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今回は熊ちゃん苦難の巻でしたね。
仕事を頑張る熊吉ちゃんを妬んだ仲間に嫌がらせをされて、胃痛の薬が手放せないというのが可哀そう。
挙句、手籠めにあった女中のおたえと閉じ込められたり(◎_◎;)
そんな熊吉を癒してくれるのはお妙さんとお花ちゃんが作る料理。お花ちゃんも大人になり、二人の成長に目が離せないですね。
そして、坂井先生の愛猫の萩やんの名前がタイトルというのもほほえましい一冊でした。
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早い出世を同僚に妬まれている熊吉。養い子故に
色々なことを我慢してしまうお花。様々な試練が
2人を襲うが、それでも、温かい料理と人情に
励まされ、必死に前を向いて歩き…。
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熊吉とお花の若い二人は、温かい料理と人情に励まされ、試練を乗り越えていきます。
おはぎや茸汁、赤貝の漬け込み飯、蒟蒻と鰤のアラ煮など、今回も居酒屋ぜんやのおいしそうな料理が並びます。
江戸の料理と、二人の奮闘に心満たされる時代小説第二弾です。
次回作も楽しみです。
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熊吉とお花の若い2人が直向きに一緒懸命頑張って成長していく様子が微笑ましい。
それを見守る周りの温かい支援も心地良い。
只治郎さんの器の大きさにグッとくる。
血は繋がらないけれど、ふわっと結ばれている絆がとても良い。
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熊吉とお花がどんどん大人になっていきますね。これからも楽しみです。ただ、お花ちゃんの弟(妹)も見たいです。。
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新シリーズ二作目、熊吉とお花のお話が進む。
旧シリーズからの読者としては、お妙と只次郎の絡みがもう少し欲しい処か…。
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居酒屋ぜんやの新シリーズ「花暦 居酒屋ぜんや」
第二弾。
薬種問屋の手代、熊吉、
ぜんやの養女お花。
二人が育っていって、青春のころ。
成長に必ずあるつまづきや悩みを通して、人の交わりを物語る良い作品になっている。
才能溢れる熊吉は同年代の小僧の中では別格の出世。
いつしか親友と思っていた同僚にも、苛まれるようになっていった。
友人は店から逃走するが、熊吉は察してやれなかった自分を責める。
俵屋ではお妙のなき父親が作った薬を復刻。
新しい販路を広げようとしている。
大きな酒問屋、升川屋の跡取り千寿も妹ができて居場所を無くした思いで、家出。
人の成長を語る物語はしみじみとしてて良い。
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新シリーズ 2
恋焦がれたお妙と夫婦になった只次郎。
お花を養女として早数年。
新シリーズでは、幼かったお花と熊吉が、中心となって書かれている。
居酒屋「ぜんや」の常連である、薬問屋「俵屋」に奉公した熊吉。
実の母親から虐待を受け、心に傷を持っていたお花も、お妙と只次郎の養女となり、初めは、遠慮ばかりだったけど、最近は、少し自分の意見も言えるようになってきている。
《荒れもよう》
熊吉は、早い出世を、同僚から妬まれ、事件が起きる。
首謀者は「友」と思っていた、長吉。
それがバレて、長吉は、出奔する。
《花より団子》
お花は、仲良しのおかやと仲違い。
一緒におはぎ作りをする事で、仲直り。
長吉を探して、やつれが酷い熊吉にも、おはぎを食べさせて、励ます。
《茸汁》
長吉が江戸を出たと知れ、ようやく探す事を諦めた熊吉は、商いに精を出そうと決心する。
《身二つ》
お花が、大人の女性となった印を見た。
受け入れられないお花。
同じ日に、妹が生まれた千寿。
廻りの皆んなが、妹を見て、自分の居場所が無いと悩む千寿。
二人は、お銀の家に家出する。
《人の縁》
お妙の亡き父親が作っていた薬「龍気補養丹」を若旦那と共に、商って行く熊吉。
俵屋の旦那や「ぜんや」に集まる人々、そして、只次郎。
全員が心温かく、読後は頗る気持ちが良い。
若旦那と上方行きが決まった熊吉。
