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PowerAutomateに初めて触る人のために、大切なことがわかりやすく漏れなく解説された良本。ソリューション、オンプレミスデータゲートウェイ、承認、コンカレンシー制御についても書かれていて良かった。もっと昔にこの本に出会いたかった。
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■■概要・感想■■
◯Microsoft officeの昨日の一つであるPower Automate。(以下、PAM これでいいか不明だが、、、)WordやExcelに比べて知名度は高くない。
◯本書はそんなPAMの取扱説明書のようなものである。昔家に置いてあった、読みもしないエクセルの分厚い説明書のようなものである。なので本書を熟読しても得られるものは少ない。エクセルでは、他の人がどう使っているか、便利に使っている姿を見て学んで、理解を深めていった。PAMも同じで、いい使い方で便利になることを学ばないと、やる気になれないと感じた。
■考察■
○これからRPAなどを実施するには、マクロを組んで属人化してしまうものではなく、同じ環境の人なら追加の環境構築がほぼ不要で誰でも使える状態が理想だと考えている。ロジックもひと目で見てわかり、保守も容易になるシステムが良いと思っていた。その目的に、PAMはかなり有用なツールで、Office365のプランが一律に適応されている現状では、最高のツールになり得ると感じている。Pythonを動かすためのライブラリや環境をインストールするだけでも、使用頻度と保守の観点から、実働時間が減ってしまう。新しいツールを導入しようとするときには、保守と展開性の観点がネックになる。だからこそ、PAMによるRPA,DPA(digital process automation)は、強い武器になると感じた。
◯本書の使い方ではないが、PAM+PowerApps(PAP)で便利な使い方としては下記2つがある。
・AI builderでPDFファイルをテキスト化
・メールの添付ファイルを、onedriveに自動保存する
この2つはデフォルトサンプルがあり、即時使える機能であるにも関わらず、とても汎用的かつ多くの人が利用できる。どちらもOffice365のenterpriseプランでないと真価を発揮できなかったり機能が利用できなかったりするので、個人で使うのは難しいが、会社で使うには最高のツールである。(AI builderは月額6万ぐらいかかる。。。)
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・参考図書指定科目:「業務効率化のためのデジタルツール活用」
<OPAC>
https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/YZXqx67HNcT2CuIjmBUAVwvXI7k/description.html