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父親の葬儀を終えたタイミングで出会えた一冊なので感慨深かった。誰もが立ち会うことになろう葬儀の裏側を含めて読んでおく意味のある内容でした。
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順に父方の祖母、母方の祖父、祖母とお別れをして、その葬儀に参列してから葬儀屋の仕事ぶりに目がいくようになった。
最初は葬儀屋なんて何も意識に入ってなかった。けど母方の祖母の時に、一つの仕事として働いてる人がいて
冷たくて硬い遺体に触れたり、悲しみに暮れる遺族と接することが仕事って凄いことだな、と思うようになった。
母方の祖母の葬儀の時に対応してくれた葬儀屋さんがとても好感が持てたからなのもある。
分からないことをあれこれ聞いたら、全部親切丁寧に教えてくれて、知識がしっかりとある勉強した人なんだなぁ、と感心した。
棺に絵を描いたり、落語をしてもらったり、そんな葬式あり?とびっくりしたけど、身近な人が亡くなったらやっぱりその人が喜ぶことをしてあげたくなるもんね。
前半はあるあるや職場の雰囲気などバックヤードのことが描かれていたけれど
急にストーリー性の強いお話に転換して驚いた。そしてまんまと泣いた。
そうか、自分の子供が亡くなって、その方の葬儀にも直面するんだ…そりゃそうか
自分の身近で起きた葬式が、高齢になってからの人が多いもんで、つい先入観に囚われてた。
遺族の支えになる言葉が出ない、とあったけど、「これが最後の時間ですよ」と促したおかげでお母さんはきちんと感情を表に出すことが出来たと思うの。だから、はがあおいさんは凄いことをしているんだよ、と声を掛けてあげたくなった。
葬儀屋という中々裏側が見られない職業の裏側を覗き見れて興味深かった。
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結婚式がじっくり時間をかけて準備できるのに対して、葬儀は極めて短い時間で全てを段取りしなければならず、しかも宗教だけでなく宗派の違いもカバーしないとならず、本当にハードなお仕事だと思います。
自分も今まで直接やり取りすることがなかったものの、そのお仕事ぶりを間接的に垣間見るたびに関心が高まっていました。
とても読みやすく、お仕事をされる方の心の機微も感じられてとても興味深かったです。
最近でこそ葬儀屋さんのYoutubeなんかもありますが見るきっかけがなかなかなく、コミックエッセイだと手に取りやすいのでありがたかったです。
それにしても、葬儀屋さんエピソードもコミックになるってなんかすごいな。