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フェルミ推定の先入観ブレイカーな一冊!!
私はデザイナーです。フェルミ推定って言葉は聞くけどすごく難しくて何だかよくわからないイメージでしたが、出だしの10ページで価値観変わりました。
フェルミ推定は、
「世の中に起きてる出来事」に絡む全部のファクターを、テーブルの上にバンバンバンとはっきり並べて、それぞれの関わり方を方程式にして、詳らかにする考え方なんだ。ってめちゃくちゃ見方が変わりました。
これってコンサルだけでなくて、これからの時代、全部の職業で必要なセンスですよね。スゴイ。
実践しながら、読み進めるのが楽しみです。
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この因数分解で議論できない、
プロットできない課題は何か?
ハウツーだけでなく、ハウツーを実績しても尚、
漏れてしまいがちな要素に触れてるのは実践的!
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◎A面の前半
「フェルミ推定の技術」を磨く – まずは技術を磨かないと、何も始まらない!
A-1 「ボルダリングの市場規模推定」‐ビジネスモデル反映の「妙」
A-2 「DVDレンタルの市場規模推定」‐答えの無いゲームと相対感
A-3 「大学数の推定」‐頭の使い所から逃げる悪癖
A-4 「表参道にある美容院の売上高」‐フチドリ思考という悪魔的思考法
A-5 「サーフィンの市場規模」‐「筋が悪い」という感覚の醸成
A-6 「スキーを趣味にしている人数の推定」‐田中角栄さんの気持ち
A-7 「子供向けぬいぐるみの市場規模」‐現実の投影と「辻褄思考」
A-8 「銭湯の市場規模」‐議論の単位をあなどらない
A-9 「高級鮨屋さんの年間売上高」‐PL方式、見参!
A-10 「格闘技スクールの市場規模推定」‐最強の弟子「石毛大蔵」のレア度
A-11 「コロナ禍におけるディズニーランドの売上予測」‐複数の因数分解トレーニング
A-12 「高級電動自転車の市場規模」‐オーナーの気持ち
◎A面の後半
「フェルミ推定の技術」をもっと磨く – さぁ、新境地。ビジネスの中で如何に使うか!
A-13 「ハウスクリーニングサービスの市場規模」‐事業家になろう!
A-14 「スカッシュの市場規模」‐事業の幅からの「不」の換算
A-15 「B2Bドローンの市場規模」‐事業の解像度とか言って格好つける
A-16 「Uber eatsなどのフードデリバリーの市場規模」‐3つの方法と市場浸透度
A-17 「データサイエンティスト数の推定」‐価値の定量化
A-18 「有料動画配信サービスの市場規模」‐顧客進化論
A-19 「ノンアルコールビールの市場規模」‐酔っている場合ではない未来が来た!
A-20 「タクシー広告の価格を推定してください」‐プライシングの妥当性
A-21 「マッチングアプリで1ヶ月にデートできる数」‐論点を絞るとは何か
A-22 「残りの人生で、親と会える数」‐現実を濃くする
A-23 「表参道の骨董通りにあるスポーツジムの売上高」‐商品・サービス設計もお任せあれ!
A-24 「有線イヤホンの市場規模」‐「全体構造」を示す価値
◎B面
「フェルミ推定」×「問題解決」 – 新たな問題解決の思考法を貴方に!
B-1 「DMMオンラインサロン成長戦略」‐ゴールシーク思考
B-2 「コロナ後のMR組織」‐組織論もフェルミ推定
B-3 「スタートアップの資金調達」‐「世界観の投影」という最高到達点
B-4 「ソフトバンクの国内旅行市場への参入」‐「次の議論」との整合性
B-5 「帝国ホテルの売上向上」‐問題解決のステップの1つ
B-6 「花屋チェーンの売上向上」- 議論の土台、スタート地点
B-7 「携帯保険の利益率向上戦略」‐フェルミ推定は最強だ!
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ビジネスモデルを考えていくにあたって、フェルミ推定の基本を学びたくて、手に取りました。
具体的な例をもとにフェルミ推定の解答を示しており、フェルミ推定がどういうものかということを学ぶことはできました。
どういうものかはわかったのですが、自分の中で定型化できず、しっくりきていない部分もあります。実践あるのみ?
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文系数学の問題を2000問暗記して一橋大学に合格したと言う著者。随所に暗記の必要性をちりばめながら、解説が進む。問題はフェルミ推定だが、要素分解、因数分解する切り口をレクチャーする。だが、正直学ぶ所があまり無い。
推測するための参考値の情報の取り方、相関性を見た方が良いと思うのと、一つの数式を掘り下げるより、二つ以上のアプローチで確からしさを検算する方が、実際的だ。また、ネットで検索すれば、40点レベルのデータは手に入るので、それを活用して詰めていく方がリアリティがある。
残念だったのは、サラッとタクシー広告の価値を一回5円として規定した箇所。何故5円なのかを突き詰めたい。フェルミ推定にしても、もっともらしい論拠を述べているに過ぎないのだから、設定単価にそれを適用してみて欲しいのだ。不文律で言い切れない、広告効果の根拠は。これを暗記で済ませてはいけない。
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プラクティカルであること を謳い文句にしてるだけあって、中身は現実的で面白い。が、頷けるところと首をかしげるところが混じっているので星4つまで。でも文体は好きです。
〇の項目は作者の独りよがりでも面白いので耐えられるが、△は作者の独りよがり感が強すぎると感じた。フェルミ推定は独りよがりから始まるのだが・・・いい加減すぎない? いい加減だから良いのか?
〇プロセスがセクシー
〇2つ以上の選択肢をつくり、より良いものを選ぶ
〇流してしまいそうな「表参道の」をハイライトするフチドリ思考
△筋が悪い例:選ぶ割合が1%と推定すると、2%になっただけで最終結果が2倍になる
△議論の単位は、日、週、月?
〇田の字をつくって左下と右上に数字を置いてから 軸を決める
△解像度を上げる:因数分解で細かくして、推定を積み上げる
△論点を絞る:デートする回数を、アプリでスワイプする回数に絞った
△事業理解と目標理解
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本のタイトル通り、フェルミ推定から問題の解決までの思考を学べる本だ。フェルミ推定といえば、単純に予想を立てるための考え方だけだと思っていたが、この本を読んだことで、ビジネスシーンや日常生活の中など、あらゆる場面で問題を因数分解し打ち手を出しやすくなることがわかった。抽象から具体にしたい人には読んでほしい冊だ。
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「ピンクボン万歳」
フェルミ推定が"万能の薬"だと確信した。
因数分解により問題の全体像と因数が分かる。
まさに問題解決の神髄。
本書の暗記は思考プロセスを自分の引き出しにどんどん入れていく感覚。
暗記に対する考え方も変わった。
黄色ボンと一緒に繰り返し読みたい一冊。