紙の本
買ってよかった
2023/07/23 19:37
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投稿者:琉生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
海上保安学校を舞台に繰り広げられる、海上保安官たちのお話です。
自分は保安学校がある舞鶴市在住(生まれは違う)ですが、本編で描かれる場所は大体わかります。
ネタバレになりますが、金城学生の彼女の言動には“・・・はぁ?! お前何言ってんの???”ってなる部分がありました。
(ほかのところは大丈夫でした)
やっぱり、知名度の問題なんですかね… (遠い目)
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吉川作品らしい海上保安庁・海上保安学校と生体肝移植という世間であまり知られていない事柄を上手く紹介しながら、程よいエンタメを盛り込み、感動作に仕上げている。海猿でスポットライトが当たりつつも、やはり海自には遠く及ばないサブ扱いの、しかも海上保安大学でなく、舞鶴の海上保安学校という舞台設定も心憎い。勿論私も知らないことだらけで勉強しつつ楽しませてもらった。一方、生体肝移植は当事者として読ませてもらい、嘘はないが浅い印象ではあった。しかし物語を上手くまとめる力は流石吉川作品で、最後まで笑いと涙で読ませる。
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あ~良かった!(^∇^)笑いあり、涙ありの海上保安学校の話(*´∇`*)海猿も警察の教場も面白かったけれど、それとはまた違う面白さと感動があった♪
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海上保安官の桃地は、かつてプロポーズを断ったシングルマザーの彩子に肝臓がんで余命1年と言われ、いても経ってもいられず本省から舞鶴への異動願いを出し、舞鶴の海上保安学校の教官として赴く事になり…
彩子のプロポーズを断った理由が切なく、桃地の所為ではないのだけどそれは仕方のない事だったと思います。
彩子のためにメタボな体を絞って移植しようとする桃地の強い意思が素敵でした。
真っ直ぐで思いやりのある桃地と、一癖ある生徒達のやりとりが確かな絆となったのにジーンときました。
病気が進行して移植しか方法がない彩子だったけど、息子の体を傷つけてまで助かりたくないって思いも否定できなくてもどかしかったです。
ラストのくだりで涙が出てしまいました。
皆、幸せでとても爽快な読了感でした。
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「海蝶」の作者が舞鶴にある海上保安庁海上保安学校を舞台にした作品。
個人的都合で東京の本部勤務から舞鶴での教官へと異動した主人公だが、学生とのぶつかり合いを通じ意外なほど愛情深く学生から慕われる教官になっていく。
後半の「五森祭」、遠泳訓練、乗船実習と畳み掛けるエピソードにより師弟の絆は深まり、学生たちも海上保安官として成長していく。
その後の伴侶の手術と卒業とで一気に昇華し、終焉は充足感に包まれる。
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涙腺緩みっぱなし。
最高に胸が熱くなった。
愛する人のために海上保安学校の教官として舞鶴に赴任する桃地が、とても良いのだ。
メタボで冴えない独身中年男かと思っていたが、全く違っていた。
みんなに好かれる最高に熱い男なのだ。
比内地鶏、いいじゃないか。
すべてのキャラクターが際立っていて脳内で映像化していた。
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海上保安官でメタボの桃地は憧れのマドンナだった女性ヘリ操縦士の彩子に呼び出された。
彩子は肝臓癌で余命1年、シングルマザーの彩子の一人息子の悠希は京都舞鶴にある海上保安学校に入校予定。
彩子は舞鶴の病院に入院する。
桃地は彩子と一緒にいたくて海上保安学校の教官として赴任する。
感動の一気読み(^_^;)
吉川英梨ファンにはぜひ読んでもらいたい作品です!
