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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
インプットはしていてもアウトプットはしていなかったなと、この本を読んで気が付きました。これからは気を付けたいです。
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10倍というのは読書量ではなく、学びの量。
ネット記事の殆どは、検索結果の上位に表示されたいので5000字以下。断片的な情報しか得られない。その場限りの消費で終わる。
その点、本なら体系的に理解することができる。
知識だけ持ってても意味がない。
「背景」を見抜く力が重要。
「視点読書」と「法則読書」で得たものをメモアプリに転記する。
それを具体的な実務に落とし込む。
仕事に行き詰まったときなどに「視点・法則リスト」を開き参照すると打開策が得られたりする。
ビジネス書の選び方が有用。どんなスキルが得られるかも書かれているが、具体的な書名は挙げられていないので注意。
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視点と法則を意識した読書術っていうのは、言われてみたらその通りやんって感じたけど、本書の読み方をそのまま実践するのは実際難しいと感じた。これは訓練すればって自然とできるようになるのかもやけど、自分にはイメージが難しかった。ただまず大きな観点として、著者の視点と法則を見つけ出して考える癖をつけたいとは思う。
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情報が簡単に手に入れられる現代でなぜ読書が大事なのかを教えてくれる本であり、自分の読者の仕方を変えてくれた本。
本を受け身のまま読むのではなく、自分で考え、答えを導き出し、成長につなげていくための方法が書かれてます。
初心者からでもおすすめできる本です。
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インプット・アウトプットが10倍になる読書の方程式
著:羽田康祐
ビジネス書を読む目的=自分の中に「視点」と「法則」を増やしていくこと。何を考えるべきか?(視点)×どう考えるべきか?(法則)=あなたなりの結論。
本書では、ビジネス書から著者の視点を探すことを「視点読書」、法則を探すことを「法則読書」として、その両方を自身の中にストックする方法を解説している。構成は以下の6章から成っている。
①ビジネス書は、成長を加速させるエンジン
②10倍読書の四大原則
③視点を増やす「視点読書」
④法則を増やす「法則読書」
⑤10倍読書のアウトプット術
⑥ミスマッチを防ぐ!10倍読書の選書術
ビジネス書を読み始め10年経過し延べ1000冊を超えた頃から、自分や自分の周りの環境や見え方が一変した。もちろん周りが変わったのではなく、本書で言う、自分の視点が変わり、多様化し、モノゴトの本質や法則がわかってきた。言うならば、1000冊の学びが体系的につながりだしたとも言える。
世の中に溢れる読書術の関連本。ことあるごとに新旧問わず、同様の本を手に取る。まっさらな気持ちのではなく、自身の読書に対する向き合い方をフィルターとして通しながら読む。本書からは何の違和感もなく、するすると著者の考えがキラキラと光りを帯びるが如く自身の頭に入り込んできた。
インプット・アウトプット全てが効率的に行われてきたとも思わない。自身で許容しながら、それ以上の時間と労力をかけて補ってきたのかもしれない。
本書の10倍読書が身についている状態であれば、もっともっと成長出来ていたかもしれないが、そう言っても仕方ない。経験による本への向き合い方と本書からの学びでさらなる貢献ができるよう精進し続けたい。
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この本は量より質。結局、質ってどれを了解こなすかって話だと実感。視野が広がるってことはインプットを増やすこと。その時に何を入れるか。法則と視点。
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一言で言えば、読書の方程式とは、以下を指す。
何を考えるべきか?(視点)×どう考えるべきか?(法則)=あなたなりの結論
この視点、法則を用いて思考することで、ネットに転がっているような単なる情報ではなく、自分だけの知識を得られるとしている。
視点、法則と言ってもそれぞれステップがあって、
▪️何を考えるべきか?
「視点読書」ステップ1:
ビジネス書から「視点」を発見する。
「視点読書」ステップ2:
「発見した視点」を抽象化して捉え直す。
▪️どう考えるべきか?
