紙の本
死に方特化のざんねんないきもの事典
2022/10/27 01:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんか「ざんねんないきもの事典」みたいな本だな?と思ったら同じコンビだった。
生き物の中でも死に方?が特殊な感じのを中心に集めた図鑑。
生存競争的に死亡率が高いとか、特殊な環境や生態によって餓死しがち、みたいな。
虫率が高くてちょっと虫嫌いとしてはしんどかった。
メガネザルが繊細すぎてストレスで自殺するのが一番意外だった。
人間以外でもストレスで自殺しちゃう動物いるんだなぁ。
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和牛は結局、最後は食用になる。
ハツカネズミは生まれてから死ぬまでを実験室の中で過ごす。
シロアリの女王は最後は部下に見捨てられて死ぬ。
カメラのフラッシュがストレスになり、自殺するメガネザル。
ラボードカメレオンは効率よく子孫を残すためにあえて超短命。
リミットが短くて。不運のために。繊細すぎて。不器用なあまりに――。
なぜ、いきものは死んでしまうんだろう?
日常のなかではほとんど目にすることのない、いきものたちの「死」。
そもそもそれぞれの寿命はどのくらいなのか。そしてほとんどはその寿命をまっとうすることなく死んでいくという驚きの事実。
自らの死を恐れる感覚を持たず、ただ本能に従い、確実に次の世代へと命をつないで生きて死んでいくいきものたちのもつ美しさ。
少しかわいそうで、たくましく生きる、そんないきものたちの死に方を紹介しながら、その命の終わりかたの意味、寿命の秘密と生存戦略を読み解く一冊。
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しみじみ生き物にとって死は身近なものなんだって思いました。
いろいろな生物がかなりあっけなくなくなってしまうことを再認識しました。
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夏しか会えない、おともだちを読んでからいつもは関心のないコーナー(児童・調べもの)で興味を持った本。
ミニ図鑑といった感じだが見やすい。
自然のしくみを理解する上でも役に立つ。
知らなかったことが多くて愕然としたり…。
生きものたちも、決してラクではなくてえぇっと驚くような最期を迎えるものたちもいる。
○命はかなく、死ぬ
○耐え忍んで、死ぬ
○不運により、死ぬ
○繊細すぎて、死ぬ
○不器用で、死ぬ
セミから始まり蚊と続く
これを読んだら蚊を簡単に殺せなくなる…せつない。
それぞれにせつない度が涙のしずく
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「いきものの死に方」という衝撃的な題名だが、生態系を知るのに、いい図鑑。
なぜいきものは死ぬのか、多くは食べられて死ぬ。そして、子孫を残すために、進化している。
命をいただいて、生きている。
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よく動物園やテレビでみたするような、メジャーな生き物の寿命の全うの仕方が描かれている。食用として長く生きられない生き物(牛やにわとり )も載っていて、命の大切さを学ぶことが出来る。