その言葉の使用された小説にも興味を持って!
2022/07/30 01:52
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あんず - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が古風なせいか、題名の「エモい」という意味がわからず、逆に嫌悪感を抱いてしまう。
言葉というのは日々進化し続けるものだというのに。
しかし、この書籍の内容は面白く、また、その言葉の使われている作家・書籍も紹介されている。
この書籍をきっかけに、時の流れを楽しみつつ、小説で時間旅行をするのも素敵だと思う。
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本書を読んで古文が好きになるとは全く思えないけど、ラノベや中二病、異世界的世界観を作る上では、非常に役立つと思われる。
だって前書きには「二次創作に挑戦してみたいマンガ好き中学生」の依頼から始まったと書かれているし。
また明らかに女の子向けだ。その方面の大卒でも普通見ないと言わせる様な、一般的では無いながらも何となく心をときめかせる単語が列挙されている。
さぁ、このレビューを見て興味を持った方、アマゾンですぐ買うんだ!
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季節や自然、感情や習わしなどの古語1654語を収録。
表紙が可愛かったので。
ほんとに辞書って感じの形式です(古語にまつわるイラスト付きの)
二次創作をしたい中学生からの依頼で作られたそうですが、古語使うの?時代小説書くのかな?
おまじないとか、今は残ってない文化とかが興味深かった。
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美しい言葉の数々…
ネーミング考える時とかにあるといい一冊
知らない言葉も多く
見てるだけで素敵
全部覚えれないから、好きな言葉はメモった
天弓→虹
金霞→黄金色の朝焼け、夕焼け
銀花→降る雪
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10月19日新着図書:ちょっとした日常の文章や会話にも使える、オシャレな古語が紹介されています。黎明=夜明け、逢魔が時=夕暮れ時、などなど。人気作品「鬼滅の刃」でも古語が多数出てきていますが、様々な場面で古語を見かける機会が増えてきています。人とは少し違うオシャレな表現、すんなり使えるようになったら楽しいですよね。恋文でも使えるかも!?
タイトル:エモい古語辞典
請求記号:ブラウジングコーナー
URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28204236
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「高校時代の国語便覧を見て楽しめたり、長野まゆみが好きだったり、和もの中華もののオタクやそれで創作をしている人」に合った古語の選定のたしかさと、その言葉がどうしてそういわれるようになったのかの雑学がおもしろかったです。
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エモい古語ばかりを集めた辞典。失われてほしくない、美しい言葉ばかりなので、若い人たちが語彙力を上げて、積極的に使ってもらうには良い本だと思った。
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「エモい」は "Emotional" に由来するらしい。古語では、「あわれ」に相当するとのこと。なにやら「キモい」と音の響きが似ている。
調べる辞典ではなく、読む辞典である。エモい言葉が並んでいるが、どういう場面で使えばよいのか、悩むところである。
学校教育で古典を選択科目にしようとする動きがある。とても悲しいことである。こんなにも趣深い言葉を知らず過ごすことになるであろう。
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emotionalの略語から生まれた「エモい」という言葉。古語の「あはれ」とほぼ同じ用法で使われる。
『鬼滅の刃』をはじめ、さまざまな作品に効果的に使われる古語の意味がわかると、より一層その作品の奥行きを感じることができるでしょう。
季節や花、感情を表す古語表現に、見聞きしたことはあるけれど意味を知らなかった言葉があって、確かにエモさを感じます。
「感受性を爆上げして好きなキャラをエモく表現したい」という依頼から始まったというこの辞典、二次創作に限らず、何か作品を創り上げる時にとても参考になりそうだと思いました。
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エモいとあはれがほとんど同じニュアンスというのに、ちょっとびっくりしました。
源氏物語から、私たちの好む感覚って変わっていないのかもしれません。
仄暗い夕暮れ、
風に吹かれる木々、
煌めく星、
雲からそっとのぞくお月様。
言葉を通して、昔の人たちがエモいと感じてきたものを、私たちも感じ取ることができます。
あーなんかこれ、ことばにできないけど、
こういう感じいいよね!
という漠然とした感覚も、
実はこの辞典に、一言で表されています。
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改めて昔の言葉を紹介されると、使ってみたい表現がたくさん。ほんとに辞典の形式になってるので、手元に置いて必要な時に調べたい感じ。
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1.おすすめする人
→切ない、エモい気持ちになりたい
普段の表現の一つ上の段階へ
2.内容
→エモい古語辞典。その名の通り。
綺麗で品があって情緒ある言葉を集めた本。
使い方は難しいとは思うけど、
知っているだけで素敵な自分になれる気がする。
勉強にもなるし、儚くも切ない気持ちになれる。
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タイトルそのまま、今で言うところの「エモい」に通じる古語の辞典。
ラノベなんかを読んでいると、意外と難しい言葉が出てきてすごいなぁと感心するのだが、この本に収録されていることばも、知らないものがたくさん。
なんなら漢字も、読めない・書けないものがたくさん。
昔も今も「エモさ」をことばで表現しようとする「ひとの心」に、とっても「エモさ」を感じる私なのでした。
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エモいってなんやねんと思いつつ、乙女な表紙に戦慄を覚えながら、おっさんは本書を入手した。一読なるほど、エモいのである。
「好きなキャラをエモく表現するために、感受性を爆上げしたい! 」そんな声に応えるべく、本書は編まれたという。「エモい」は現代人の専売特許ではない。「あはれ」や「をかし」がそれに当たる。そう思ってみてみると、古語はエモい言葉の宝庫である。
本書は、天文、自然、人生、物語、言葉のパートに分かれて構成され、文字通り辞典としてエモい言葉が例文とともに列挙される。誰そ彼時、雀色時、うそうそ時、天が紅…夕暮れを表すだけでもいくつもの言葉がある。なんと日本語は豊かなことかと感心する。
「小説、マンガ、歌詞などの創作活動全般に」、「アイデア集として」などと謳われた本書。確かにマンガやアニメ、どこかで見たような単語もちらほら。ネタはこれか、なんて楽しみ方もできる。古典好きな方、感受性を爆上げしたい方へオススメいたします。
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小説や歌詞の中にある
「この言い回しかっこいい!…けど意味がわかんない」
を無くしてくれる一冊です!
言葉を知って「エモい表現」してみませんか?
アニメーション学科1年