紙の本
植物好きなら必読の一冊なんじゃないだろうか。
2020/05/29 22:29
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
さまざまに問題を抱える高校1年男子3人。あるきっかけから帰宅部を返上、園芸部に入部する。世話をすれば応えてくれる花々たち。その目に見える達成感に導かれるようにして、熱中し、いつしか自己の問題解決の糸口にたどりつく...というお話。
植物好きなら、物語中の鉢植えの置かれた裏庭スペースや温室、園芸部として植栽を任された花壇に加え、本格的な園芸道具の数々に惹かれまくるのではないか。今から高校生に戻るのは無理としても、たとえば、非常勤の園芸部顧問とかの仕事って無いのかなぁ...と妄想しながら読んだりした。あるわけないけど(笑)。
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たんたんたん、といった印象。可も無く不可も無く、ほのぼのとした雰囲気。特別な盛り上がりがあるわけではないけれど、たまにこういう風な本を読むのも悪くない。
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軽く読めた。
結構好きだ、息抜きにいい。
熱さがない主人公が段々と本気になってく姿がさらりと書かれいる。
みかけは不良だけど根は優しかったり、
ダンボールかぶってたりする友人達も
一見ステレオタイプなキャラ設定になりそうだが
そこは少し外して、嫌味なくさらりと描ききってる。
こうゆう本って必要だよねって思った。
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これは楽しく読めた。
わたし自身がちょうど鉢植えできる草花に興味を持ち始めたばかりなので。BBのキャラと眉毛なし青年のキャラがおもしろい。トラブルに巻き込まれたことを理不尽と捉えないでしっかり反省して復帰するところがよかった。
『植物図鑑』『野菜畑で見る夢は』など花や植物がテーマの作品と重ねて読んだ。
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児童文学なんだけどやっぱり魚住さんはスミに置けないって感じです。
登場する少年たち、まさしくイキイキしてるし(ダンボール?!)
園芸に関しても勉強になった。最初にお勧めしたのは、花友達。
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ものすごい爽やか!(*°口°)
「ビーチボーイズ」とか「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」とか、そんな感じに近い青春ものでした。
サクッと読めて爽やかで、夏休みのサイダーみたいな本でした♪
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タイトルからも推測できるが、文字通り園芸に目覚める少年達のお話である。
いじめを恐れそつなく生きてきた篠崎と、外見は明らかにあっち系、本当は心が優しいのについぶっきらぼうな口調と態度になる大和田。
二人はひょんなことから高校の園芸部に入部する。
そこになぜか段ボールをかぶった少年、庄司が現れ、彼も活動を共にする。
全体的にのんびりと話は進む。
草花の成長と同じく劇的な変化はないけれど、彼らがゆっくりと成長していく様子が微笑ましい。
最後はとても優しい気分になれた小説だった。
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少年たちの素直な感情に
ココロ温かくなりました。
魚住さんの素直な文体で
サクサクッと読み進める事が出来ました。
丁寧に選び抜かれた言葉一つ一つに
作者・魚住さんの想いが込められているようでした。
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うんうん。高校生ってだいたいこんなんだった…。特になにか大きなことが起こるわけでもなし、かといって何も起こらないわけじゃない。
小説で読むと地味~なイメージの園芸ですら面白そうに思えてくる不思議。
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中高生の部活ものの話のなかで、園芸部というのが興味深い。植物に詳しい男の子っていいかも、という気持ちになってしまうのは有川浩の「植物図鑑」にも通じるかもしれない。
ひょんなことから園芸部に入ったタイプの違う男の子たちが植物を育てていきながら克服したり成長していく読んでいてすがすがしい物語だ。3人の友情が変に男くさくないところもいい。
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すごく読みやすい本です。
本を読んでみたいけど、めんどくさそうとか
何を読めばいいか分からないとか、そういったひとにかなりおすすめ
テンポよく話が進んでいく割に内容がきっちりとあって
決して濃い訳じゃないけど、全然薄くない、ほんとにちょうどいい感じ
ただ人によっては物足りなかったり、最後に納得がいかないかもしれない
まぁ読んでみてくださいな~!後悔は絶対ないはず!
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進学校に入学した篠崎は学校の裏側の空地で不良っぽい大和田と出会い、園芸部に入部することになる。ダンボール箱をかぶって相談室登校をする庄司も加わり、花を育てるうちに居場所を見つけ、優しさを身につけていく。
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進学校に通っている男子3人が園芸部に入るはめになってしまう。だんだん園芸にも興味を持ち、友情も深まっていく。
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<内容>
高校生活をそつなく過ごそうとする、篠崎。態度ばかりでかい、大和田。段ボール箱をかぶって登校する、庄司。
入学間もなく、思いがけず園芸部に入部した高1男子3人。凛と芽を伸ばす植物の成長と、思春期を迎えた不器用な少年たちの姿が重なり合う、春から秋の物語。
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http://ameblo.jp/antane-sonnanjyadameyo/entry-10483495424.html