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大黒さんの置物を捨てられないと言う気持ちに共感す。するすると水を吸い込むぼろ雑巾の様に読める。電車の中でうんうんなどとうなずく。
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ゲラゲラ、クスクス、と読みながら一人でにやける作品。町田康のデビュー作。これを読んで、町田康を好きになってもらいたい。やはり、パンク。
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やっぱいい。町田!!
チャアミィのあたりが一番好き。
解説で、梶井基次郎の檸檬のパロディだみたいに書いてあって、ああ!!なるほど!!と思った。そうやって読むとまた面白い。でも、ほんとに町田さんそのつもりで書いたんだろうか・・・
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初めて読んだ10年前、衝撃で頭ががんがんした。とにかく、勢いのある文の羅列に読み続けずにはいられない。村上春樹に続き、文体にやられた作家。内容は、アウトロー生活振りがリアル(=かっこよくない)でこれまたよかった。あと、口絵のアラーキーの写真!
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第116回芥川賞候補作、ドュマゴ文学賞、野間文芸新人賞受賞。この作品が私と町田さんの初めての出会いでした。
今まで読んだどの本にも感じられなかった、私の求めていたなげやり感、壊れっぷり、あほさ、パンク、全てが詰め込まれていました。
亀って爆発するんだね。
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2006. 12月アタマ
「お前は町蔵先生の諸作を読まんのか!?」となぜか啓示を受けて古本屋で探して見つけた一冊。デビュー作。勢いはわかるけど、これではまだよく分かりません。またなんか探して読んでみよう。
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苦しくなる。土気色した作品。でも、町田康だから許してしまうかもしれない。病んでいるけれど、その病み方が少し、好き。でも、1回読んだらおなかいっぱい。
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くだらない・・ そこが町田康のいいトコロ たたみ掛けるような文章にシュールな笑い 「きれぎれ」より読みやすかったかな
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すぐ終わるやろ、と思って読んでいたらけっこう時間かかった。チャアミイがすごい。「ぅあたし〜」ってデヴイふじんみたいやね笑
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やべぇもうやべぇって。処女作これでしたっけ?枯渇することの無い町田節。「わちゃあ」と「ブラボー。ブラボー。」は村上春樹における「やれやれ」だと思います。
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久々に電車乗り過ごしました。
寝てたわけじゃなく、これ読んではまって。
友達の日記が町田康っぽかったんで
そういえば最近町田康ともご無沙汰だな
確か面ろかったな
読もうかな
と思って読んでみたら
俺の記憶は正しいやっぱおもろい
って感じでめっちゃ面ろかったです。
はまります。
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INUの町蔵の…ではなく作家町田康の処女作。
社会のはみ出し者である「自分」があがいてもがいたその先は…。
全編独特の口語体で超高速で町田ワールドへトリップさせてくれます。
本当にどうしようもないんだけど、とても純粋で愛しい。
現在までの町田作品の基盤と言える一冊。
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幸福なことに、本書がぼくの町田康初体験だった。もし「きれぎれ」や「告白」だったら一冊読了することも果たせずに町田ワールドに引き込まれる事も無く終わっていたかもしれない。
文壇デビュー作となる本作がシーンに与えた衝撃は大きかっただろうなと思う。ぼくにとってもこの本は衝撃だった。このようにブっとんでいてシュールで可笑しい小説があったなんて。狭い価値観がぐらぐら揺らぐのを感じた。
ただ単に荒唐無稽でおもしろ可笑しいだけではない。文章の端々に独自の美学を見いだす事が出来る。何と言ってもパンク歌手だけあって、リズムがすばらしい。町田さんの作品は、文学でもあって、音楽でもある。文字でビートを刻むという作風はこの後も更に追究されていく。
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表題作ではない作品の方が笑えました。フォーク並び、うどんの精神、チャッチャッチャッ。こんなセンスがとってもパンク?ちなみに文中の難しい漢字にふりがなが付いていない。辞書で調べてなるほど〜と思って楽しんだ。漢字マニアにもおすすめしたいです。
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当時の若者がいかにも若者らしい(と読み手が思うような)日々を送る様子をくだけた文章で書くだけなら、そんなに珍しくもないところ、読後に一抹のやり切れなさとか言いようの無い気だるさとかを感じさせてしまうのがすごいと思います。