投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
移植の心臓が奪われたところから臓器の強奪事件が始まり、それは天医会総合にも関わってくる。
臓器を奪うとしたらそれは移植のはずなのに、奪われた臓器の保全は考えられていない。
謎は幾重にもかかっていて、最後の謎解きまで全く読めなかった。今回も楽しかったです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
随所に含まれる漫才のような会話や多角的な見方で進められた展開が全体の面白さを支えつつ、複雑な思いを抱くような終盤の謎解きが良かった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「奪われたバトン」
助ける為に摘出した臓器。
何時何処で誰がというのが不確定な状態であるというのに、何故こんなにも簡単に襲われ奪われてしまっているのか情報漏洩の確認をしたほうがいいのではないか。
普通の人間であれば絶対に思いついてもしないだろうが、目的の為だけに動いているのであれば動かなくなったものは容れ物として使おうと何も思わないのかもしれないな。
「死者に捧ぐ命」
奪われたものを取り戻す。
葬儀が行われるとなった時に初めて出会い打ち合わせ等もないはずなのに、何故相手が何をしてでも手に入れたいと思っているもので手伝わす事ができたのだろう。
信仰するものがあるのは個人の自由であるが、自分の死後のことに関して決めたのは本人であり最期を迎えたのであれば現代の方法で旅立たせてあげることが大切なのでは。
「受け継がれる証拠」
消し去る事が必要だった。
何年も前から綿密に計画を考えながら生きていたのだろうが、長年抱えていた病が治ったことにより安心したせいか最後の最後に油断してしまったのが敗因だろ。
明らかに一般人と違う風貌を見て怯えることなく冷静に対応する姿を見て違和感を覚えないのかと思ったが、弁護士の演技と副医院長の容姿が完璧だったのかもしれないな。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
移植用の臓器が連続で強奪される事件の真相に天才医師・天久鷹央と部下である小鳥遊優、鴻ノ池舞が調査に乗り出すシリーズ13作目。
最後の謎解きシーンと物取りシーンが圧巻。
鷹王がシリーズを重ねるごとに苦手だった対人コミュニケーションを少しずつ身につけていく様子も描写されていたり前作までに登場しなかった事件について書かれた話があったりで、このシリーズがまだまだ続くのかなと思うととても楽しみ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
人気シリーズの新刊は移植用の臓器が搬送中に盗まれるという事件。中盤で真犯人が判明かつ焼身自殺してしまうというサプライズを経て、その後に初めて殺人事件が起きるという変化球。倒叙ミステリーではないのに『刑事コロンボ』に言及する台詞をめざとく配置していた通り(確かに『別れのワイン』は名作だがw)ラストは逆トリックを仕掛けるというのがニクい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
二段階の謎解きは相変わらず見事だが、遺伝病の理屈はやや強引な展開にも感じられた。
結局、事件を通じて統括診断部の予算は増えたのだろうか?
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ここ最近だいたいオチが宗教団体だったから、今回はまずそこにら帰着しなくてよかった。
今までの事件の中でも人々を絶望に落とす度合いとして生命の略奪者とは言い得てる事件で、憤りも強く感じた。
臓器を運ぶコーディネーターの人の使命感が一番印象的
2022.11.18
184
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
今年出た最新作(13作目)に追い付いた。外さないね。今回は臓器移植に関する事件だが、裏の裏があるの凄いし、さらに医学的な話も組み込まれているのは感心する。今回は3人のトリオ漫才部分はわりと薄いけど、それも良し。このシリーズは連ドラ化してくれないなあ・・・
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
シリーズ物なので基本構造は割愛。
推理カルテと事件カルテとで順番がわからなくなるが、いつもの!順番に読めているはずだからいいか。
ただ今作は普段と大きく違い、オカルト的なネタが希薄。
帯や粗筋に載っている程度の内容に触れるなら「臓器移植物」普段ミステリを書かない作家が医療のミステリを書くときによく用いられるモチーフだが、ど医療作家の手で描くとこうなるというブラボー。
最後まで読むと、いつも通りの医療バンバンであるが、トリックそのものは純粋なミステリー寄りな印象なのも、今までと毛色が違った印象…。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
天久鷹央シリーズは何作か読んでいるけれど
登場人物が作り物感が強くて感情移入はしにくいな、と改めて思った。
今作は(も)、ストーリーも突飛というかカルト的な感じもあり…
エピローグにグッと引き込まれるものの、
途中から「これはリアリティがない話だなあ」と思ってしまう。
しかしながら最後まで読ませる力は知念先生の力量だと思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
臓器強奪事件という何とも悲惨な事件の謎に診断部が挑む。
面白すぎる。そっからこういうとこにいくのか!と驚き。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
大好きなシリーズの一つ。
今回は移植関係の話で、強奪されてしまうという物語。
小鳥遊、鴻ノ池、おなじみのキャラが活躍する。
よく医療事件と病気の症状をこんなに繋げられるなっと関心。
次作も期待です。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
天久鷹央の事件カルテシリーズ第8作。
今作では移植するはずだった臓器を運んでいる最中に運んでいる人が襲われ、臓器が奪われてしまうという事件が立て続けに発生する。
とりあえず鷹央が奪われた臓器の行き先を看破し、事件が解決されたかに思われたが、裏に臓器の違法移植などを行う組織が存在することを教えられその組織を突き止めるために動きだす。
最後には複雑に絡まった展開になり、息子の臓器を殺して奪うと言うクズが犯人だったのでスッキリした!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
解決のシーンは良かった。でも襲われる前に倒してないか?と思った笑 先陣を小鳥先生と鴻ノ池がやって、最後に警察という、格闘家医師の信頼たるやいな
レシピエント、ドナーの人物が多く、人がごっちゃになった。前半は展開が少なく退屈した。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
文章との相性がいいのかスラスラと読めるのが心地いいシリーズです。医療のことはよく分からないのでなぞは特に考えず読んでますが毎回楽しめています。続きも気長に待っています。