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サイン本を購入しました。
オチがいまいちインパクトがなかったかな。
いつも通り文章が読み読みやすくて好きです。
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あらすじを見ただけで、こんな物語あるのか、、、と驚かされた。発想が新し過ぎてインパクトがある。
謎がシンプルで且つ馴染みやすさがあり面白い。楽しいミステリーのような感覚。
徐々に真相に迫る展開はとてもワクワクした。
また三島に誠実さがあり、やらせだと疑いながらも口には出さず、その謎を解こうとする姿勢が好感を持てる。
終盤は軽いどんでん返しでイヤミスにも解釈できるラストだった。
解説シーンがかなりあっさりしてて冷めていたこと、
クイズ一問一問のエピソードは少し退屈に感じて評価は☆3にした。
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クイズについてここまで熱く、描いた作品に私は初めて出会いました。生放送のクイズ番組の決勝で、ある出来事が起きる。お互いに次を取れば優勝の
場面で、問題が全く読まれていないのに、答えて
当ててしまったのだ。いわゆるヤラセ疑惑を持って、1000万円の賞金を得てしまったのだ。本当に
ヤラセだったのか、どんな魔法を使ったのか、クイズに対する熱い思いと、エンターテイメントとしてのクイズの面白さが、ギュッと凝縮した作品でした。
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読みやすくて面白かった。クイズプレイヤーの思考をなぞりながらミステリも味わえる。真相は興ざめだが妥当な線かな。
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ストーリーはとても面白いのに、なかなか先に進まないもどかしさがあった。期待しすぎてしまっていた部分もあるので余計にあっさり終わっちゃった!という印象だった。
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文学書評
読書レベル 初級
ボリューム 189頁
ストーリー ★★★
読みやすさ ★★★★★
ハマリ度 ★★★
世界観 ★★★★
知識・教養 ★★★★★
読後の余韻 ★★
一言感想:クイズ番組が好きな方、直木賞作家の著書を気軽に読みたい方にオススメです。
ページ数が少なく、文章の構成もわかりやすいため、とにかく読みやすい小説です。そして読み終えた後は、『クイズ番組』を楽しむポイント(視点)が間違いなく変わります。そういう意味で本書から深い教養を得る事ができました。ただ、最後のオチが若干物足りなく感じてしまい、読後の余韻に物足りなさを感じてしまいました。
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サクッと読めてなるほどと思う良作だと思います。人が死なないミステリと言えばそうなのかもしれないけど、果たしてミステリなのかどうか……。とにかく読みやすくて引き込まれる作品なのは確かかな。個人的に、桐崎さん気になりました
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クイズの世界にフォーカスが当てられ、一つのあるクイズ番組の決勝について主人公が思考を巡らせ、その真相を明かすという物語だった。
私が少し競技クイズをやったことがあったため、登場人物の気持ちなどに深く共感できた。それもあってか、一気に読み切る事ができた。これは小山さんの文章、物語が読みやすいと言うこともあるだろう。この物語は真相が本人によって完全に明らかになる作品で読み応えがあった。
終始物語の先が気になるように書かれた文章であったため、最後まで楽しむ事ができる作品だった。
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そうなのかあ、クイズ競技。
評判どおり面白かった。
ピンポン!
クイズが私の人生を肯定してくれる。
クイズは人生。僕達はいつもクイズを出題され続けている。世の中のほとんどのクイズに答えはない。
一気に読みました。
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読み始めたら止まらず、あっという間に読み終わってしまいました!クイズは知識だけを競うものではなかったんですね。競技としてのクイズとは、人生としてのクイズとは。これからはあらゆることがクイズに見えてきそうです。
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クイズ番組の決勝で相手が問題が1文字も読まれていないのに正解し優勝を果たすという不可解な事態が…
競技やクイズプレーヤーという言葉が出てきてクイズの見る目が変わりました。問読みの口の形や吐息で問題を予想し答えを導き出す所は漫画のちはやふるを思い出した。
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「クイズ」がこんなにもスリルとサスペンスに満ち満ちていたなんて、知りませんでしたよ、いやほんと。
テレビでやっているクイズ番組、一緒に問題を解くのはもちろん、その問題を解いている人を見ているのも面白い。なんでこんな問題で間違えるかなー、なんて笑ったり、よくこんな問題を知っているよな、と感心したり。
でも一番面白いというか驚くのは問題の途中で回答者がすでに答えに達しているとき。なぜこの段階で分かったんだ、と。
その、「なぜこの段階で分かった」の極致がここにあった。
賞金一千万円のクイズの決勝、「問題…」というアナウンスの時点で回答ボタンを押した本庄。なぜわかった…しかもその答えの異様さ。これは「やらせでしょう」と誰もが思う。
そこから始まる「謎解き」。「なぜ本庄は回答できたのか」。
この過程がもう興味深くて面白くて!
テレビの前で気軽の楽しんでいる「クイズ」。その奥の深さ、回答者たちが「正解」へたどり着くその思考。
あぁ、面白い面白い。面白い以外の言葉が思い浮かばない。
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ヤラセか否かっていう1つのクイズを解くために、そこに至るまでに解いたクイズとその解答に付随する経験が書かれてて、それは映像だったり現実だったり、過去だったり今だったりバラバラなのにわかりやすくてまとまってて読み応えがあった
知らない事柄とか聞いたことない単語がたくさん出てくるんだけど、知らない単語がいっぱいだな〜って思いながら読むのもおもしろかった
クイズの世界ってすごく奥が深いんだな...
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やっと読めた。読み始めてからノンストップでラストまで。軽妙な語り口と物語の展開の妙。近年稀に見る良質な小説だった。若干のスラムドッグ・ミリオネアみと、それだけで終わらない構成。
Q-1というテレビ番組が今後生まれる可能性、そこで起き得る物語、現代のSNSで起きている事象。「今の」小説だった。読んでくれ。
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クイズ番組の奥深さがわかる本であった。テレビに出演している回答者は、東大王のように単に頭がよい人の集まりというイメージでいたが、経験が記憶され結びつき先を読むことで、解答していることが読み取れた。
クイズ番組ひとつで、一問一問にストーリがあって解答に結びつく小説は新鮮であった。
一見難しい問題も知識の量ではなく回答者の問題に関する思い出があって答えられたのかなと思わされて、今後クイズ番組を見る目が変わりそうだと感じた。