紙の本
燿子の危機
2022/09/28 14:47
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
遠州峰生にある名家・遠藤家の常夏荘で育った燿子。学校ではいじめられたりもしたが、今では跡取り息子の立海と楽しい時間を過ごしている。ある日、おあんさんの息子・龍治が常夏荘にやってくる。龍治は燿子の父・裕一を知っており、生前の裕一のことを話してくれた。そしてある事件をきっかけに燿子と龍治の距離は急接近する。その事件とは・・・。
燿子が幸せになれればいいなと思う。地の星を読むのが今から楽しみになりました。
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なでしこ物語の続編ということで大きな期待をしながら読んだ。期待を裏切ることなく、面白かった。ラストの展開にはビックリ!とにかく2人が幸せで終わって欲しい。続編にまた期待
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常夏荘の見えない人間関係に翻弄され、成長した立海と耀子。
1巻を読み直せばもう少し理解できるかな?
愛情とは、単純ではない。
守りたいもの、守るべきものなのかと、切なくなる。
で、皆美男美女設定なので、ドラマ化とか、映画化とか、期待。
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龍治無双。
彼の無自覚なかっこよさ、色気、一見冷たそうに見えるけどその中に隠されてる優しさ。キザっぽい言葉もかっこいい。眉目秀麗とはまさにこのこと。
そりゃあリュウカくんも憧れるわけだ。ヨウヨも惹かれちゃうわ。
やっぱりあの場面、ヨウヨの最大のピンチを助けられるのは龍治だよな。
もし、この出来事を立海が知ってしまったとしたら彼は「ヨウヨよりも大人だったら」って悔やむんだろうな。
それにしてもヨウヨが待っていることを信じてずっと頑張ってきた立海が報われなさすぎて…。
立海の変わらない天真爛漫さ、素直さ、優しさにほっこり。
心を閉ざしていた龍治に対して「友だち連れてきたよ」と立海の言葉がよかったな。
きっとその言葉で龍治の心の中にあったわだかまりが解けていったんだと思う。
少しずつ大人になって、様々な感情を抱えながら決断していく彼等に切なさを感じる2巻だった。
龍治も言っていたけど、間宮家の人々は一人で抱えすぎ!!
あと「憂い」っていう言葉が好きになった。
あと龍治に「彼女」って言われたら昇天すると思う。
しっかし伊吹さんの作品には、わたしの心を鷲掴みにする美男子ばかり登場してくるのはなぜーーー。
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NA図書館本
なでし子物語2部
18歳の耀子。龍治との絡みなどあり、みんな大人になってゆく。
どことなく中弛みな感じ。
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まさか、まさか!意外な展開になってきた!
大人になっていくリョウカくんとヨウヨ。
2人の切なく素敵で夢のような想い出。
2人はどうなっていくの?!?
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この前読んだ「なでし子物語」の続編。
前巻から8年経っていて、18歳になった耀子が誰にも告げずに常夏荘を後にするところから始まる物語。
耀子が思い出すのは、その4年前、久し振りに立海が峰生を訪れた、そして突然やってきた龍治も加わった、その夏の出来事。
それぞれが複雑な思いを持つ3人が、龍治が暮らすガレージで打ち解けていくでもなく繋がっていく様子がとても良い。
格好つけていても龍治が立海や耀子を気にかけているのが見え隠れするところが微笑ましくも切ない。
終盤はドキドキ&驚きの展開だが、龍治の姿は当時の若者だと誰もが憧れたような格好良さ。耀子が龍治を意識していくのはよく分かるが、立海のほうはちょっと不憫。
3人ばかりに目が行くが、実の息子からも「おあんさん」と呼ばれ、耀子にも出て行かれた照子が抱える屈託や、あの時ああ声を掛けていればという悔恨も、親の立場にはよく沁みる。
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龍治の魅力あふれる巻でした。
『大切な人のために何かをすることを、迷惑だなんて誰も思わない』
と耀子に真摯に伝える姿に、本当に大事に思っているんだなぁと感じました。耀子と立海が初恋同士だと気づいていても、それでも自分のところにおいでという、それでも好きなんだという龍治と耀子の関係がどうなっていくのか次作が楽しみです。