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インセルの気がある自分としては救いになる箇所もあれば絶望になる箇所もあった。
インセルの息苦しさを、そのまま誰を攻撃することなく吐き出して良いという救いと、現状を耐え忍ぶ他ないという絶望を、両方を矛盾させながら行き来すること。
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学術的な内容を期待して読み始め、最初のほうは「うんうん」と頷きながら読んでいましたが、だんだん「?」になってきて、あとがきに「エッセイ」とあってズッコケてしまいました。まあ、自分が勝手に期待して読んだだけなので、杉田さんが悪いわけではありませんが・・・。
杉田さんの男性問題三部作のうちの、既刊の2部を読んでみる必要はあるかもと思いました。
自分は中年独身男性なので身につまされつつも、結婚には向いてないと気づいてもう生涯未婚かなと腹をくくり始めているので、開き直りつつ、でも女性に不快感を与えないように清潔感のあるおっさんを目指そうと思っています。嫌われたくはないけど、好かれる必要もないので、空気のような目立たない存在を目指そうと思ったのでした。
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男らしさという価値観を意識的にも無意識的にも求められて、男性も大変だなとは思う。
女性も同様。
時々何言ってるかわからず、時々わかる、そんな感じ。理解しようと努めたら頭痛が。
生きるのが辛くもあるのは性別に関係ないね。
切り口によっては誰もが弱者になりうる。
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これより、沢木耕太郎の本の方が、指針になる。ノンフィクションの名誉、地位を超える価値感で生きた人の人生が描かれているから。
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つらい。読むのがつらい。5章に至っては本を閉じたくなった。
これは「弱者男性」に仮託した著者自身の嘆きやら不満なんじゃないかと思ったら、「あとがき」にエッセイとあって、少し納得した。全ての男性がマジョリティにいるのではなく、そこにはグラデーションがあるという指摘はそうだろうなと思う。データが活用された前半部分はふむふむと読み進めた。
とはいえ、私は男性だが、恥辱とか、正しい敵とかの表現が、どうもしっくり来ず読了。
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著者の心の闇、社会に対する闇、女性、富める者、力強い男性への闇。読んでいて漠然とした不快感と共感する面が同居した何とも言い難い後味の悪さ。
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つらいと感じるけれどつらいと言う先がない、どうしたらいいのか分からない、という状況のときに読んだ本
関連する書籍や映画が紹介されているので自分なりに調べる先を教えてくれました
その後『ジョーカー』をみたら、おそらくそれまでは気づくことのできなかったずっしりとした重圧のようなものを感じました
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チェーホフの話がよかった。男だけじゃなくて。なんかこれで行くしかないんだみたいな感じで死ぬまで生きていく。凄い。シスターフッドも僥倖だしねえ。なんか見事。
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自分の感じている辛さについて考えながら読んだ。自分にとって大切なことが書いてある気がした。この本の著者の他の本も読んでみようと思った。