「法則読書」ステップ1:
ビジネス書から「法則」を発見する。
「法則読書」ステップ2:
「法則」を抽象化して捉え直す。
▪️あなたなりの結論
ステップ1:
手書きのメモをメモアプリに転記する。
ステップ2:
イメージトレーニングをしながら日々の仕事に活かす。
ステップ3:
組織の力に変える。
ステップ4:
社会に共有する。
となる。
♦︎第一章♦︎ビジネス書は、成長を加速させるエンジン
ビジネス書を読んだ方が良い理由は5つある。
1.体系化された知識が身につく
→書いてある知識を理解するだけでなく、知識と知識の間にある「関係の理解」ができる。これにより、暗記を越えて、知識を運用していけるようになる。
2.解釈力が身につく
→知識×照らし合わせる背景を見抜く力=解釈力
3.思考力が身につく
→頭の使い方が大事。読書する上で以下を意識すると良い。
①疑問をぶつけながら読む。
②視野・視座・視点の違いを意識しながら読む。
③時の流れを意識しながら読む。
④思考の流れをトレースしながら読む。
→思考のプロセスに対して思考を巡らせ、自分なりの知恵に変えることができれば、再現性の高い思考プロセスを手に入れることができる(「法則」に当たる)。ビジネス書を通して「法則をストックする」習慣を持てれば、情報や知識を越え、自分なりの結論を導き出せるようになる。これは、自身が「正解を探す人」から「正解をつくる人」へ変わることと同じ。
4.応用力が身につく
→「抽象化・法則化」➡︎「具体化」で応用力を身につける。
5.将来に向けた投資になる
→情報を消費して終わるという短期的なスパンではなく、「視点」や「法則」を得られれば、それらは「仮説力」や「アイデア力」となって生涯に渡って役立つ「能力」になる。
♦︎第二章♦︎10倍読書の四大原則
1.「読書量」より「学びの量」
→ビジネス書を読むにあたって重要なのは、「重要な2割を拾って、速く、たくさん読むこと」ではなく、「限られた読書時間の中で、得られる学びを10倍以上にすること」。
2.「フローの情報」より「ストックの情報」
→自分の中に「時代や分野を越えて変わらない法則」が蓄積されていけば、いざというときに目の前で起きた現象を、「時代や分野を越えて変わらない法則」に当てはめてみることで、質の高い答えが素早く導き出せるようになる。これが思考力の源であり、巷で言われ��「仮説力」である。
ストックの情報×思考を巡らすこと×その蓄積(=時間)
は、あなたの思考力を劇的に高めてくれる。
3.「視点読書」「法則読書」の2回読みをする
4.同じ分野の「固め読み」をする
→複数の本で共通して主張している、本質とも言うべき内容に気付ける。
それぞれの書籍に書かれた内容が有機的に結びつき、体系的に整理して理解することができる。暗記を越えた「運用能力」が身についていく。
♦︎第三章♦︎視点を増やす「視点読書」
視点はイシューを決める。
視点を発見したら、それを抽象化して捉え直す。
視点の色々
・目的と目標
・目的と手段
・現象と原因
・質と量
・異質と類似
・効果と効率
・有形と無形
・演出と仕組み
・ポジティブとネガティヴ
・増やすと減らす
・多様性と統一性
♦︎第四章♦︎法則を増やす「法則読書」
法則とは、「ああなれば→こうなりやすい」という必然的関係を因果関係として定義している。
事前に「法則」を数多くストックしていれば、目の前で起きている現象に「法則」を当てはめることで、「的を射た」仮説を瞬時に導き出すことができるようになる。つまり、個別に見える物事の間に法則性を見つけることで、実際に経験していないことも、ある程度は予測できるようになる。
また逆に、「こうなってしまったのは(=結果)→こうだからだ(=原因)」というように、結果から原因を逆算することで、問題に対する原因を推測することも可能なのです。
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ビジネス誌「The21」で紹介されていたのを読んで購入。
結論からいえば、数ある読書術の本の中でも、最も役立つ本だと断言できます。
多くの読書術の本は、
■ビジネス書の本当に重要な部分は20%に過ぎない
■だから、その20%を拾い読みすれば多読ができる
という主張をしていますが、本書は「1冊の本から得られる学びの量を10倍にする」方法が具体的に描かれています。
本当に生産性の高い読み方が学べるのでお勧めです。
