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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
勢いがある画とボケの利いた登場人物が好きな漫画だったけど、この先を読むのはあまり気が進まない。稲妻とマムシのラストは美しいのに、姉畑の変態は許容範囲を超える。
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ゴールデンカムイ、今回も濃かったですね。個人的には早口の薩摩弁で何言ってるか分からなくて、しょっちゅう猿叫あげる鯉登少尉が好きです。油まかれた階段を後ろ向きに滑って落ちながら猿叫上げる所とか笑っちゃいました。
それにしても鶴見中尉、人気ありますなぁなぁ。(軍人側から)カリスマって奴でしょうか。
あと、谷垣ニシパ。よかったです。「俺もフチに食べさせてもらった 俺もフチの子供だ」と純粋にフチの元に孫娘であるアシリパさんを送り届けるという自分自身の「使命」を持つあたりが本当に良かったです。
ゴールデンカムイ、アニメ化するとの事ですが、あの残虐シーンとアイヌ語はどうするんでしょう。どちらもちゃんと見せてほしいと思います。
特にアイヌ語は中々音声では効く機会が無いので是非是非ネイティブな会話をしてもらいたいものです。
展開が早く、複雑なゴールデンカムイ日が空くと展開について行けず、一巻から読み直しになるあたりしんどいですが、それをするに値する漫画だと思います。次は、冬に発売。楽しみです。
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まだまだ変態キャラがどんどん出てくるんですね。この狂気じみたカップル、主人公達と邂逅することなしに死んじゃうんですね!?せっかくキャラが立ってて面白そうだったのに…って、ちょっと残念に思っちゃいました。少なくとも、動物相手に性的興奮してる次のターゲットたるおっさんより、上記カップルの方が個人的には好きだったんですが。でも内容はスリリングで、ギャグもふんだんで、相変わらず楽しめるものでした。
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杉本勢、土方勢、鶴見勢。黄金の隠し場所を探す3つの勢力がそれぞれに魅力的で面白い。(今回は土方勢の出番はないけれど)
見所は、今巻も多々あるけど、賭場荒らしでの、鶴見中尉が登場するシーンは決め決めで格好良い。あと、鯉登少尉の鶴見愛が重すぎて可愛い。
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刺青を追跡する第七師団に山中で見つかってしまった杉本とアシリパ。
死中に活ありで撃退するも、思わぬ同行者ができてしまったために一旦刺青探索中断して、アシリパのコタンに行くことにします。
コタンでのアシリパ。何気ない日常を見て、そこにある幸せを感じる杉本。自分がなくしてしまったもの、取り戻せないものを思って、一人コタンを後にします。
アシリパにとっては、大きなお節介でしかないですが、老婆心とでもいうのでしょうか。彼女の未来というか人生における覚悟。それは理解しながらも、覚悟以上に現実はしんどいものだと知ってしまった杉本には、今ある現実を失って欲しくないということなんでしょうね。
小樽にて一人探索続ける杉本。彼を追いかけるアシリパ。第七師団に捕まってしまった杉本を救出するため、白石と即席コンビでミッションスタートです。
アイヌ少女といえば、世代的にはナコルルだったりしたのだけど、ゴールデンカムイによってアシリパさん急上昇です。あちらは、古いアイヌの女って感じですけどね。アシリパとの対比という表現になってしまいますが。
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アウトを越えてくるアウト。真剣なギャグみたいで好きです。
強盗夫婦は、共感したくないと思ってたけど最後の「しあわせなまま終わりにしたいの」で潔さを感じてキュンとしてしまった。
フチが誰の死に装束編んでるのか気になる。大人?子ども?
杉本の回想で出てきた幼なじみが白無垢だったのも気になる。再婚した?それとも過去の?
