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▼memo------------------------------------------------------------
・スマホに手を伸ばしてしまう。なぜそれが問題になるかというと、限られた時間を有効に活用できていないからだ。
・生産性は、罠なのだ。効率を上げれば上げるほど、ますます忙しくなる。人類の歴史上、いわゆる「ワークライフバランス」を実現した人なんか誰もいない。完璧に効率化された自分が、ついに人生で本当にやるべきことをやりはじめる----。そろそろ認めよう。そんな日は、いつまで待ってもやってこない。でも悲しまないでほしい。それは実際、とてもいい知らせなのだから。
・問題は、時間が限られている事ではない。本当の問題は、「限られた時間をどう使うか」について、僕たちが厄介な先入観を刷り込まれていることだ。時間をコントロールできなければ罪悪感でパニックになる。僕たちは時間をあるがままに体験する事をやめて、「今」という時間を未来のゴールにたどり着くための手段に変えてしまった。今はまだ楽しむときじゃない。いつかタスクがすっかり片付いたら、そのときこそリラックスして楽しもう、というわけだ。今を犠牲にしつづけると、僕たちは大事なものを失ってしまう。今を生きることができなくなり、未来のことしか考えられなくなるのだ。
・やるべきことはいつだって多すぎるし、これから先もそれはきっと変わらない。そのなかで心の自由を得るための唯一の道は、「全部できる」という幻想を手放して、一握りの重要なことだけに集中することだ。
・すべてを完璧にやるためのテクノロジーは、結局のところ、やること「すべて」のサイズをどんどん大きくする。だからそれは、つねに失敗する運命なのだ。
・詩人メアリーオリバー:「注意を向けることが、献身の始まりである」
・詩人メアリーオリバー:気をちらしたいという内なる欲求「ねえ、ブラウザのタブをひとつ開けば、目の前の重要で困難な仕事から逃れて、別のラクなことができるんだよ」
・今を生きるための最善のアプローチは、今に集中しようと努力することではない。むしろ「自分は今ここにいる」という事実に気づく事だ。今を生きるとは、今ここから逃げられないという事実を、ただ静かに受け入れることなのかもしれない。
・適切なペースをつかむコツは、1日に割り当てた時間が終わったら、すぐに手を止めて立ち上がる事だ。もっとできると感じても、それ以上はやらない。
・4000週間というすばらしい贈り物を堪能する事は、偉業を成し遂げることを意味しない。むしろその逆だ。並外れたことをやろうという抽象的で過剰な期待は、きっぱり捨てよう。そんなものにとらわれず、自分に与えられた時間をそのまま味わった方がいい。
・この選択は自分を小さくするか、それとも大きくするか?、人間的成長につながるか(大きくなれるか)、それとも続けるほどに魂がしなびていくか(小さくなるか)。と考えれば、答えは自然と明らかになる。できるなら快適な衰退よりも不快な成長をめざしたほうがいい。
・人の平均寿命は短い。ものすごく、バカみたいに短い。でもそれは、絶望��続ける理由にはならない。限られた時間を有効に使わなくてパニックになる必要もない。むしろ安心してほしい。到達不可能な理想を、ようやく捨てることができるのだから。どこまでも効率的で、万能で、傷つく事が無く、完璧に自立した人間になることなど、はじめから無理だったと認めていいのだから。さあ腕まくりをして、自分に出来ることに取りかかろう。
・「やったことリスト」、毎朝、リストが空っぽの状態から初めて1日のうちに達成したことを少しづつ記入していく。「今朝は何一つやっていない状態だったのに、こんなに多くの事をやり遂げたぞ!」、小さな勝利を経験すると、モチベーションが上がる。
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よくある時間管理の効率化に関する内容かと思って読んだら全く逆の内容が書かれていて新鮮で面白かった。
ただ、最後の方に微妙に個人の政治思想的な所が見えた点がどうかと思った。
今まで時間管理系(効率化的なやつ)の自己啓発本を読んできた方で違った考え方をインプットしてみたい方にオススメ。
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何もしない時間が嫌いだった自分にささった
