題名の意味が深い
2020/04/30 09:25
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投稿者:Chii - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わった後に、この題名の本当の意味がわかる。
・恐竜を足跡を追いかけて
・サークルオブライフ
・おっぱいの森
の三つの中編です。
サークルオブライフが1番好き。みさきの自分の感情に素直で起伏が激しいところも、人間味があって好きだし、
元彼であるナルヤとモンゴルへいく度胸も好き。
何にも知らない土地に行ってみたいと思った。
つらいけれど、生きようとする
2023/10/22 18:13
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投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれに事情があって、すさんだ気持ちの人がいる。最初は、なんとなく読んでいてつらいと思った。自分がもし、こういう過去があったらと考えると、暗い気持ちになってしまう。でも、それぞれの話の中で、主人公たちは、気持ちの整理をつけ、前向きに生きようと決意することに、救われた気がした。
理解できなかった
2024/04/03 11:48
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんというか、わざと余白を残しつつ書いたのかなあ。
特に3つ目の話なんて、まったく理解できなかったな。
こんなのあり?
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投稿者:atsu - この投稿者のレビュー一覧を見る
糸さんの本は本当に大好きで全部読んでるくらい大好きだけど、この本は読み終わった後に手元に置いておきたくないと思うくらい悲しかった。
悲しみのどん底からの再生がテーマなのかな。
確かに人生は綺麗なことばかりではないけど…。
読んだ後落ち込みました。
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食べること、旅をすることが好きな人には絶対魅了されること間違いなしな小川糸さんの小説です。今回ももちろん期待を裏切りません。
小川さんの書くものって綺麗過ぎるというかまとまりすぎてるというか、なんかいいこすぎる小説って感じなのよね。じーんと泣けるようなストーリー展開が多い。今回も例外ではなく。
この作品を読んだらモンゴルにいきたくなります。遊牧民と山羊をたべたいなと思うでしょう。馬に乗ってピクニックして満点の星空のしたで眠りたくなるでしょう。
二編目を読むと今度はカナダに行きたくなります。一人旅がしたくなります。美食の街、世界一すみやすい街で人生を見つめ直すのです。たくさん美味しいものを食べます。たまにあれ? っていうものも食べます。恋人をもっと好きになりたくなります。
三編目はシリアス。誰かの胸に包まれて泣きたくなります。帰る場所が、共に苦悩を乗り越え手を繋ぎ前に進むひとをきっと見つめ直すのです。
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羊肉は食べられないし、主人公のように絶対に食べられずに涙目になるのだと思うけど、それでもちょっとモンゴルに行ってみたくなった。
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小川糸さんの小説は、大抵傷ついてボッロボロのボロ雑巾みたいになった女性が主人公です。この小説も、そんな女性が3人、それぞれ主人公として出てきます。
誰だって、もうやってられない!全て投げ出してどこかに消えてしまいたいって思ったこと、一度はあるでしょう。そんな時の自分が蘇ってきて、少しだけ癒される気がする。そんなお話が多いのです。
でも、今回は、うーん、カナダに行く女性の話は、ちょっと救いが唐突すぎてついていけなかったかも。
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久々に先に何があるのか知りたくて一気読み。やっぱ、小川さんの書く文章は好きだなぁと実感。
優しいけど、結構重かったり。
けど、その重さのバランスが絶妙。
短編だけど、面白かったです。
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読んでいる間、少し苦しくて、自分の中のドロドロした部分も出てきた。どの作品も最後は救われてたから、わたしから出てきたドロドロした部分も救われるのかなと思った。
人とのつながりは大事にしたいと思う作品。
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途中まったりしたけど、意外とよかったかな。女性作者というかんじの女目線の感じ。最後まで読んで、タイトルのさようなら、私がじわじわくる。
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試練だらけのモンゴルだけど、地平線がみえるくらいの大地で寝転んでみたい。
満点の星空も見てみたい。
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正直に言うと、少し読みにくかった。
紀行文と、性的な何かと、歪んだ女の心?すべてに死も絡んでる。何だか、男の人の素直さと女の卑屈さのギャップが大き過ぎて。
すべて異世界に思えたけど、最たるものだと思ったのは、3作目のおっぱいの森。
重くも軽くも、事実が唐突にポンポン出てくる。作者様のスタイルなのでしょうか、こういう文もあるんだな、と勉強になりました。
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まさに「さようなら、私」という気分のときに、今の自分にぴったりなタイトルに惹かれて読んだ。とことん落ち込みたかったけれど、そういうマイナスな意味ではなく、今までの自分を捨てて、新たな「私」になって歩き出す話だった。設定が身近ではないものが多かったのであまり感情移入できなかった。小川糸さんのお話は美味しそうなごはんが魅力だと思うのですが、あまり美味しくなさそうなエピソードばかりだったのが残念。
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旅先で読むとまた印象が変わるかも。3編のうち『おっぱいの森』が独特の雰囲気で一番好きだったかも。ややアンニュイな気分の時に。
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何もかもうまくいかず、自分がいやで、まわりがいや
そんなときって、自分自身で悪くしているところもあったりする
どうしても、いやなこと、我慢できないことがあって、
それが態度や言葉に出てしまったあと、とてつもなく後悔をする
人は自分の鏡だから、嫌な顔をする人にやさしくなんてしてくれない
でも、それでも、変わらずにいつも変わらずに
やさしい人でありたいと思う・・・
いつものそんなグルグルと考えているようなことで悩んで旅に出る
うまくいかなくても、ひとつだけでも前に進める、希望がある
そんな小説だったような気がします