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139血生臭い権力との戦いから、海の猛者たちの爽やかで暑苦しい海の物語へ。13階も勢いのある話しだったけど、やっぱり成長の航跡が伺える作品がいいね。若者たち国境を守る気概を信じたい。
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愛する人のため何もかも投げ打って舞鶴の海上保安官の教師になった桃ちゃんの侠気に感動。そのひたむきな気持ちに問題ある学生たちも心開いていく。
学生たちとともに道を切り開いていく物語の面白さ、そして何より桃ちゃんの人物に乾杯。
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めちゃくちゃ感動しました。桃ちゃんの男気に惚れ惚れして、海上保安学校の生徒達に感動させられて何度も涙しました。続編楽しみにしています
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正義仁愛の精神ここにあり。
ああ凄く良かった。
泣いて笑ってまた泣いて。
感情が激しく揺さぶられる物語だった。
主人公は、海上保安学校で教官を勤める桃地政念。
身長163㎝、メタボ体形で短足、おまけに髪も衰え気味。
でも読み進むに連れ、その人間性にどんどん惹かれていく。
余命一年の診断を受けた女性への優しさと深い愛情。
自分の教え子達へ向かう熱い想いに何度も涙腺が刺激された。
常に死と隣り合わせ、命懸けの過酷な現場の中で、挫折を経験し悩み葛藤する生徒達。
どの子達も愛おしくて堪らない。
みんなの未来を心から応援する。
頑張れ!!
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最高の学校と仲間が、生き方を教えてくれた。海上保安学校が舞台の教場物語
桃地政念(ももち・まさむね)は、海上保安官の中でも調理・経理・庶務などを担当する縁の下の力持ち部門「主計」の専門官。海上保安官といえど、海猿でもヒーローでもなく、小柄でメタボが気になる独身彼女ナシの中年だ。
霞が関勤務の彼がある日、学生時代のマドンナ・高浜彩子から呼び出された。彩子は女性ヘリ操縦士の草分け的存在で、桃地とはある因縁を持つ。
ドキドキしながら向かった待ち合わせ先で告げられたのは「肝臓がんで余命一年」。京都府舞鶴市の病院に入院するという。シングルマザーの彩子は、息子の悠希が春から舞鶴の海上保安学校に入る予定で、そのそばで過ごすためのようだった。
彼女のために現地への異動を企てた桃地は同校の教官として赴任することに。船舶運航システム課程主計コース3組の担任となったが、腐れ縁の校長・比内から、ある事情がクラスに重い影を落としていることを聞かされ……。
全体通じて良い話だった。これを読んで国を守ってくれる人増えると良い。
しかし・・移植・・・治療が遅すぎるんじゃ無いか?
沖縄のおねえちゃん・・・アホすぎて・・・一緒にならなくて良かったよ。
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面白かった〜\(//∇//)
涙あり笑いありの物語です‼︎
キムタクの教場は過酷な警察学校
こちら海猿でお馴染みの海上保安学校であります♪
あらすじ等はほかの方のレビューを参考にしてください( ̄▽ ̄)
女の為に移動願いを出し、生徒たちの為に泣き
とにかく熱い男桃ちゃんです!
熱血教官とシックスパックの男達♪
ありがとう!海上保安官のみなさん\(//∇//)
そしていつか門司港サマーフェスに行ってみたい♪
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海上保安庁の主計管理課の専門官 桃地は、メタボな中年男。
そんな桃地が、大切な女性の余命を知り、少しでも近くで支えたいと、その近くの舞鶴海上保安学校の教官となり、学生たちと触れ合う日々。
とても読みやすく、話の中にどんどん入っていけた。
海上保安官を目指す学生たちの揺れや迷い苦しみにも感情移入し、また肝臓がんの生体肝移植など、色々知りながら読み進めた。
若い人にも読んでもらいたくなるような、良い作品だと思う。
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そういえば水上警察シリーズを書いた先生だ(´・ω・`)
(ゴミ)53教場シリーズ同様生徒の成長譚だと油断
していたら泣かされた、こういう究極の物語は作者の
狙い通り感情が揺さぶられるからたまらん