思い通りにならないことが当たり前
子育てで予定通りにイライラしていた昔の自分に言い聞かせたい
不快だ嫌だ思えることを逃げずに受け止めよう
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個人的にはすごく面白かった本でした。いわゆる時間管理術を学ぶノウハウ本ではなく、限られた時間をどう生きるかという人生論的な本です。主張は一貫して、暗い現実を受け入れようという話ですが、暗闇から始める勇気を貰えると思います。
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多様化した価値観の中で自分にとって大切なものは何か。物質的な満足を容易に得られるが精神的な充足感は得難い。それを得るための心構えを学ぶ。
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現実を直視すること
そしてこの人生においては全てをおこなっている時間はない。まずそこの認識をする。
起きている事象について真っ向に向かい、それを受け入れる。
死が確実にやってくること、そして、自分が死に向かっていることを見つめる
常に身の周りに起こることに対して奇跡だと感じる
p123
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「時間」と「人生」については何度も考えてきたけれど、捉えどころのないもの。
同じようにモヤっとしている人にはぜひ時間をとってこの本と向き合ってみて欲しい。
この本から得られるのは「答え」でなく「気づき」
著者の深い洞察の数々に、自身の考えと対話しながら読めた。新しいひらめきも生まれた。
抽象的で答えがないものだから、言葉にできなかったこと。
まだ人生の途中。
折に触れて読みたい一冊。久しぶりの名著。
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これは面白い!なんか久しぶりに新しい考え方に出会えた。
「現実に逆らうのではなく、現実に合わせて動く」
この考え方は自分が最近意識していることでもあった。
何時までに仕事の準備をすると決めて
その時刻が来たら準備が不十分でももうやめてしまう。
そして、「あー、終わらなかった」ではなく
「準備不足でどこまでやれるか試すんだ」とか
「できたところまでが最善の準備」とか考えて
最近仕事に取り組むようになった。
準備不足の方が自分の力を最大限発揮しようと思うし、
準備ができたからと言って相手が理解できるとも限らない。
現実に合わせて動くって大切だなぁと感じた。
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完璧主義をやめよう→分かる
自分にできる範囲に限りはある→わかる
共感は多かったけど、結局言ってるのは
自分にできることをまず始めよう(優先度決めたうえで気楽な気持ちで)
なんだよなぁ。限るある時間の使い方ねぇ。。。ってなる気もする
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人生は4000週間。
人生の終わりに向かって今も刻々と時間が進んでいる。
生産性をあげることが好きで、いかに効率よく仕事をするかを考えてきたが、効率をいくら重視しても仕事は増えるばかり。
この仕組みはなんなんだろうと不思議に思ったが、それについて少し考えさせてくれるきっかけになった本だった。
7つの週間の石の話。
全部を入れるには大きな石から。という例えにすごく感銘を受けていた自分だったが、この本を読んで、果たしてそれは正しいのかと思うことができた。
短い人生、理想を追い続け、将来のためにと今を生きるのは勿体無いように感じた。
自分の時間をどう生きるか。
何もしなくたっていいじゃないか。
楽しいと思える時間を過ごしたいと思った。
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ハウトゥー本と言うより、時間の概念について書かれた本。
途中抽象的な部分があったのもあり、著者の言いたいこと全てを理解できた訳では無いが、生活習慣を変えてみようと思った点がある。
まず、家族と話すときは何かをしながらではなく、相手の表情や仕草に目を向けながら会話しようということ。
