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紙の本
子どもたちはいつも夢中
2002/07/25 18:28
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投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
仲よしたえちゃん&なおこちゃんの一年生シリーズです。
今回は、学校はでてきません。
たえちゃんのおじいちゃんの家に、ふたりで遊びにいくお話です。
おじいちゃんが新しいソリを作ってくれたので、それを取りに行くのです。
行きはバス、帰りは丘からソリで一気にすべりおりて帰る予定です。
ところが、行きのバスに乗り込むとき、二人は荷物をバス停に置き忘れてきてしまいます。
バス停で、ちょっとしたアクシデントがあって、荷物を忘れてしまった二人なのですが、子どものころというのは、ほんとうに忘れ物が多いですよね。
あれは、どうしてなのでしょう。
いつも、ひとつのことに夢中になって、その他のことを忘れてしまいがちなのでしょうか。
私も昔、駅の切符売り場で、それはそれは大切にしていたかばんを置き忘れてしまったことがあります。たぶん、切符を自分で買うという、慣れない行動で頭がいっぱいになって、切符だけをにぎりしめて改札を通ってしまったのでしょう。
なにかひとつのことで頭がいっぱいになる、夢中になる、それはときにはマイナスの結果もうみますが、大きな長所でもあります。
小さな女の子を助けるのに夢中、バスに乗ることに夢中、ソリを走らせることに夢中……。
忘れ物をしたりもしますが、そんなのはいいのです。そのうち、いやでも忘れ物がへって、なにかに夢中になるよりも、広く浅く物事を判断することになれてしまうときがくるのです。
忘れ物をなくすことよりも、なにかに夢中になることのほうを大切にしてほしい、そんなふうに思わせてくれるお話です(注:感じ方の問題です。決して忘れ物を推奨している話の内容ではありませんのでご安心を)。
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