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図書館の本 読了
族のため、この髪を銀貨に換えて。
19世紀英国の港町で、清貧のシンデレラに訪れた奇跡――
カーラ・ケリー〈海峡の英国紳士〉シリーズ
名作の呼び声高い第1弾、新装版で登場!
英国の小さな港町の片隅でエレノアはひもじさに耐えていた。
子爵の非嫡出子であるばかりに世間から見放され、
宿屋を営む祖母と暮らしているが、半年も客が来ない。
ついには長い髪を切って売り払ったとき、
港に停泊した船の艦長オリヴァーが宿泊に訪れる。
到着するなり体調を崩したオリヴァーを看病したエレノアは、
やがて彼の優しさに触れ淡い想いを募らすが、
人並みの幸せなど望めるはずもなく……。
(BOOkデーターベースより)
順番違いで「籠のなかの天使」をさきによんでしまっていたので、ナナとオリヴァーのロマンスよりも、おばあちゃんやピートとの関係とか、ナナの父親のこととかふむふむと思うところがたくさんあったのも面白かった要因の一つ。
女はいざとなると強くなるなーというのが白人女性だとなおさら強調されていく感じがおもしろい
髪を売る、私生児としての負い目。
この辺りは時代背景がわかっていないと大げさに感じるかもしれない。
3部作らしいので続けて読もうと思う。
marrying the captian by Carla Kelly