比較的読みやすかった
2025/04/30 06:45
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投稿者:柿句恵子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
物理の本を色々と探したのですが、個人的にはこれが1番読みやすかったように感じます。「東大の先生」と「文系の私」の対話形式で書かれているので、サクサクと読めました。
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本屋で一番わかりやすそうな物理の本を選んだ。一気に読める分かりやすさなので良かったが、本としての面白さはない。
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書店で話題の本として並べられていたので興味を抱き手に取りました。
バリバリの文系で、物理はとったことありません。
そんな私でも理解できるの?とにわかに期待させる書籍タイトル。
正直なところ、誇大だったと言わざるを得ません。
さらに、裏表紙側に書いてある言葉に衝撃。
「5~6時間で物理が理解できる!
この本でも無理なら諦めるしかない。」
衝撃というか、苛立ちですね。これが誰の言葉なのか知りたいです。
西成先生なのか、郷さんなのか編集者なのかカバーデザインの方なのか。
西成先生は違うと思うのです…
編集者が悪ノリでやったのかな、カバーデザインの方は文字をレイアウトしているとき何か思わなかったのかな、中身なんて読んでないから知らないしクライアントに異を唱えられないよな、、まさか郷さんが考えたの?
ド文系で少しでも物理わかったらうれしいな、と思って手に取ったけれど、これがシリーズ(?)3作目と知らず数学っぽい感じが出てきたら泡吹いて理解不能で倒れるみたいな勢いになって途中手が止まったけど食らいついて読み切って、ちょっっっっっとだけ物理を面白く話が聞けたかも、欠片がわかったかもと西成先生すごいなと思って読後感良い感じだったのが、裏表紙を見てショックを受け嫌な気持ちになりました。
キャッチーな標語も販売に大事かもしれませんが、快不快の部分を見誤っては人から人へ届ける本の作り手として大事なハートに部分が欠けているんじゃないかと思ってしまいます。
この本でなら絶対理解できる!と思っての反語的な文章かもしれませんが、理解できていないに近い自分はとても屈辱的でした。
いや、まぁ向いていないならそうだし諦めるのが得策ですが、タイトルで盛ったくせに結局文系はわかんないじゃんって尚更反発心が・・・
でも、西成先生のお話は「おわりに」で書いてある通りにバネにおもりを吊るしてとかピストンが、とかわかりにくいけど頻出な物理あるある状況ではなく、日常の身近なものから物理の話につなげていくやり方でわかりやすかったのです。
でも公式や数学っぽさが少しでも出ようものなら脳は停止。それでもなぜ記号と単位ふたつあるの?と思っていたのが成り立ちから経緯を説明してくれるので理解できたり物理を少し近く思えそうだったのが、裏表紙の言葉でもう、、(ネチネチ
せっかく素敵な先生を招いての本なので、言葉をもっと大切にやさしくしたらよいのではと思ってしまいます。
あと、先生と郷さんの発言ひとつひとつに表情がついているのが、手間が凄そうと気になってしまいました。どんなふうに配置しているのか気になります。
パターン化して、番号が記号で振り分けて、後からソートしたら自動的にイラストが入るとかなら良いなと思いました。
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この「文系の私に~」シリーズも統計学以外は全て読んだが、今回の物理は結構ハードルが高かった。力学、熱力学、波動まではまだ良いとして電磁気学…おまえはダメだ。いちいち「電場」とか「電荷量」とかの用語の意味を調べにページを戻って…とやらないとついていけない。(なんなら途中から諦めた笑)もっと時間をかけて読み込んでみようと思う。
はっと気付かされたのが、「重たい物は早く落ちる」という誤解。まさに私もそう思い込んでいた。
空気抵抗のない真空状態の中で異なる質量の物質を落とす実験、やってみたい。
エアコンの仕組みも面白かった。なんとなく室外機を通して家の暑い空気を外に排出していることは分かってはいたが、では何で室内を冷やせるのかまでは考えたことがなかった。
膨張弁という小さい穴が空いているところを空気が通り、その後大きく出ていくということだが、風船の原理に例えてもらって助かった。