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時代を越えて読み継がれるであろう一冊。
「今の流行り」というよりは、時代を越えて読み継がれるであろう一冊。どの時代でも通用する本質的なことが描かれています。
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最後は少し駆け足で、まるでセミナーで時間がなくて巻いてるような印象だったが、中盤まではなるほどなと思わせる話の展開で、少なからず、実践できそうな感じだ。ただ、具体論ではなく抽象論というのだけれど、具体的にというのをずっと考えてやってきているので、逆に抽象的にとはどのように言い換えればいいのだろう。たしかに、一旦抽象化すれば、他のことにも応用できるようになりそうだとは思うので、一つ、この本でも言っている固め読みという方法で、まずは細谷さんの本を読んでみようと考えている。
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新刊の読書本は定期的に読むようにしています。
ビジネス書を読む目的は、「視点」と「法則」を増やしていくことであり、それを組み合わせる方程式「何を考えるべきか?(視点)×どう考えるべきか?(法則)=あなたなりの結論」に当てはめることで、10倍の価値を生む読書ができる、という主張です。
本書の構成としては、非常に体系化されており、読書の方法、アウトプット、選書の方法など、効果的な読書を目指したい人には分かりやすい内容だと感じます。
これまでの読書術にありがちな速読術やパレートの法則を活用した効率的な読書法などの問題点を指摘した上で、」読書時間当たりの学びの量」こそ重要だという指摘はもっともだと感じます。
その原則をベースとした読書の目的や読み方は、これまでの読書本で効果が出ないと感じているときに読むと、ヒントが見つかると思います。「視点読書」「法則読書」は慣れるまでは難しいかもしれませんが、試してみたい1冊だと感じます。
▼ビジネス書を読む目的=自分のなかに「視点」と「法則」を増やしていくこと
▼何を考えるべきか?(視点)×どう考えるべきか?(法則)=あなたなりの結論
▼本書が一貫して重視するのは「読書時間当たりの学びの量」
▼「ビジネス書を読むうえでの生産性の高さ」とは、「どれだけたくさんのビジネス書を読めたか?」で決まるのではなく、「読書時間内にあられた学びの量が、どれだけ多かったか」で決まる
▼読書だからこそ得られる深い学びの正体
①「体系化された知識」が身につく
・知識は、断片的な理解のままでは「暗記」と同じで、使いこなせない。重要なのは、「知識の理解」だけでなく、知識と知識の間にある「関係の理解」
②「解釈力」が身につく
・知識×照らし合わせる背景を見抜く力=解釈力
③「思考力」が身につく
・「頭の良し悪し」の問題ではなく、「頭の使い方」の問題
・思考力を身につけるための4つの読み方
ー疑問をぶつけながら読む
ー視野・視座・視点の違いを意識しながら読む
ー時の流れを意識しながら読む
ー思考の流れをトレースしながら読む
④「応用力」が身につく
・得た学びをアウトプットしやすくするための2つの視点
ー得た学びの「役立つ度合いの高さ」
ー得た学びの「応用範囲の広さ」
・「抽象化・法則化」→「具体化」で応用力を身につける
ー抽象化・法則化:個別具体的な物事を、幅広く応用できる”概念”や、「こういうときは→こうなりやすい」という法則に仕立て上げる
ー具体化:その法則を応用して、別の事柄に当てはめる
5「将来に向けた投資」になる
▼「10倍読書」
・自分の中の視点を増やす「視点読書」
・自分の中の法則を増やす「法則読書」
▼10倍読書の四大原則
①「読書量」より「学びの量」
・ビジネス書を読むにあたって重要なのは、「重要な2割を拾って、速く、たくさん読むこと」ではなく、「限られた読書時間の中で、得られる学びを10倍以上にすること」
②「フロー��情報」より「ストックの情報」
・ストックの情報=時代や分野を越えて変わらない法則→質の高い答えが素早く導き出せる=仮説力
・仮説力=ストックの情報×思考を巡らすこと×その蓄積(=時間)
・仮説力は思考力を劇的に高める
③「視点読書」「法則読書」の2回読みをする
1回目:著者が置いている「視点」を発見しながら読む「視点読書」
2回目:著者が想定している「法則」を発見しながら読む「法則読書」
