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あらすじに惹かれて図書館で借りた。
実は、「食堂かたつむり」をさしおいての初 小川糸 。。
目次にタイトルを冠した話がなくて、あれ?と思ったけれど、全部読み切るとタイトルが3編のテーマだということがわかった。
自分の生き方を省みて「さようなら」した1作目がいちばん好きかな。
(2作目→いわゆる毒母との葛藤、3作目→子の突然死がテーマ)
食の描写が事細か。「食堂かたつむり」に近付けてくれた本。
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傷みを抱えた3人の女性達による静かな再生の物語。
1話めのモンゴルの風景は風がわたっていくように気持ちよかったけれど、私は赤ちゃんを亡くした女性の話『おっぱいの森』が一番心に残った。
ダリアさんとか店長さんとか・・・お母さん自身より、見守って支えてくれたご主人さまがまた良かった。
2話めの『サークルオブライフ』も終わり方が良いなぁ・・・
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初恋の相手、ナルヤとモンゴルへ「恐竜の足跡を追いかけて」、ヒッピーの母がずっと嫌いだった。生まれたバンクーバーの地へ…「サークルオブライフ」、突然死で生まれたばかりの息子を亡くしてしまった美子は女装癖の男が経営する変わった風俗店で働く事に…「おっぱいの森」の三編を収録。
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ふと旅に出た先で、元気になる女性たち。
人生には色々なことがあり、乗り越えなければいけない山は、本人にとってはとても高い。
だけど、それを乗り越えた時には明るく前向きな日々が待っている!
そんな力をくれる物語。
2014.5.6
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屈託を抱えた女性が、いろいろな出来事を経て新たな一歩を踏み出すというテーマの中編集。
冒頭作を除けば悩みの根源が深刻すぎるせいか女性特有の変な被害者意識がなく、物語として素直に読むことができました。
立ち直るきっかけはそれぞれ非現実的なのですが、押し付けがましくないところに小川氏の優しさを感じます。レビューを見ると女性の評価はあまり高くないんですね。
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恐竜の足跡を追いかけて→モンゴルののどかな雰囲気が読んでいて頭の中に広がってとても気持ちが良かったです。そして日本の生活とのギャップに驚きながらも、大好きな人と一緒だったら何でも乗り越えられる!と感じちゃうステキなストーリーだった。
サークルオブライフ→始めはどんな話なんだろうか全然分かりませんでしたが、ラストになるにつれて感動しました。
人生後悔しないように、家族にも思っていることをきちんと伝えておきたいな。
おっぱいの森→なんだか少し受け入れ難い内容で、小川糸さんっぽくないストーリーだったけど、人はそれぞれ色んな形で悲しみを埋める方法があって、キモチを保っていられるんだと思います。
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短編集、旅をきっかけにもう一度それまでの人生を歩き直す女性たちの物語。
あまり上手な文章を書く方ではないようです、好みとかじゃなく、上手くないな、って。
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短編集3本で、モンゴル、バンクーバー、日本がそれぞれ舞台
私はモンゴルのお話が一番好きだったな。
主人公がものすごく人間臭くてすき
最後の終わり方も、なんだか甘酸っぱくて。
旅行にいきたくなりました♡
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新しい自分に生まれ変わるための大小大きな旅。
何かを捨てるための旅や、誰かに導かれるような旅の中、思わぬ方向に生まれ変わって行く私、たちの姿に引き込まれるように読み終えた、3編でした。
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糸さんの挑戦が感じられた本。
今までの糸さんの本では見られなかった、重いテーマを扱っているお話が多かった。
恐竜の足跡を…
を読んでるときに、途中で挫折しそうになったけど、2話目の「サークルオブライフ」は泣けてきた。お母さんを受け入れるところ。
「家族に恵まれた人、恵まれなかった人は、分かり合えない」ってあったけど、そうだろうなぁ・・・と思った。
私はきっと、恵まれている方。
次回の糸さんの本もたのしみ。
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小川糸さんってこういう文章書く人だっけ?というのが読み始めたときの印象。
「おっぱいの森」は受け入れにくい気もしたが、最後はストンと入ってきた。
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タイトルに惹かれ購入。
特に引っ掛かることもなく、すとんと読みきってしまった。
サークルオブライフが良かった。
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情景が浮かんで、自分もモンゴルに居る様な気分で読めた。
母を恋しく想う気持ちに、改めて母という存在の強さを感じた。
読み終わってあったかい気持ちになれました。
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「さようなら、私」は、新しい自分になる「さようなら」
モンゴルとカナダに行ってみたくなる。
「私」に関わる人々が魅力的。
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さすが、小川糸作品。
抽象的な表現とか比喩の仕方がすごく好き(*´▽`*)
今回は外国の話ばっかりだったけど、本当にその国で生活したのかな?っていうぐらいリアルで、自分が主人公になったかのような感覚。
面白かった^^