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くせのない読みやすい文章でするする読めます。面白いです。
運命に呪縛された登場人物の葛藤が身につまされて切ないです。
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何度もドラマ化されてるし、評判もすごくいいようなので読んでみた。
期待度が高すぎたせいか「…」という感じがした。
上巻と下巻の間に我慢しきれなくてネット検索したら「ハンセン病への差別が書かれてる」といったような内容が書かれていたから、てっきりこれは読み進んだら親子の放浪生活が書かれているんだな、と早合点してしまったせいもあるかもしれない。
ハンセン病と言えば、何年か前に九州のホテルで宿泊拒否があったことで差別のことを知った私だけど、その時はまだどんな病気か知る由もなく。
そういえばもののけ姫に出てくるタタラバの人たちが、なぜミイラみたいに包帯を体中に巻きつけているかもわからなかった。何かの病気なんだなと、それくらいにしか思っていなかった。
それよりもっと前、新幹線で顔に黒い大きなできものが何か所かあり、もう顔が変形しているような人を見たことがある。あれは今思えばハンセン病の患者さんではなかったろうか。
一緒に乗っていた母は「ちょっと、あれなんだ?」と驚きを声に出した。自分も驚いたけれど見てはいけないんだと思って目を逸らした。声を出した母親をみっともないと思った。ひどい、と思った。けれどそれは無知ゆえだったのだと今は思う。その頃の自分達の周りにハンセン病に関わっている人がいなかったからそういった病気の存在を知らなかったのだ。もしもいたらその病気がどんなものか耳にしたり目にしたりする機会があっただろうから。
ええと、本の内容に戻ろう。
犯人である和賀よりも友人の関川の心理ばかり読めて。これは作者が意図的に読者を惑わす描き方をしてるにしても、ちょっとあまりにも和賀の心理が見えてこなかった。
大体、新聞に載るくらい有名な和賀にスナックの女性たちが気づかないはずないじゃないかと思うのだけれど。いくら粗末の服装をしていたとしても。○○に似てる…くらいはあってもいいと思う。
そして吉村は別にいなくても良かったんじゃないかしら。
ちなみにこれをブックオフで購入したのだけど、上下巻を一度に買ったつもりが二冊とも上巻だったのは105円だったのでいい思い出です。
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親がいいと言っていたので、中居くん主演でテレビをやる時に読みました。今玉木宏が刑事役でテレビをしてますね。ドラマ自体はがっかりでしたけど、ドリカムのテーマ曲と千住明作曲の「宿命」がすごく良かった。
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正直いまいち。
もっと社会派小説的な何かを求めていたのだけど、ちょっとなー。
・メイン登場人物の意味不明な中2病的評論は不要
・超音波ってアンタ…超音波って。。
という感じでした。。
内容的には東野圭吾思い出した。幻夜とか白夜行とか。
松本清張が先輩ですが。
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社会派ミステリーとして最高の作品だと思います。謎解きのプロセスも、社会的な背景も、すべて正統派と言える作品です。
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スペシャルドラマを見て原作を初めて読んだ。名作と言われているものがどんなものかと思ってたけど、さすが、と思った。かなり前の作品なのに殺害方法が凝っていて危機迫る感じがしたし、昭和のサスペンスなだけに連絡手段などが古いのがまた新鮮だった。
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なるほどぉ。
映画「砂の器」は時間内に収めるために
できるだけ話を削っていて、分かりやすいように設定も
少々変えてあったりするのだな。
さすがに本では、細かく色々と書かれているので分かりやすい。
ただ、本も古くなる。
いくら名作でも時代にあってない文章は、古典の域になってしまい
共感はしづらい。
とはいえ、この硬質で上品な感じは好みではある。
( ・_ゝ・)<改定版なので読みやすいフォント。
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テンポが良いので、読み始めると引き込まれる。ただ、ストーリーの中での偶然が偶然すぎるのでは・・個人情報という言葉なかった時代背景が少しほほえましい。
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上下巻の上のほう。
列車の車庫で見つかった遺体が誰なのか?というとこから話が始まる。
なぜこの人は殺されてしまったのか、犯人はだれなのかー??
担当刑事が全国を飛び回る
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昭和40年代に書かれた推理小説で、登場人物もほとんどが戦前生まれ。コピー機が無く手帳に書き写し、大家と店子の関係が密接だったり、と現代とは全く環境が違うが、推理小説の肝のトリックの部分は本当に読ませる。今西巡査部長もスーパー刑事ではなく、地道な作業を積み上げて犯人を追い詰めていく。やっぱり松本清張は凄い
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蒲田駅の操車場で男性の死体が発見された。
前夜、被害者らしき男と一緒に酒を飲んでいた若い男が口にした「カメダ」の意味とは?解決での刑事の言葉は、信憑性があり、かつ、その意味は重い。
【志學館大学】ニックネーム:まめしば
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松本清張が社会派と呼ばれるゆえんがこれを読んだだけですぐに分かる。
民俗学を中心とした膨大な知識によって組み立てられたトリックが見事。
ひとつひとつの物事を近付いて見ても見当がつかないけれど少し離れた場所から眺めてみれば次第にその意味が分かってくる!地上絵のような推理小説。
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東京の駅操車場で男性の扼殺死体が発見される。
被害者の東北訛りと”カメダ”を唯一の手掛りに捜査を進めていくが…。
っという物語の上巻。
映画やドラマ化にもされた超有名な作品です。
どちらも力作でよかった覚えがあります。
上巻は、刑事の思考や行詰りによる焦燥、閉塞感が描かれています。
でも熟考に熟考を重ねて真実に近づく描写は推理小説の醍醐味ですな。
今の小説にはない満足感と爽快感を感じました。
下巻が非常に気になります♪
推理小説に興味をお持ちの方には絶対にオススメの作品です。
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戸籍を詐称し、売れっ子音楽家になった男が、あるとき、詐称する前にお世話になった男性に出会い、過去がばれるのを防ぐ為にその男性を殺す話。ちなみに本浦千代吉は事件当時すでになくなっており、映画版(野村)のように親子の絆については描かれていない。
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東京・蒲田駅の操車場である男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りとカメダという言葉のみを手がかりにして老練刑事の今西が捜査をすすめていく。そんな中、東北訛りの方言が中国地方の一部で使われていることが明らかになる。新進芸術家達の集まりヌーボーグループと事件との関わりは・・・?面白いです。下巻につづく。