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まず、はじまり方が「おっ?」という感じ。
劇的効果云々というよりも漫画らしい展開なのかも。
登場人物の名前は福田訳を参考にしていらっしゃるもよう。
セリフなどは各氏の訳が混ざっているようで、例のあの「To be, or not to be」のセリフは河合訳です。
また、城の描写がきちんとKronborgらしくなっているので、
原作をご存じの方も細かいところでニヤリとできるかも。
きちんと調べたうえでお描きになったことが伺えてよいですね。
ただし、フォーティンブラスは出て来ません。
ホレさんは割と偉そうなていかな(笑)。
そして3-2のあのシーンはあるにはあるものの、ホレファンにはちょっと物足りず、でした。
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読み終わって思うことは、あぁ、復讐って、全てを犠牲にしてしまうんだな・・・。
原作は読んでません。(パラパラと読んで、脚本だったので読みづらかったので)
漫画でこの話をするっていうのはアリだと思う。
これで、ホントシェイクスピアを知らない人たちにも伝わるんじゃないかな。
かくいう私も、この話は名前でしかしりませんでした。
きっかけは『絶園のテンペスト』という漫画と『7人のシェイクスピア』という漫画を見て、これはどんな話だったんだろうと思ったのがきっかけです。
本当にこの因果というか、なんというか・・・。
心にズシンとくる作品でした。
復讐からは何も生まれない。
それが私のこの話を読んだ結論です。
こりゃ4大悲劇というだけあるわ。うん。
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名作をともかく強引に読んだ。大勢死ぬんだなというのが読後感。小説だとそれが味わいになるのか。今度は小説を読んでみよう。
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シェイクスピアの作品はロミオとジュリエットしかしらなかったので、違う作品も読もうと思い、まずはハムレットの漫画版のこの本を読んだ。
原作がどれだけ略されているのかはわからないが、この本の内容からだけでも、「復讐の無愛さ」がわかった。
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緊張感が持続するドラマチックな展開で一気に読破。
マンガ版があれば、古典文学の大作を手軽に楽しめます。
(セリフの格調が高い、と思っていたら、ブクログレビューで、先人の各種の訳を使っている、との情報が。)
シェイスクピアは敷居が高い、と思っていましたが、非常にサスペンスあふれるドラマチックな展開に夢中になりました。
いずれ完訳版も読んでみたいと思いました。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20150427/p1
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超有名な作品で読んでみた。
悲劇ではあるが、シェイクスピアの名作であり劇にしたらオモシロイのは察しがつく。
自分の父を殺された事実を知るための策略や、現王もハムレットを葬るためにいろいろと思案してやり合う。この攻防戦を劇で見ると飽きずに最後まで観れるだろう。
俺はハッピーエンドで終わる、ベニスの証人のほうが好きである。