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紙の本

鉄道開業150年の年に読めて

2022/10/07 07:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

山手線の30番目の駅として2020年に誕生した高輪ゲートウェイ駅。
 その開設工事の途中で発見され、鉄道関係者を驚かしたのが「高輪築堤」。
 明治5(1872)年にわが国初の鉄道が開業した際に、
 海上に線路を敷設するために築かれたという。
 新橋から横浜間に日本で初めて鉄道が開業したのは、日本史の授業でも必ず習う。
 しかも、今年(2022年)は鉄道開業150年ということで、さまざまなイベントが開催されている。

 そんな中、梶よう子さんが発表した『我、鉄路を拓かん』は、
 その高輪築堤の工事に関わった平野弥市(のちに弥十郎に改名)を主人公に、
 明治の人びとが鉄道の開業にどれほど苦心したかを描いた、長編歴史小説である。
 弥市は土木請負人で、築堤の事業のように大掛かりな土木工事の土工の手配などを行っていた人物。
 勝海舟や井上勝などの影響もあって、弥市は日本に鉄道が走ることを夢見るようになっていく。
 なかでも井上勝はのちに「日本の鉄道の父」とも呼ばれる人物で、
 この作品の中でも実に生き生きと描かれている。
 そんな井上のせりふがいい。
 「皆に鉄道を好きになってもらいたい、素晴らしいものなのだということを知ってもらいたい」
 おそらく、これは作者の梶さんが生み出したせりふだろうが、井上の熱情が伝わってくる。
 そんな人たちによって、日本に鉄道が誕生していく。

 ここからは私の早すぎる予測だが、
 梶さんのこの作品は次の直木賞の候補にはなるのではないだろうか。
 そして、ひょっとしたら、これで受賞も、なんて考えてしまうほど、読み応えある作品だった。

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2022/11/16 17:56

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2023/01/21 16:46

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2023/01/24 18:16

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2023/10/16 17:53

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