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具体のサッカーと、抽象の通数学。
これが近い存在なのかとあんまりぴんとこない。
自分自身が具体の内容も抽象の内容も興味を持てていないからだと思う。
具体で言ったら野球の方が好きだし、抽象で言ったらもうちょっと定性的な分野の方が興味がある。
だからこそこの本書の内容は上滑りしてあんまり頭に入ってこなかった。
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ジャンル:産業・業界 サイエンス
出版社:光文社
定価:1,364円(税込)
出版日:2022年10月12日
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デイヴィッド・サンプター (David Sumpter)
ロンドン生まれ、スコットランド育ちの数学者。マンチェスター大学で数学の博士号を取得。オックスフォード大学とケンブリッジ大学で研究職に就いた後、スウェーデンに移り、現在ウプサラ大学の応用数学の教授。世界各地で、伝書鳩の飛び方、拍手の伝染、アリや魚の群れの動きなどの生物学的・社会学的現象を数学的に分析する研究に携わり、日本でも北海道の中垣俊之らと粘菌のネットワークについて共同研究した。大のサッカーファンで、ヨーロッパ各国のリーグから女子リーグまでに詳しく、空き時間には子供たちのサッカーチームで指導している。サッカーと数学を融合させた本書は、英国のスポーツ関連の新聞・雑誌・ウェブなどで好評を博している。他の著書に『数学者が検証! アルゴリズムはどれほど人を支配しているのか?』があり、最新刊『世界を支配する人々だけが知っている10の方程式 成功と権力を手にするための数学講座』は10月19日発売。
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flier要約
https://www.flierinc.com/summary/1429
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サッカーは好きだが文型選択の男です。
一応全部読んだけれど、数学に関するところはほとんど理解できなかったです。
なんとなく分かったとしてもそれがどう凄いのかがよく分からなかったです。
数学を初心者向けに解説するということはほとんどなかったですが、テーマがサッカーという身近なものだったので、数学部分を理解せずとも読み進められました。
面白かったか…というと、分かればもっと面白かったんだろうなという感じ。
サッカー好き又は数学好きなら読んでみてもいいと思うし、両方好きなら読んだほうがいいと思います。
また、筆者は数学をもっと身近な場面に活かすべきということを言っていましたが、この本を読んだ限り、自分の頭が追いつかず、難しそうだと感じました。
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サッカーのシステム、パスコースなどを数学で解析する。あわせて戦術・戦略についても数学的に正しい方策を探ろうとするもの。
これがオモシロイ。
ただし正しく計算できれば、だけど。自チームの勝率が何パーセントだったら勝ちに行く方が合理的なのかなんて、そも自チームの勝率を正しく見積もれないもんね。とはいえ数学者にかかるとかなりの確率でサッカーくじで勝つことができそうだ。驚いたね。
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ワールドカップ日本代表の「戦術」が話題になっており、今後この本の価値も上がるだろう
スポーツの分析に興味があるなら早く読んでおいた方がいいよ
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数学を日常に、という考えのもと、サッカーやそれに関連する日常的な事象を数学的に分析する。統計や確率で事象を処理するわけで、まあ確かにそうなんだけどだからなんだというか、それでどうするのという思いを抱くこと多々。色々な事例が単発的であって退屈してしまう。
数学的にサッカーを扱うことで、マネーボールのような展開になることを期待していたけれど、そこまでは至らずといった感じ。類書の『サッカーデータ革命』の方がより実践的にサッカーを分析していて面白い。要はサッカーの実践につながるかどうかというと、本書はつながらないという感想を抱いた。
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“世の中は数学に溢れている。”
サッカーマティクスの文字通り、サッカーというスポーツを数学的に紐解いてく本。
ざっくりと理解できたが、完全な深くは理解できていない印象。
抽象的な部分が多く伝わり切ってないと思う
数学好きにもサッカー好きにもどっちつかずな印象だった。
ただ、参考文献をもとに論文を読んでみると、しっかりとしたロジックをサッカーに落として込んでいたことが伝わる。