紙の本
『数字にだまされない本』
2022/12/07 21:58
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
〈うまい数字には嘘がある!〉──帯のコピー
「顧客満足度90%」⇒割合の“もとの数”は?
「5秒に1個」⇒販売対象は? 1日は何時間で計算?
「東京ドーム5個分」⇒ドームのどこの広さ?
「平均年齢40歳」⇒40歳の人がいる?
「住みたい街ランキング」調査対象者数は? 算出方法は?
身の回りにあふれるさまざまな数字を正しく読み解く技術を、演習と事例で解説
「だまされない」ではなく「だまさない」数字の見せ方・使い方が学べる本
文庫書き下ろしで2022年10月刊
著者は日本でただひとりを自任するビジネス数学教育家
数字に強い人材・組織を作る教育の普及に努めている
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顧客満足度90%、就職に強い大学ベスト10、平均年収、レビューの評価点、視聴率など、数字にひそむワナを暴きます。
数字を正しく読む技術を、演習や事例を通して解説してくれます。
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数字にだまされない本
深沢真太郎
22/10/4出版
「○○は9割」は多すぎて陳腐化しているけど
やはり数字がついた言葉はキャッチーで誘導されやすい
数字マジックに踊らされない知識を持ちたい
#数字を正しく読む技術
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3RvRoPn
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flierで取り上げられ興味持ち、購入。
グラフの見方、平均の捉え方などこの手の話としては基本的な内容が多いが、ちゃんと理解できてない方も一定数いる中で、分かりやすくコンパクトにまとめれていると感じた。
理解ができない方が一定数いるという意味で、「数字はコトバ」という著者の定義は、個人的に納得感が高かった。
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タイトルのとおり、数字にだまされないための基本的な考え方を、具体的な事例とともに分かり易く学ぶことができる。
数字でアピールしてくる商品や各種サービスに対して、冷静な目で判断できるようになる(既に出来ている人は、そこまで得られる知識は多くないかもしれない)。
数字は可視化や抽象化という点で優れているが、思考停止に陥るといったデメリットもある。
だまされず、「思考の始点」として活用していくことが重要。
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世の中の様々な場面で目にする数字を、どのように正しく見て、理解したら良いのか、見方を間違うとその意味合いや評価が真逆になってしまう。数字との付き合い方について、そのヒントを簡潔に教えてくれる一冊。数字にだまされないためにはどうしたら良いかを述べながら、信用を失わないために、だまさない・ごまかさない数字の見せ方・伝え方をすることの大切さを説いている。
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著者はビジネス教育家で本書が書き下ろし。
物事を数値化することの重要性はよく仕事で言われることであるが、それだけでは物事の表面的な部分しか掴んでいないこともありえる。
「逆は?」「一方では?」の視点は勉強になる。例えば利益が前年比1%しか伸びていない会社と言われるがあったとする。
「逆は?」の視点で見ると利益は出ているといえる。「一方では?」の視点で見ると競合他社は実は軒並みマイナスだったとする。統合してみるとこの会社は決して悪くはないのである。
このように数字の表側だけではなく裏側も見ると、本質に近づける。誇大表示の広告にも騙されなくなる。