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図書館の新刊コーナーから。
「アタッチメント」という言葉そのものを知らなかったので、興味がわいた。
誰かにピタッとくっついて安心するのがアタッチメント。
子どものほっぺをフニフニしたくなったり、もふもふの生き物にうずくまりたくなるのはまた別物なのだろうか。
それとも、これも愛着なのだろうか。
「大人のアタッチメント」のページで四つのタイプに分けられていたが、自分自身は「拒絶・回避型」か「恐れ・回避型」かなと思う。
というか、完全にぱっきり四つに分かれるものでもないか。板チョコじゃないんだし。
それぞれの問題に対しての解決法をなんとなく覚えといて、自分の中に貯めておくのがいいんだろうな。
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不安なときに守ってもらえる安心安全基地とはーーー
子どもの発達だけでなく、感情の不安定さや他者との関わりに困難さを感じている大人にも参考になるのではないかな、な一冊でした。
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読みやすく、わかりやすいアタッチメントについて学べる本でした。
「愛情」や「スキンシップ」との違いについても、はじめにしっかり説明されているのもよかったです。
侵害しないことも大切である、という考え方が紹介されていることにも信頼を感じました。
2ページで一区切りなので、時間のない時にも、隙間時間にも、読めるし読み返せます。
自分の子どもが幼い頃にこの本と出会えていたら、ずいぶん子育てのプレッシャーは軽減されていただろうな、と感じました。
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課題のために読んだのだけど、今の私の子育てをそっと手助けしてくれるような良書でした。
「大人=子どもにとっての安全な基地」であるべきで、良い基地はいつでもそこにあり、確実に子どもを受け入れて、状態が整ったら送り出すもの。
↑の提言は私の中の理想の母親像を明確に言語化してくれたように思う。
当面の課題は自分の状況で子どもへの対応を変えないことと、過剰に子どもの要求を先回りしないことの2つ。
大人になってからも(なる過程でも)、人との出会いや内省及び自身の捉え方の修正により安定型のアタッチメントを習得することは可能、というのも納得感が高かった。私は夫に安定型に導いてもらったタイプの人間だと思う。私も夫にとってプラスの影響を与える人になれていたら良いなとも思った。
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《感想》
毒親育ちは読んだ方がいいと思いました。
私はこの本で愛着が育っていない、
育つ環境に居なかったんだ
と再確認できました。
心が安定している人は親から
正しい愛着を学べていて、
羨ましいと思いました。
ただ、大人になってからも
心の安定感を育てることはできると知り
これから頑張りたいと思いました。
《要点》
子供の頃から守ってもらえる経験の
蓄積があると、人を信じたり、
どんな自分でも愛される自信が育つ。
(助けてもらえる、応援してもらえる)
暴力、暴言を受ける
→人と“くっつきたいけど怖い”心理になる
大人が心を安心させるには
・信頼できる人との出会い
・パートナーとの良好な出会い
・社会的なサポート(福祉)
・物事の捉え方を変える
・自分を知る
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NHK「すくすく子育て」でおなじみの遠藤先生の本。
イラスト図解なので産後脳でも読みやすく、大切なことが何度か関連づけながら書かれているので理解しやすかった。
「愛着」という日本語はけっこう誤解を生むと思うので、この本の中では「アタッチメント」という言葉で説明したい意思を強く感じた。
アタッチメントの問題はあってもそれは障害(愛着障害)ではない。(愛着障害はよほどのことがないと診断されない)
アタッチメントが不安定型だったからといってそれが治療対象になったり治さなきゃいけないわけではない。(他人への配慮の細やかさや流されない自分という捉え方もできる)
というあたりは、大人になった自分のアタッチメントを考える上でも大事だと思った。
私はアタッチメント不安定型の中の回避傾向強めだなぁと。
子どもたちを育てる上では、安心の基地になることと、侵害しないことも大事、というところは肝に銘じておきたい。