる。そんな感じで進めてやっと「読んだ」気になれた。
三面張の狙い方の他、片スジ、中スジ、壁の説明が他の麻雀教科書よりわかりやすく端的に書かれており、勉強になった。またリーチを恐れるなの精神は、著者のWeb記事より明快に書かれており、心に根付いた。
次は『強くなる麻雀』で引き続き練習したい。
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子供の頃から週末になると家族で卓を囲んでいた友達や、学生時代から下宿でしょっちゅう麻雀三昧だった夫らは、ややこしい専門用語もルールも自然と身についているが、50の手習いでアプリから始めてみた私には本当に何もかもチンプンカンプン。その取っかかりの手引きとして好書。読んでスルッと何もかもわかるわけではもちろんないが、手元に置いておきたい辞書のような1冊。巻頭の手役一覧も役に立つ。
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麻雀をこれから始めたいけど何から手をつけて良いか分からない人におすすめ。
麻雀に勝つ為には攻めだけでなく、守備力の重要性を学べました。
練習問題も載っているので、知識が定着しやすい。