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とりあえず、感想を一言で言うなら
「早く1795翻訳出版してください」
三部作ラストが読みたくてたまらないからである。
今作において、隻腕の引っ立て屋カルデルと、不屈の女性アンナが健在なのは嬉しい。
アンナには、また、驚くべき事態が次々降り掛かってくるのだが、その全てを乗り越えていく姿は、これだけでも1つの作品にしちゃっていいんではないかと思うほどだ。
せーシルが前作で病死してしまい、どうなるのかと思っていた。
実は生きてましたーというのが望ましいと思っていたのだが、やはり亡くなっていたらしく、弟のエーミルが登場し新たな相棒となる。
しかし、この弟は、兄とは違う病を抱えている。
彼らが調査することになる事件は、読者には知らされているも同然なので、これ以上、どうなるのかと、この長い物語を一気に読んでしまった。
凄惨で美しい当時のスウェーデンの街や森、奴隷貿易の島などの描写は素晴らしく、目に映るような恐怖を感じる。
とにかく、早く続きを。
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3年前に読んだ1793も面白かった。
3部作最後の1795がすごいらしいので、とりあえずこちらから読み始めたら、
すでにドレッドノート超えです。
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前作はいい印象だったが、なぜ今回の続編は文庫?と思ったけど、かなり勢い落ちた感触。こういうのはね、生きてると老いに勝てないのと一緒で、あらがえないんだ。