まだまだ日常生活に根ざした面白い物理の話は多そうだが、やはり興味を持てるかどうかが鍵。
電磁気学にはもともとあまり興味が持てず、ラジオと縁遠いため知りたい欲が薄かったのもあるが、いつかはリベンジしたい。
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物理全くやって来なかったけど、ある程度理解できた、ような気がする。
公式覚える気はさらさら無いけど、そういう仕組みなのねーってのが、知れるだけで十分満足。
知れば知るほど、別の疑問が出てきたりして、結構楽しめました。
ただ、裏表紙の「5~6時間で物理が理解できる!この本でも無理なら諦めるしかない」て、文句はちょっと煽りすぎ……
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高校物理の本質を、1週間で理解する本。
目的が明確なんで、実にわかりやすく面白い。
まあ、割にちゃんと覚えていたので数学本ほどではなかったが、文系の人は本当に一度目を通してみたら良いと思う。
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物理に関する本が読みたいなと思っていて、この本を手に取った。
文系のライターに西成先生が説明する本は、最初の数学を教えて下さいを読んで依頼。そのときは正直ライターのボロボロ具合に苛立ちを覚えたのだが、3冊目となるとかなり改善してて、自然に読めた。
肝心の内容は、フライを取る、ギターを鳴らす、ラジオの仕組みなど身近な部分から逆算して力学や波動などを説明しており、大変面白く読むことができた。
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熱力学や電磁気学の説明が直観的で理解しやすい。
カルノーサイクルこそが蒸気機関の本質だがその根本原則はボイルシャルルの法則にある。ここから、熱エネルギーを加えればピストン運動が生まれ、その後内燃機関、発電所までつながる。
電磁気学が難しいのは、電場、電流、電圧、電荷などの沢山の似た用語が出てくること。この辺りの説明が整理されていて大変良かった。
クーロン力の考え方は力学に似てるので、物理の得意な人は電磁気学を力学っぽく解く、と言う指摘はヒントになった。
やはり物理の全ての基礎は古典力学にある。
原子核の軌道に電子が回ってるが古典力学の考え方では原子核に引き寄せられてしまう。しかし現実はそうではない。だから、電子の軌道ははっきり見えるわけではなく、雲のように曖昧で、確率的に求めざるを得ない。ここから量子力学が生まれる。
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物理=モノのコトワリ
アリストテレスが紀元前300年には、世の中は火、水、土、空気で成り立ってると言った。現在の、熱力学、力学、波動に既に着目している。さらに、電磁気と原子を加えたものを高校で習う。アリストテレスの名言「知を愛すること(フィロソフィア)」。アリストテレスにとっての哲学とは「知りたい」と思ったことすべてが対象。
分子→原子→陽子(中心にあるプラスの粒)、電子(外周のマイナスの粒)、中性子(電気を持たないニュートラルな粒)→クォーク(素粒子、陽子と中性子を分解)
★熱力学
熱力学第一法則:熱(Q)、エネルギー(U)、仕事量(W)の和は常に一定
カロリー:1カロリー=1gの水を1℃上げるために必要な熱量Q
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読んでもあかんかった。
物理諦めます(悲)
まあ、ええか(楽観)
言い訳じゃないけど、センター試験(時代)の英語は194点だったので、基礎学力は低い方ではないと思う(悪あがき)
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https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761276317
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図書館で目に止まって衝動借り。
数式を使わずにとてもわかりやすく物理の基本を教えてくれる。昔、少しだけ学んだけど、今は全く忘れているオトナをターゲットにしたということだが、まさにツボにハマりました。これからも興味本位で初歩的な物理関連の本を読んでみたくなりました。
この歳になって図書館の魅力を思い出しました。書店とはまた違う、さまざまな本たちとの出会い。これから通い続けます。