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ある日、ひろが偶然持ち帰った掛軸に描かれた藤の花と赤毛の山犬を見たシロは遠い昔の記憶を語り始める。それは、かつてシロが「指月」と呼ばれていた頃の物語で…
長い年月を生きたシロが、ひろと出会って人間との関わりを考えるキッカケとなった物語で、とても感慨深い物でした。
かつて夕暮丸と名乗っていた山犬が一途に愛した雨藤と言う女性を亡くし、夕暮丸も長い年月をずっと一人で過ごしていた。人間の心が解らなかったシロがようやくそれを理解した様に思います。
そして、ひろと拓己の関係が中学生レベルで…ひろらしいんですが、もう少しステップアップして欲しいです。
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まさか続きが出るとは思いもせず…
主人公は指月。指月の友の夕暮丸の哀しい恋のお話。
指月が人の心の一端を知り、シロとして心に気づくまでの間の話。
ひろと拓己は脇役程度。
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長い時間を過ごしてるシロには、そりゃ悲喜こもごもの出来事もあるよね。
ひろはともかく、拓己もえらいシャイやねぇ。
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続けての8作目はシロが過去を振り返るスピンアウト。平安時代、江戸時代、そして幕末。東山の山犬、なかなかいいじゃない
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ある日偶然にひろが持ち帰った掛軸。それを目にしたシロが、昔を思い出してひろに語りかけます。
シロがかつて京都南にあった「巨椋池」の龍神で「指月」と呼ばれていた事、東山に棲み、炎を喰らったという山犬「夕暮丸」がいた事。そして美しい藤の化身「雨藤」。
それぞれの交流の物語。
平安時代、江戸時代中期、幕末、現代とシロがどの様に生きて来たのか、美しいけれども切ないシロの記憶が語られます。
シロ目線で語られる番外編です。