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緩急なんてものでなく急!急!急!って感じ。
谷垣のヒロイン化が甚だしいけど急に踊り出しちゃうアシリパさん可愛い。
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反逆の情報将校・鶴見から逃れるため、杉元一行は、釧路へ向かう。一方、刺青人皮の噂を追って鶴見率いる第七師団は小樽へと。待っていたのは電光石火の稲妻強盗、艶めく毒婦・蝮のお銀。北の最強軍団vs最凶夫婦、稲妻強盗編収録! 毒も蝮も稲妻も、グツグツ煮込んだ和風闇鍋ウエスタン! 痺れるほどの感動を貴方へ贈る第11巻ッ!!!!!!!(Amazon紹介より)
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鯉登少尉の残念キャラは想定どおりのクオリティだった、スキ♡尾崎百之助の義弟の戦死も父親花沢中将の自決も、尾崎の怨恨だったのか。母親殺しも父親殺しも愛情の裏返しそのものだ。その尾崎にして鶴見中尉を人たらしと見抜いていた、そこは感心した。父親を殺した時彼の顔の傷はなかった、ではあの傷はどこでつけた?と気になった、わけはない。その後和製ボニー&クライドの赤ん坊に捧げる優しいフチの子守唄が、同様に子は親を選べないと父親に言った尾崎の眠りにも捧げられているようで切なかった。姉畑はシートンに顔よせすぎ、コラ!大雪山に初夏に行ったことがありますが、残雪が残り寒かったのを覚えています。エゾナキウサギには会えませんでしたが、リスは見かけて感動したなぁ。早朝ホテルを抜け出して大雪山からの景色を堪能し、朝食時間にはちゃっかり戻って「ヒンナ、ヒンナ」した遠い日を思い出した。ところで、猫のような尾形百之助に「ヒンナ、ヒンナ」言わせてみたい。
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ボニーアンドクライド実在すんのかい。
いつのまにか24囚人だったことが判明してた気がするけど、見逃していたのかな。
刺青の整理されたのもありがたい。
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鶴見中尉のたらしは、尾形にはきかなかったんだなぁ。
別種の絶望に切なくなり、かっこいい夫婦の赤ちゃんからの尾形に泣ける。彼も救われるとよい。
アシリパさんの対杉元センサーかわいい。
まぁたすごい変態が。
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鯉登少尉が可愛いかったり尾形の過去がヘビーだったりですが更なるHENTAIの登場にもう笑うしか無い…
尾形の寝姿にフチの子守歌が被ってくるところとかは何か切なくなりますね。
そして同じページの佐一の寝顔が可愛すぎる
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ちょうどこの巻を読んでいた頃、4月28日発売の「週刊ヤングジャンプ」22号でゴールデンカムイが完結することが発表されました。
以前「コウノドリ」を一気読みしたときは、全巻読了のタイミングと最終巻の刊行のタイミングが奇跡的に一致したので、ゴールデンカムイでもタイミング合うといいなあと少し期待していましたが、もう少し早く一気読みを始めなければいけなかったようです。
そしてもう一点、その4月28日までの間、Webで全話無料されることが発表されました。
すげぇ。太っ腹じゃん。
「なぜこんなに太っ腹なのかといいますと一度無料で読んで頂いたとしても単行本を集めて何度でも読み返したくなる作品だという自信があるからです」
ホントもう、仰る通りでございます。
「なにより一番の理由は、みなさんと一緒に最後を迎えたいのです」との思いに応えるべく、一生懸命読むことにします。
ということで、
「毒も蝮も稲妻も、グツグツ煮込んだ和風闇鍋ウエスタン! 痺れるほどの感動を貴方へ贈る第11巻ッ!!!!!!!」
第7師団で飛行船を奪って脱出した杉元勢は大雪山系に逃げ込み、網走を目指すだろうとの予想の裏をかくべく、南東、釧路方面を目指すことに。
何となくですけれど、大雪山系から東に向かうのも南東に向かうのも大変ですよね…。東へ向かうと石北本線の遠軽まで何にもない有様とか常紋トンネルとか、道路だと国道39号線の石北峠当たりの感じでしょうか、南東へ向かうと士幌線のダム湖に架かる廃線後のタウシュベツ橋梁とか…。今でも「何もない」(林業も、石炭も衰退した今だからこそ何もないのかな?)ところ、当時だったら「人跡未踏」という言葉が相応しそうな大山林を、野生動物を狩り植物を利用して踏破していく様は、季節に恵まれている(初夏ですね…。ストーリーが走り出してからまだ3ヶ月くらい…かな?)こともあって、大変魅力的に描かれています(ところどころにギャグが入るのは作者の芸風ですね…)。