夕飯時、皿を洗ったりスマホを弄りながら会話をしているときがあったので、これは反省せねばならない。
次に、仕事は重要なタスクを時間を決めてやること。
前々から仕事の優先度は分かってそれを先に片付けていたつもりだったが、思えば飽きてくると他の仕事に手を出し始めたりしていた。
面白かったのが、皆、忙しいのが好きという事実。
確かにそうだ。
職場の人で「休んでもやることがないから休まない」と言う人がいるが、そもそも休むのに理由は必要ないし、ただ家で読書して過ごす休日があっても良いはず。
それなのに「休みの日にやること」を探すなんて自ら忙しさを求めてるのと同じ。
世の中は皆、せかせかしてイライラしている。
これは効率が求められる今の世の中では仕方がないことなのかもしれないけれど、イライラするだけ損だ。
「時間を有効活用する」なんて言葉はあまり意味がないと常に自分を戒め、今やるべきことをしっかりやろうと思う。
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理想と現実のギャップに苦しまずに済むよう、それまで自分の前に高く設置していたハードルを下げてみることも大切かもしれない。
「大きく稼いでやる!」
「すごい実績をあげてやる!」
「世の中に影響を与えるんだ!」
↑とうてい実現できそうもないことのために躍起になって、大切な時間とエネルギーを消耗しないこと。
むしろ、普段やっている何気ない仕事や趣味に楽しみ、やりがいを見出し、身近にいる大切な人たちを喜ばせて生きていければ、それで十分幸せじゃないだろうか?
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タイムマネジメントの本としては決定版ともいえる良書だと思います。
時間をコントロールするのではなく時間はそもそもそんなに沢山ないことを知るのが大事。
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0 どんな本?
現代人の時間感覚、価値観、効率主義に対する警
鐘を鳴らす本。時間管理の具体的な内容は無いが、
人生レベルの計画をする時にとても参考になる時間
管理の本
1 何で読んだの?
(1) 時間管理の技術を深めたいから。
(2) 具体的な技術、知識が欲しい。
(3) 計画に管理が反映された状態
2 構 成
全14章構成290頁
人生の短さから始まり、何もしないでいることは時
間をうまく使える人と終わる。終始全てを効率的や
ろうとする事へ警鐘を鳴らす。
3 著者の問題提起
「完璧に効率化された自分がやるべき事をやる。」
そんな日は来ない。でもそれは良い知らせ。
4 命題に至った理由
生産性オタクだった著者気付き。
5 著者の解
自己の不完全を受け入れ、出来る事にフォーカス
して取捨選択して行く事が大事。
6 重要な語句・文
(1) 全てを片付けた後の時間など永遠に来ない。
(2) ワインを楽しむ時間を否定するなら富や生産性
に価値は無い。
7 感 想
読んでいて気持ちが少し楽になった。時間管理や
目標管理に躍起になっていた自分がおとなしくなっ
た。1番刺さったのは完全性の否定。全てが片付くこ
とはないし、生産性が向上しても今よりも忙しくな
るだけ。深く知りたい事は「見返りのない取り組
み」私の場合は趣味の柔術は楽しい以外に見返りが
あるので違う。なんだろう?人に勧めるなら人生は
短いという事。時間は加齢と共に加速する。正にタ
イトル通りの「限りある時間の使い方」の本である。
大事な事を大事にしよう。
8 todo
(1) 優先順位の確立。(健康、家族、趣味、仕事)
(2) 見返りの無い楽しいだけの取り組みの発掘
(3) 成長だけに時間を使うのが本当に幸せなのか?
9 問 い
幸福とは?
10 答 え
素敵な時間の使い方
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現代人が本を読めない理由は時間がかかりすぎるから。もっと効率のよい生き方をしないと、とかんじる。家でじっとしていられないのも、焦りを感じているから。
必要なだけ時間はかかるものだし、運転と同じで焦っても大して時間は短縮されない。
忍耐、我慢という言葉はネガティブではあるが、急がずにできる人が成功する、行動に満足できるなどの向きもある。
忙しさへの依存を手放そう。
やりたいことは今やる。
今に集中するマインドフルネスを見直そう。