若い女性が苦手な若旦那の恋の行方。
次作が待ち遠しい。
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図書館で借りたもの。
早い出世を同僚に妬まれている熊吉。養い子故に色々なことを我慢してしまうお花。様々な試練が2人を襲うが、それでも、温かい料理と人情に励まされ、必死に前を向いて歩き…。
シリーズ2作目。
今回は2人がぐぐっと大人になった巻。
熊吉は子供の頃からの同期に裏切られて成長し、お花には生理(お馬)がきた。
お互いが苦しい時にさりげなく支えあっているのがいいね。
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坂井希久子「萩の餅」、花暦居酒屋ぜんやシリーズ№2、2022.4発行。荒れもよう、花より団子、茸汁、身二つ、人の縁の5話。お花と熊吉の話が多かった今回です。ちょっとテンポがゆるい気がしました。
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居酒屋ぜんやの新シリーズ第2弾。
今回は、いよいよお花と熊吉がダブル主人公として舞台に独り立ちした感がある。
お花はまだちょっと頼りないけれど、熊吉はずいぶん仕事のできる男だったのだなあ〜
お妙はすっかり母親役が板についたような気がする。
只次郎は、今回は鶯のことよりも経営コンサルタントである。
主人公を若手に引き継いだのだから、出番が減るのは仕方ないですね!(笑)
前のシリーズは、常に暗い影がチラついていたけれど、「花暦」は若くて前向きなパワーが感じられます。
どうかすると厄介者だったお銀婆さんが意外とね、人をよく観る人生の先達者みたいになっていた。
『荒れもよう』
寛政十一年文月
若くして手代になった熊吉は先輩や同僚に妬まれて嫌がらせを受けていた。
薬箱の中身を入れ替えるなど、お客さまにも迷惑のかかる事件も発生し、熊吉は犯人を突き止めようとしていた。
江戸に大雹が降った夜、熊吉の奉公する俵屋で事件が起きる。
『花より団子』
中秋の名月も終わった葉月。
千寿が来た時にお花が呼んでくれなかった、とおかやが怒り、母親同士も巻き込む大喧嘩に。
熊吉は仕事の合間に、休憩も食事も取らずに友を探している。
憔悴していく熊吉を、きちんと食べなくてはダメ!と叱るお花であった。
『茸汁(きのこじる)』
神田祭も終わった長月。
茸売りの老人から意外な情報が入る。
遥かな友の行手を案じながら、自分の仕事を頑張ろうと熊吉は決心する。
『身二つ』
神無月。
升川屋のお志乃に第二子の女の子が産まれた日、お花もひとつおとめの階段を上る。
思春期の少女の悩みと恥じらい。
そして、優等生だった千寿が見せる意外な弱さ。
『人の縁』
新薬の営業に苦心する、俵屋の若旦那と熊吉。
商いの基本は、なんと言っても人の縁である。
熊吉、新しい船出か?
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早い出世を同僚に妬まれている熊吉。養い子故に色々なことを我慢してしまうお花。
二人を襲う、様々な試練。それでも、若い二人は温かい料理と人情に励まされ、必死に前を向いて歩きます。
粒餡たっぷりのおはぎ、平茸、初茸、占地、栗茸、松露に網茸と山の幸ふんだんの茸汁、赤貝の漬け込み飯、蒟蒻と鰤のアラ煮──
心をほっと温め、そっと背中を押してくれるような、江戸の色とりどりの料理たちと健気な二人の奮闘に心満たされる人情時代小説、第二弾!
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人見知りで自分の感情を伝えることが苦手なお花ちゃんが、少しずつ成長している…!
只次郎やお妙さんがメインの話がなくて少し寂しいけど、周りの人たちの変化が感じられて面白かった。
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話を読み進めるのはどんどん進み、面白いけど、やっぱりお妙の話を読みたい。お花と熊吉の成長が中心とは分かっているけど、やっぱり当初の主人公が1番気になる。途中でお花の夢でお花に子どもが出来ているシーンがあったけれど、私はその前にお妙さんに子どもが出来て、育ててる様子を読みたい。お花はまだどうでも良い。しかもお花は気持ちよく人に感謝が出来る子どもでも気が利く子どもでもなく不器用だからか、あまり可愛いとも思わない。悪い子ではないし、真っ直ぐなところが良いんだろうけど。お妙を推してる分、お花よりもお妙を知りたい。