カムイミンタㇻ(大雪山)と動植物を描いたページなど、是非カラーで見てみたいものです(ということで、環境省の大雪山国立公園のページを見に行きました)。
でも、これアシㇼパさんが同行しているからいいようなものの、素人だけではおそらく無事には済まなかったでしょう。7月であっても8名が凍死した「トムラウシ山遭難事故」みたいな話(あっ、そういえば積読になってる…)もあるので、野営装備を何も持たない男3人だけだったら鹿の腹に潜れなかった時点でアウトだったでしょう。その後もエゾナキウサギしか食料がなかったようですし。
そんな道中、4巻の巨大ハゲワシ、5巻の巨大イトウ(イワン・オンネチェプ・カムイ)に続きまた巨大動物の神話があります。「サㇰソモアイェプ(夏に言われぬものという大蛇)」だそうで、「蝮のお銀」の前振りの役目も。
こういうエピソードと、そしてそこに差し込まれる「アイヌの伝承に限らず黒光りした巨大な蛇の目撃談は北海道全域に昭和中頃まで存在する」という一文が大好きです。川口浩探検隊のノリですよね、きっと。
最終的に敵とも羆とも争うことなく、無事に釧路湿原まで下りてきたようです。足寄とか本別とか、あのあたりを抜けたのでしょうか。
鶴見勢が小樽で血生臭いことをやっている裏で平穏な旅でしたが、このままいい話で終わらせず、釧路湿原に降りてきてから突然ひどい話になるのも作者のいいところw。
その第7師団鶴見勢は「稲妻強盗と蝮のお銀」の新聞記事を見て、小樽で「囚人狩り」。江戸貝くぅんに作らせた偽の刺青人皮を餌に、網走の脱獄犯刺青の24人のひとりを罠にかけようとします。
それが「稲妻強盗」坂本慶一郎。作中ではその女房が「蝮のお銀」。いずれも実在する人物だそうで、「稲妻強盗」は坂本慶次郎、吉村昭の「赤い人」なる本にも登場しているそうな。…また読みたい本が増えてしまった。
この凶悪犯カップルを「俺たちに明日はない」のボニーとクライドになぞらえて見せるあたり、以前の「OK牧場の決闘」もそうですが、作者映画好きなんですねえ…(そしてやはりこの映画見たことがない自分の不勉強さが悲しくなります)。
で、本来の獲物であったこの2人に加え、土方勢の小樽で留守番をしていた茨戸での生き残り夏太郎と亀蔵も餌に食いつき、4人で刺青人皮があると噂の賭場を襲撃しますが、当然罠を張った鶴見勢が待ち伏せをしていて、大立ち回りの一幕になります。
享楽的で刹那的に太く短く生きるカップルが描かれていますが、作者の手にかかるとドロドロした感じになっていて、アメリカンニューシネマを無理矢理自分のフィールドに引きずり込む作者の腕力に感心します。
目の前で坂本が鶴見中尉に機関銃で掃射され、「お銀まてッ いま行ったらお前も殺されるぞ!!」に対して「幸せなまま終わりにしたいの」といういい場面から一転、マスクの境目から垂れてきた謎の汁を鶴見が「フキフキ」「ふう…」「いっぱい出た……」と拭いて見せるところ、さらにその直後に「愛してるわ銀さん…」「愛してるぜお銀……」を持って来るこの振れ幅こそがゴールデンカムイです。
フチに預けられた彼らの子はどんな大人になるのでしょう。間もなく迎える最終回でアシㇼパさんと杉元が選んだ未来には子の居場所はあるのでしょうか…。
釧路湿原まで下りてきた杉元一行はアシㇼパさんを追ってきたインカラマッとチカパシに出会います。2人と同行していたはずの谷垣は地元のアイヌではカムイとされている鹿を穢して殺し、死体を放置しているけしからん奴だと思われているようです。
その原因は鹿だろうと木だろうと見境なしにウコチャヌㇷ゚コロしまくっている姉畑支遁。これまでの登場人物の変態っぷりが吹き飛ぶほどの変態です。
疑われている谷垣をコタンに残し、3日以内に犯人を捕まえる、と杉元とアシㇼパは姉畑支遁を探し始めます。
今回恒例オソマネタはありません。
それに代わって「ウコチャヌㇷ゚コロ」が連呼されますwアシㇼパさんが真剣な顔で「ウコチャヌㇷ゚コロ」を連呼し、隣で杉元が「ウコチャヌㇷ゚コロ」と呟く絵面はかなりシュール。
グルメネタもあまりなし。
タンチョウを罠で捕まえて食べてますが「泥臭いようなムッとする変な匂い」だそうです。今となっては食べられませんね。
動物記の���ートン+畑正憲を名前にいただいているのにやっていることは最低の変態さん、姉畑支遁がどうなるのか気になってたまらないので、次巻へ。
第101話 鯉登少尉叱られる
第102話 稲妻強盗と蝮のお銀
第103話 あんこう鍋
第104話 恐怖の猛毒大死闘!
北海道奥地に巨大蛇は存在した
第105話 夏の虫
第106話 弾より速く
第107話 眠り
第108話 大湿原
第109話 カムイノミ
第110話 支遁動物記
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和製ボニー&クライド(ボニクラよりも前)な稲妻強盗こと坂本慶一郎と蝮のお銀の激しい生き方が印象的な巻。
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白石の緊張感のないの好き。
稲妻とお銀。
尾形さんなかなかの辛い過去。歪んだ理由も分かる。
そして変態の姉畑。