④同じ分野の「固め読み」をする
・エビングハウスの忘却曲線は、「再び完全に記憶するまでの負担の度合いを示した曲線
▼視点読書
・視点とは、どの側面に焦点を当てて物事をとらえているか?という着目しているポイント
・思考プロセス
①視点:まずは視点を置き、
②法則:その視点を起点にしながら「ああなれば→こうなるだろう」と考え、
③結論:結論を出す
・視点はイシューを決める
イシューとは、白黒つけるべき重要な問題
・視点読書のステップ
①ビジネス書から「視点」を発見する
②「発見した視点」を抽象化してとらえ直す
・「視点読書」のカギは、ビジネス書の内容を暗記するのではなく、ビジネス書で発見した「視点」を抽象化し、応用範囲を広げることでアウトプット先を何倍にも広げること
▼法則読書
・法則とは、「ああなれば→こうなりやすい」という因果関係
・法則読書のステップ
①ビジネス書から「法則」を発見する
②「法則」を抽象化してとらえ直す
▼アウトプットのための4ステップ
①手書きのメモをメモアプリに転記する
②イメージトレーニングをしながら日々の仕事に活かす
③組織の力に変える
④社会に共有する
▼ビジネス書のレベルを把握するには、ちょうど真ん中付近を開いて、2~3ページほど読む。著者が最も伝えたい本筋の内容が記載されている
▼選書でアマゾンを使うときは、「売れ筋ランキング」だけでなく、「人気ギフトランキング」にも目を通す
▼カスタマーレビューでは、「星5つと星1つが分散している度合い」を重視する。著者の視点や見解について、「賛否両論がある」ということで、「視点読書」という点で極めて好都合
▼ビジネススキルマップの全体像
①思考力
イシュー思考、クリティカルシンキング、ロジカルシンキング、抽象化思考、アナロジー思考
②実務スキル
情報収集スキル、分析スキル、資料作成スキル、コミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキル
③プロフェッショナルスキル
戦略策定スキル、問題解決スキル、ファシリテーションスキル、リーダーシップ
④専門スキル
ビジネスモデル、経営戦略、会計・財務、組織行動・人材マネジメント、マーケティング、IT・オペレーションズ
<目次>
まえがき 1冊のビジネス書を何倍にも役立てる読書術
第1章 ビジネス書は、成長を加速させるエンジン
第2章 10倍読書の四大原則
第3章 視点を増やす「視点読書」-10倍読書“前篇”
第4章 法則を増やす「法則読書」-10倍読書“後���”
第5章 10倍読書のアウトプット術
第6章 ミスマッチを防ぐ!10倍読書の選書術
あとがき 成長に地頭なんて関係ない
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読書を通してロジカルシンキングをする方法が記載されている印象。ロジカルシンキングの本を読んだ方が深い洞察が得られる印象。
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よくある読書術の本の体裁をとりながらも、「視点」と「法則」の2点をビジネス書から得て、考えて、アウトプットにつなげる方法を解説してくれていました。具体と抽象がテーマでもあります。
フレームワークを知っても活用できないのは、何を考えたらいいかという「視点」しかえられていないから。「どう考えたらよいか」という「法則」を考え、身につけることが必要です。
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ビジネス書を読む際に、文章に書かれている視点と、そこから導き出される法則を抽象化することで、多岐にわたって応用できるようにするというお話。
私は、法則の抽象化で本来の意味とズレたものを出してしまいそうな気がするので、この本の通りにやることはないだろうけど、視点や法則を気にするというのは作者が言いたいことを正しくとらえるということなので意識していきたい。
また、後半に書かれていたビジネス書の選び方は参考になりそうなので、どこかにメモして利用したいと思う。
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「教養」や「拾い読み」に逃げず、徹頭徹尾「ビジネスに活かす読書術」に特化した本です。
「多読」「速読」「精読」にどれでもない読み方を提案してくれてます。