リオンクール戦記 (5) みんなのレビュー

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投稿者：氷狼　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

別動隊として行動するバリアンたち。
順調に陽動を果たしつつも上の空のバリアン。
その理由は...
そんなバリアンの前に転がり出る危機的状況。
しかし、鍛えられたバリアン側近ズは逆にバリアンを鼓舞し。
そこで登場した叩き上げは因縁の相手となるのか否か。

一方、英雄として祀り上げられるバリアンに対し、複雑な想いを抱くロベール。
バリアンもバリアンでロベールに気を使い、本心を伝えようとするが。
バリアンを担ぎ上げたい者たち、引きずり下ろしたい者たちの思いが交錯した結果が...

人間、思うようには生きられないものだと。
守るべきものが出来るとなおさら。
そして、それに囚われたがゆえに、足をすくわれることも。
すんなり行かないのが人生であり、それが一つの物語になる、か。

この戦いで見えてくるバリアンの道。
それは幻か、それとも？
フラグ立てたような感じだったタンカレー、どうなるんだろうか。
後はベル嬢の...とか。
しかし、ビセンテ...何と申しましょうか。
今回は色々と入り乱れているなと。

本格的な伝説の始まりかな？