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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編ではあまりかかわりの少なかったわき役たちのやり取りなど番外編ならではの楽しみがあり、面白かった。主人公の登場は少なかったが、読んでいて面白かったです。
紙の本
脇役たちの後日談
2022/10/17 14:01
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投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
齋先生と薔子さんのやりとりが面白かった。主人公の出番は少ないが、番外編として十分に楽しむことができました。
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櫻子と正太郎が旭川から去ってからの八鍬、百合子、薔子&磯崎のそれぞれの視点からなる短編集。
またこのシリーズが読めて嬉しいです!櫻子は相変わらずだし、正太郎も相変わらず鈍感でした。
個人的に薔子と磯崎のコンビの「プーちゃん」がツボでした(笑)
まだスポットを当てられてないキャラもいるので、またサイドストーリー希望です。
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シリーズ番外編。
鴻上百合子って、こんなにネガティブだったっけ?とかなりいらっとしてしまったけど、ああいうラストでよかった。
あの勇気には拍手拍手。頑張ったね。
薔子さん磯崎先生ペアに登場の近成さん。あまりお近づきにはなりたくないタイプだわー。
マンドレイクに引き寄せられる磯崎先生が、とってもらしくって笑ってしまった。
あの結末は苦いものではあるけれど。
でも、エピローグの全員集合なバーベキューは明るくて救われる。みんな、元気でね。
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櫻子さんや正太郎のいない、残された人たちの生活は、日常なのかなと思いきや案外事件が起こったりしてました。 やっぱり櫻子さんは遠い場所にいてもみんなの知識になってるんだな…
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櫻子さんも正太郎も脇役のside case summer
百合子のFile.2がすきでした。
推理は蛇が一番興味深かった。
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「アクリシオスとまだらの紐」
犯罪者になりたかった。
もし相談していたとしても彼女が信じる者は分かりきっていたからこそ、事件後に一人で考えて選んだ逃げ道だったのだろうな。
互いに居心地が良く適度な距離で接していたからこそ、起こってしまったことなのかもしれないよな。
「石油王と本物のシードケーキ」
幼き頃の夢は隠されて。
誰だって夢のような事を語っていた頃はあるだろうが、それが形として残っていると見かける度に羞恥でどうにかなりそうだな。
いつまでも同じ時を過ごせるとは思わないだろうが、変化に慣れるまでは時間が必要かもしれない。
「ラ・ヴォワザン夫人殺人事件」
死して伝えたかった事。
外見が綺麗だったとしても内面が美しくなければ、知らぬ内に表も侵食され見ただけで何処か嫌悪してしまう様になるのかもな。
相手の弱っている心の部分を少しだけ後押ししたのだろうが、答えが分かってるのならどうなのだろ。
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表示がないが、文庫書き下ろしか。
櫻子さんと正太郎がほとんど出てこない、脇役によるスピンオフ3短編。
「アクリシオスとまだらの紐」は、えぞ新聞の記者八鍬による”まむし”を使った祖父殺害事件の真相解明で、母親の恋人から逃れようとした娘が、祖父は事故死に遭遇したものだった。
「石油王と本物のシードケーキ」は事件ではなく、鴻上百合子が正太郎の永山のおばあちゃんに会ったことがきっかけで、亡くなった当麻の祖母が百合子の結婚の時のために絵の額に入れておいた手紙を発見する。そして東京にいる正太郎とデートの約束をする。
「ラ・ヴォワザン夫人殺人事件」は薔子さんが引き継いだ別荘竜胆庵の庭の手入れを磯崎先生に任せる。二人は近所に媚薬をうたったハーブを売るサロンがあることを知って出かけ、知り合いになるが、オーナーが死んで殺人事件かと疑われるが、あっさり真相にたどり着く。
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普段あまり考えていることが分からないような登場人物の事や変わっていく関係性を楽しみつつ、テンポの良く読めた。
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番外編読めるとは僥倖。
櫻子も正太郎も遠くにいるままで、表紙になってる3人(八鍬さん、鴻上百合子ちゃん、磯崎先生―には薔子さん付き)がそれぞれ活躍する3話+櫻子と正太郎も集まった7ページエピローグです。櫻子はメール等でオンライン指導登場。
ホームズやアントワネットのネタが仕込まれてなかなか楽しく読めました。
ホームズのまだらの紐はヘビのこと知ってたら有り得ない話だと突っ込みどころ満載のトリックなんだけど(でも、好きな話)、ホームズリスペクトしながら穴だらけポイントつつきながらの、上手いマムシネタでした。ヘビの動きや飼い方など、少なくとも私の視点からは完璧。最近は血清治療じゃないんだ、へー、知らなかったとか、新しい知見も。あ、でも北海道は室内の温度一定でも、元々の温度低い所で爬虫類飼うと、低温で飽和水蒸気量少ない気体の温度を上げるから湿度管理が難しいんだよね。お風呂場みたいな環境が良いんだけど…。アオダイショウの幼体がマムシ擬態とか小ネタも拍手。ま、話とは関係ないです。
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最終話を読み終えていたので、この Side Case Summer の刊行にまったく気がつかなかった〜
油断してた(笑)
図書館から借りて読んでいたので全巻1度しか読んでないし、ホントにひさしぶりの再会。懐かしい。
皆さんお元気そう!
相変わらず櫻子さんの存在感はその場にいなくても圧倒される。
正太郎くんは大人になった。ちょっと雰囲気変わったかも。
百合子ちゃん、重いな〜。グルグルしてるし。表紙の表情も暗いよ…
ところで。
いーちゃん…じゃなくてゆーかちゃん、って誰だっけ(´ε`;)ウーン…忘れてるよ!!
また1巻目から読み返そうかな…
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櫻子さんシリーズは豆知識とか雑学が多くて勉強になりますが、今回も勉強になることが多かった!
元から櫻子さんシリーズ知ってる人やまだらの紐原作を読んだことある人はより楽しめると思います。個人的にキャラクター達のその後を知ることが出来たのがめちゃくちゃ嬉しい....。櫻子さん好きにはぜひ読んでもらいたいです!