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ゆるゆると読めてフフフと笑える日記。漫画やドラマを存分に楽しんでおられて、羨ましい!仕事に追われて悲鳴を上げている日も多数あるけれど、好きなことに囲まれて生きているって、いちばんの活力だよね、と常に本に囲まれている(というか、自ら囲んでいる)私は、強く共感しながら読んだ。
言葉に対する考察も作家ならではの感じがあって、面白い。
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またまた登場、よしながふみ!
今回の推しは 『フラワー・オブ・ライフ』 だ。
ほかにも、三宅乱丈の『イムリ』、西田東の『天使のうた』、杉本亜未『ファンタジウム』など、日記が漫画の紹介にもなってる。
三浦しをんさんのように怒涛の勢いで漫画を読みふけることはできないので、今回の推しはパスすることにする。
「つきあいたい」好きと、「男だったら、こうなりたい」好きについてイロイロと考えていて、なるほどなあと思った。
しをんさんのご指摘のとおり、男である私は「女だったら、こうなりたい」という視点では女性を見ていないことに気づいた。
女優、歌手、スポーツ選手、芸術家、アナウンサー、と数多くの女性を(主にテレビで)目にしていて好きな人が沢山いる。
めったにこんなことは考えないので、代表として二人ずつ選んでみた。
・「女だったら、こうなりたい」好きは、 綾瀬はるか 望月理恵 … 何でもうまくこなし、こうはなれそうにないと感じる。
・「つきあいたい」好きは、 狩野恵里 小泉今日子 … どこか不器用そうだけど一所懸命に生きていて、気持ちが素直に行動として現れる感じに魅かれる。
考えている時に普段から「いい娘だな」と思っていて頭にすぐ浮かんだのは、 芦田愛菜 上白石萌音 田中瞳 (若すぎるのでこの2択からは外した)
さて、最近ちゃんとしたレビューを書いていない気がするが、今回もこのエッセイのレビューになっていないな。
「たくる」から始まる小田原の方言の話とか、
「お昼」とは言うのに「お朝」「お夜」とは言わないことから、「お」や「ご」の付け方の法則を考えるとか、
時々現れる「言葉」に関する考察は鋭いなーと感心する。
今回なるほどと思った箴言(しんげん:教訓の意をもつ短い句。戒めとなる言葉。)を紹介しておこう。
三浦しをんさんが母親と喧嘩をして確信したことらしい。
「人間は相手に対して、心にもない『いい事』(つまりお世辞)を言うことはできるが、心にもない『悪い事』を言うことはほとんど不可能だ。
悪口、ののしり等は、常日頃、心の中で思っているから口から出るのである」
まあ、大部分はときどき自虐ネタを家族や友達との会話に絡ませて、日常の普通の出来事を面白おかしく書いているのだが、つまらん漫才よりもずっと出来がいいと思う。
本書も十分に楽しめました。
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エッセイ、と呼んでいいのかしら…しをんさんの日記を盗み見してる気分だった。時々、しをんさんが見た夢の話があったけど、あれ短編集で出してくれないかな…作家さんは見る夢も素敵なのですね。
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しをんさんの日々を覗き見出来た感覚。
しょうもない事ばっか考えてて面白くて笑いながら読んでしまった。
自分も面白おかしく生きてこーと思える1冊。
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単純に面白い、だけでなく、ふと考えさせられる内容と、この比喩とか表現秀逸すぎる、ってきう発見が多くて、改めて三浦しをんのエッセイは私にとってバイブルであり辞書にもなる、と思った次第。
作家が書く異性はドリーム、っていうネタ
荷物の山をバーナムの森と例えるセンス。ここでシェイクスピアだす?
あとはブラッケスト•マーライオン。お見事です。
2023.6.27
105
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最初合わないかな、と読むのやめようかと思ったんだけど、拾い読みしたら面白かった。
夢の話とBLのところはけっこう飛ばした。
でも夢の話はうまいこと膨らませたりまとめたりしたら作品になりそうな話もけっこう多かった。
三浦しをんさんそんな壁薄いところに住んでるのか。(火宅、仕事場だからかもしれないけど)
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自身もオタクの身でありますので、三浦しをんさんの趣味の変遷、周りの友人達の様子には既視感を覚えましたが、それがここまで面白く、秀逸な語彙で日記になるとは。
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著者の小説は割に好きな方で、代表作「風が強くふいている」を含め何冊も読んでいる。でも彼女のエッセイ(否、正確には「日記」か)を手に取って読んだのは本作が初めて。
そんでコレがとてつもなく面白い!「読み終えるのが惜しい!」と思えるほど楽しんだ一冊も久しぶりなら、読みながら所構わず何度も声を出して大笑いした本も珍しい。
こんな面白くて笑えるエッセイ(日記か)を書く方だったのね。畏るべし、三浦しをん。
しかし確かに、聊か特異な守備範囲。BL、マンガ、テレビ、芸能界、そしてまさしく表題通り「尾籠な話」の数々。でもそれら全て、あまりのマニアックぶりにドン引いてしまうのではなく、むしろ逆に「彼女が此処まで云うのなら、オレも覗いてみたい」と興味を惹かれてしまう。さすが小説家。要はやはり文章が上手い。そして「読ませる」センスがある。そしてそのセンスがドンピシャ、オレと合う。好きだなあ!
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はあ、おもしろかった!!
本当に声だしてゲラゲラ笑ってしまうのがすごいところ
三浦しをんのエッセイは中学生のときから大好きで、あのころも学校の朝の読書の時間に笑いをこらえながら(または堪えきれずに吹き出しながら)読んでいた。
あのころと同じくらいめちゃくちゃ笑えてしまう。
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ビロウ?と思っていたらちゃんと解説で説明してあった。「(尾籠)①わいせつであったり不潔であったりして、人前で口にするのがはばかられること。きたないこと。また、そのさま。②礼を失すること。失礼。無礼。」なるほど。その通りの日記であった。もちろん笑えるんだけどね。しをんさんの生き様が無惨に、また赤裸々に綴ってあった。相変わらずしをんさんのエッセイはハマる。なんなら小説よりハマるかも…それは本末転倒か。あの感動的な小説作品があってこそ、このエッセイが映えるわけで…あれ?やっぱりエッセイが主になってる。(笑)
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三浦しをんのWeb日記!
こないだエッセイを読んだのと繋がってる?ってぐらい日常が変わり映えしてないのが可笑しかった(笑)
変わらぬオタクっぷりと、お風呂に入らない生活ww
でも周りの人もみんなオタクで漫画やDVDなどについて語り合ったりすごく日常を謳歌してる感じが伝わってくる。
わたしには分からない二次元の話も多いけどw
あとは言葉について毎回考えたり調べたりはさすなだな〜と思うし、何よりも夢のレベルが桁違い(笑)
あんな夢一般人は絶対に見ない(笑)