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哲学者たちの思想を現代人が持つ悩みをテーマに賛成、反対の立場でぶつけ合う構成が読みやすくて良かったです。
哲学というとこれまで少し重たい印象を持っていましたが、共感しやすい身近な悩みがテーマだからこそ興味を持ちやすくスラスラ読み進めることが出来ました。
個人的に面白いなと思ったのは賛成、反対の立場をとり討論しながらも結論は一緒でそこに辿り着くまでの”過程”が大きく違ったということ。
何を正しい、自分に合っていると感じるのは人それぞれ違うと思うので”考える過程”をたくさん知ることができ「自分ならこっちかなー」「この部分だけなら賛成だ!」みたいな自分なりの考えを持つきっかけになってくれたことが、これから生きていく上で役に立ってくれるのかなと思いました。
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哲学者達を賛成と反対の立場に分けて、意見を闘わせる、という設定が面白い。世の中には「絶対」は存在しないとつくづく思う。若い多感な年頃の世代にお薦めしたい一冊。
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真面目な問題について、いろいろな哲学者がYES、NOの立場で回答。とてもくだけた感じで答えているのでわかりやすいです。
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新たな哲学入門書のカタチ
入門書の新しい形として企画は面白い。自分がある程度知っている範囲で対話をチェックすると、偏った断片的なやりとりのように感じる部分もあり(この記載量なら必然としか言い様がないが)、ちょっとどうかなと思った。あくまでキッカケとしての入り口なので、この後、各自で深めて行く前提なのは分かるが、そのステップを踏めないと、この本が全てになってしまうかなと。あと、人名ごとの索引を付けて貰えると高速で参照できて便利だと感じた。
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初心者にもわかりやすく、気軽に読めました。
様々な考え方を学べて勉強になる一冊。
一つ一つの項目に対して自分はどう思うのか、なぜそう思うのかを考えるきっかけになりました。
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とりあえず代ゼミの畠山先生の書かれた哲学事典を読んでみる。日常と哲学をつなぐ名著です。
哲学は悩みから始まりますが、ものごとの本質やあるべき姿を真剣に吟味し、対話を行うワークなのです。
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親しみやすいイラスト✨
戦わせ方もわかりやすいけど
それぞれの思想の難しさは半減できず
ちょっと頑張って読む必要がある
でも、中学校においてみる!!
生きてくヒントを受け取れるかも
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図がとても分かりやすかった。
ひとつの宗教を信仰している人は哲学の考え方も全体的に宗教を軸に考えるところがあるから、強く何かを信仰している訳では無いのでピンと来ないところもあったけど、こういう考えもあるんだ!と新しい発見をして自分の考えを深めるにはいい本だった。
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時代、国を超えて同じトピックで哲学者同志をぶつけ合う、
いわば哲学界の終末のワルキューレ。
正解の無い哲学界。毎度どちらが勝つこともなくソクラテスさんが「そこまで」と区切りを付けるのみだが、興味ある哲学者に出会うきっかけとして非常に良い一冊かもしれない。あとなによりキャラ絵が可愛い。
目の前の仕事に専念せよ。太陽光も一点に集めなければ発火しない。グラハムベル
お金の価値はそれぞれの目に違って映る。サッカレー
苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなる。ジェームズ
常識と言うやつは、さほど常識的ではない ヴォルテール
常識は10年ごとに飛躍する 太宰
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哲学初心者におすすめの本。
この本の冒頭に書いてある説明で、
「多くの哲学者達が、私達が普段抱えている悩みについてすでに考え抜いています」
と書いてあってめちゃくちゃ衝撃!!!!!!
そっか、そうだよね!!!!
いつの時代も人間の悩みなんて大体決まってるし、
それについて考えた人がすでにいるならば、
0から考えるより、
既に出た答えを学ぶのが早いよね!!!!!!
とはいえ読み進めるとかなり極端な思考の哲学者が多いです。
どっちとも言えないな〜と思いながら読んでいましたが、自分と正反対の意見を聞いてみることで凝り固まった考えが濾される感覚があって面白かった。
一度に複数の哲学者の考え方を取り入れることができるので、偏りなく学べることもよかった。