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かつて私の私淑していた八段錦・太極拳の師家 楊名時は、『125歳まで生きられるー呼吸術 八段錦の驚くべき秘密』(1979年 青春出版社)という本を彼が55歳のときに出したことがありました。でも残念なことに、それから26年後の2005年7月3日に80歳で身罷ったのでした。
あるいは、父の知人の方などは、ゲルマニウムとかベジタリアンとか無農薬野菜とか添加物や界面活性剤や加工品などを排した健康食品やヨガや呼吸法で武装していらして、そういう事業もなさって大繁盛だったらしいですが、42歳で大腸がんで亡くなってしまいました。
天寿を全うするしかないんでしょうか。
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循環生理学者が伝えたい長生きする秘訣ということだが、内容は身体の仕組みに関するQ&Aであり、125歳まで生きる方法が書いてあるとは思えない。
本書にもあるが、肉体の寿命としての125歳を生きることよりも、肉体・精神・心・社会的な健康と幸福、それは完全無欠のものでなくてもよく、80歳でも充分かもしれない。とすると、身体や健康に関する知識と行動だけでなく、心を磨くことにも注意する必要があると感じた。
15-203
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やる気はA10ドーパミンニューロン群にある。
息を吐くと交感神経が抑制されて緊張がゆるむ。
アミノ酸は腸内細菌の栄養になる。ペプチドのほうが自分の
栄養になる。
ヨーグルトで腸内細菌をつくる。
一度ついた脂肪は、守られる。
大脳新皮質のおかげで、別腹が生まれる。動物は過食はしない。
人の食欲は本能を抑える方法では食べる楽しみが無くなって自殺する。心の問題。
朝は血圧が上昇する=入浴には不向き。モーニングサージ。
筋肉は死ぬまで成長できる。筋細胞は数は増えないが太くなる。
筋力、スキル、ホメオスタシス、持久力、メンタルをそれぞれ鍛えられる。
正確な体温は肛門または耳。わきの下は簡便な方法。
冷え性を治すのは、ぬるま湯に毎日20~30分手を付ける。毎日繰り返し汗をかくことで全身性自律神経制御を働かせられる。
寝ている間は重力の影響を受けないので下半身の体液が戻ってきて尿量が増えやすい。
宇宙は重力が少ないので、体液量が減る。
寒くなると体の中心に体液が集まるため、体液量が増えたと判断して尿を出そうとする。
マスクをするとのどの奥、鼻の粘膜の湿度と温度が保たれる。マスクはウイルスの侵入を防ぐより、自分の免疫細胞が活動しやすくするため。
活性酸素のが多いほど細胞が損傷する。活性酸素は細菌感染に効く。
軟骨は機械的摩擦で老化する。
ゴミが蓄積すると脳が老化する。
ヒトの寿命は120~125歳。細胞分裂の限界は約50回。テロメアが短くなる。進化するため寿命がある。
雌雄の差はない。男性のほうが短いのは飲酒喫煙など生活習慣によるもの。
たくさんたべると寿命が短くなる=活性酸素の影響。
運動をして食事制限をすることが一番寿命が延びる。
食べること、生殖、集団でいること、は原始的本能。
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僕は長寿世界一を消極的に目指している。死ななきゃいいだけの簡単な目標。でも122歳という壁にはまだ遠い。
そして、ただいま入院中。明日は手術だ。簡単な手術で死ぬことはないと思いたいが、景気づけにこんな本を読んでみた。
ところが、生命のメカニズムというか、人体の奥深さみたいなものがずーっと語られて、なかなか本題が出てこない。
ようやくたどり着いた本題でも、普通に死亡確率を見ていけば100歳がいいところだという。120まで行くような人は特殊な遺伝子を持っているのだとも。
果たして僕にその遺伝子があるかわからない。それでも長生きしたければ、食べ過ぎないこと、適度な運動をすること、だと。
そして我慢の125歳を生きるより、楽しく80歳を生きろ、と。
おーい! タイトルは? という疑問は拭えないが、まあ、一応長生きの秘訣は大体わかった。我慢してギネス目指す。